点検ブログ

  • 【玄関ポーチ柱の支柱の劣化】2014年12月13日(土)お家の点検2年目(高岡市S邸)

    「木部あらわし」で木の温もり・木肌の美しさが感じられる玄関ポーチ屋根の支柱。雨や太陽に直接さらされていないのですが、劣化現象が少しずつ目立ってきていました。

    [建物前面/東側]

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    日常の玄関の出入では内側しか見ていないせいか、特に何も感じておられなかったご様子。今回の2年目点検がキッカケになって外側からも見ることで気づき・発見となりました。外側は風雨が当たる影響で色合いが薄くなったり黒ずんでいる状態。お客様DIYで刷毛等を使って防水塗装を施して頂くようお願いしました。

    [内側]          [外側]

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  • 【コーナー材の割れ】2014年12月13日(土)お家の点検2年目(高岡市S邸)

    Q 誰かが車でぶつけたのかも?

    A 現状を確認。どのように誰がぶつけたのかは不明ですが、強い衝撃が加わったものと思われます。角の部材は本物のレンガではなく、レンガに似せた発泡スチロール製の部材をビス留め施工されています。本物のレンガと違って重量が非常に軽いので施工がしやすく、現場組み上げではなく工場生産なので品質が標準化されており、仕上がりが均一されて良い部材・製品だと思われます。

    [建物前面/東側]

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    破損している状態を確認。パックリと割れていました。

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    今回はサービスの一環で接着剤とビスの再締めによって一時的に留めました。

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  • 【点検枡】2014年11月21日(金)お家の点検2年目(富山市婦中町M邸)

    [雨水枡]

    雨水枡を検査。雨水が樋を通って雨水枡に入り側溝へと流れる仕組みを紹介。

    [建物前面/北側]

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    お客様にマイナスドライバーで蓋が開けられることを紹介し、定期的なお掃除をお願いしました。お掃除というと見構えてしまいそうですが、蓋を開けて「泥が詰まってないか?」を確認するだけで大丈夫です。

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    [汚水枡]

    [建物左面/西側/洗面脱衣室]

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    お客様にも見て頂いて、白い油脂等が底部に溜まっているのを見つけた時は将来的な詰まり防止のために、早めにホースの水流で洗浄して頂くようお願いしました。

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  • 【クロスの隙間等】2014年11月21日(金)お家の点検2年目(富山市婦中町M邸)

    クロス屋(インテリアシンエイ)さんに同行して頂きました。クロス補修用のコークボンドを充填しています。木造住宅の特徴なのですが、湿度変化による木部の調湿機能(伸縮)に伴って下地ボードが動いて上に貼ってあるクロスが追随することで起こり得る現象となっています。

    [階段踊り場]

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    [コークボンド充填後、指でなぞる/周囲の柄に似せる]

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  • 【笠木の小口がめくれている】2014年11月21日(金)お家の点検2年目(富山市婦中町M邸)

    ボンド固定されているシール状の化粧板の剥がれ現象です。補修ではアロンアルファ・プロ用が使われています。キリやヤスリ等を上手に使って細かな丁寧な作業が施されています。

    [階段口]

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    一般的な剥がれ現象なのかは分かりませんが、起こり得る現象を想定して何らかの対処・予防が必要と思われます。手間はかかりますが・・・(汗)

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    補修後の状態です。お客様も納得されました。

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  • 【タイルのヒビ割れ】2014年11月21日(金)お家の点検2年目(富山市婦中町M邸)

    1年目点検でも指摘があったタイルのヒビ割れ現象です。タイルにテーブルの脚が埋め込まれた・部分的に脚がピッタリ入るように加工されています。デザイン的には素晴らしいですが、タイルの上に脚を置くのでしたら、長方形タイルのまま未加工だったら強度が強いと思いますが、加工してしまうと経年変化等によってヒビ割れは起こり得る現象なのかもしれません。また、床下に床暖房設備があるので、補修が非常に難しいと考えられます。

    [キッチン]

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    お客様は他のタイルのヒビ割れの連鎖・延長を気にされておられるご様子でしたが、タイル同士は目地で切ってあるので、ヒビ割れが連なっていくのは考えにくいと思われます。

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  • 【結露】2014年11月21日(金)お家の点検2年目(富山市婦中町M邸)

    ゴム枠部分には小さなカビが見受けられました。結露していた跡と思われます。床暖房を使われているご家庭では結露は発生しにくい室内環境となっていますが、日常的に加湿器をつけることで室温の低下等によって結露が発生しやすくなる傾向が強くなります。お客様も理解されていました。

    [LDK/東側]

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