点検ブログ

  • 【結露】10月19日(火) 定期点検5年目(砺波市K邸)

    [1階リビング南側]
    ゴム枠部分には小さなカビ(結露跡)が見受けられました。
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    そこで、公の機関が発行している「住まいの管理手帳」の「結露の記事」を取り上げ、「複層ガラスは結露しないのではなく、結露しにくい」ものである事を説明し、日頃の拭き掃除に心掛けて頂くようお願いしました。
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  • 【外壁のコーキング】10月19日(火) 定期点検5年目(砺波市K邸)

    外壁材同士の間に施工されているコーキングについて。太陽の紫外線の影響でコーキングが次第に劣化(弾性が弱くなり硬化)していくことを説明しました。
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    指で押し当てて状態を検査。まだ弾力性が残っており、現時点では特に心配する事も無いと思われます。
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    ラフな絵で外壁材との間に施してあるコーキングを図解しています。また、再度コーキングを打ち直しになる場合は、元のコーキングを取り外す作業が必要です。DIYで上塗りしても効果を得られない事を注意して頂きました。
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  • 【換気システムの機械から水漏れ】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    Q 1階の換気システムの機械から雨水?が漏れる事がある。
    A 現状を確認。これまでの水が漏れてくる現象では、冬場に換気システムを止めている事が原因で、ダクト内に結露が発生して室内に垂れてくるという事例はありましたが・・・
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    換気システムは常時運転されており、結露水が流れてくる事は考えにくいと判断。周辺環境の風向きによって強風時に雨水が入り込む可能性があると思われます。
    [給気口]         [排気口]表面にゴミが付着しています。
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    通常の設計・施工からではお家の間を通る風向きの変化までは読めないのですが、お引渡し当初からの現象であると思われますので、ベンドキャップの形状を現在の標準仕様に取り替えることをお約束。
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  • 【玄関ドアの開閉】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    開閉テストを実施。第2軌道の閉まるスピードが速く、バタンと閉まる状態でした。お客様はこの状態が普通であると思われていました。
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    そこで、第2軌道である「パッタン」と閉まるように、ドライバーでクローザーのつまみを調整。
    このパッタンという軌道があると、指を挟む等のケガをしないようにする防止策になります。今後のお客様によるDIYを考えて、調整方法も合わせて説明しました。
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    また、開閉時に異音が発生していたので、丁番等にCRC(潤滑油)を吹き付けして改善しました。
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  • 【開き戸/リビング】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    リビングドア(開き戸)を開く際に引っ掛かりを発見。扉の下部には密閉させるアイテムが取り付けてありました。「換気扇をつけた時、玄関口からドアの下部を通って風が入ってくる」のを防ぐ為であるそうです。
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    ここで、空気の流れについて。お家の換気システムは室内の全ての空気が循環できるような仕組みで計画されており、意図的に密閉すると空気の流れが止まってしまいますが・・・。
    でも、生活していて冬場の冷気が入ってくるのって、やっぱりイヤですよね・・・(汗)
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  • 【クロス/2階サンルーム】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    コーナー部分にクロスのよじれを発見。
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    下地材の動き(季節や季候の変化による湿度の増減)が垂直の2面で異なっているので、ビニール製のクロスがよじれを起こしている状態です。このままでも良いのですが、さらに湿度により下地材が動くと元に戻らなくなる可能性もあります。
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    今後はお客様ご自身でDIYにより行なう事になるのですが、方法としてはコーナー部分にカッターで切れ目(既存のコーキングを取る)を入れて、コークボンドをクロスの裏側に注入、そしてローラーで水平にさせ、最後は切れ目にコークボンドを充填します。

  • 【フロアの凹み補修】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    Q 床についた凹み(玩具を落とした)の補修方法は?
    A ホームセンターでは様々な補修材が販売されていますが、キズの場合はクレヨンが良いと思われます。凹みの場合は樹脂で埋める方法が一般的で、プロである補修屋さんがよく使っているそうです。
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    補修屋さんが補修すると、特殊な筆で木目まで描いてくれます。その代わり工賃が時間単価で計算するので、とても割高になってしまいます。

  • 【玄関ドアの開閉】10月14日(木) 定期点検2年目(富山市S邸)

    定期点検の返信葉書に「玄関ドアの開閉」というコメントがありました。そこで、開閉テストを実施。「パッタン」とゆっくり閉まらない(第2軌道が無い)状態でした。そこで、お客様も状態を一緒に見ておられたので、「どの箇所を調整するのか?」を指差し確認しながら、ドライバーでドアクローザーのツマミを数ミリ調整しました。
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    調整のあと、第2軌道がある閉まり方になって状態が改善されました。ドアの閉まり方で第2軌道があるのは「ドアの閉まる勢いで指を挟めないように」する役割があります。
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