点検ブログ

  • 【玄関ドアの開閉】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    開閉テストを実施。第2軌道の閉まるスピードが速く、バタンと閉まる状態でした。お客様はこの状態が普通であると思われていました。
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    そこで、第2軌道である「パッタン」と閉まるように、ドライバーでクローザーのつまみを調整。
    このパッタンという軌道があると、指を挟む等のケガをしないようにする防止策になります。今後のお客様によるDIYを考えて、調整方法も合わせて説明しました。
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    また、開閉時に異音が発生していたので、丁番等にCRC(潤滑油)を吹き付けして改善しました。
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  • 【開き戸/リビング】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    リビングドア(開き戸)を開く際に引っ掛かりを発見。扉の下部には密閉させるアイテムが取り付けてありました。「換気扇をつけた時、玄関口からドアの下部を通って風が入ってくる」のを防ぐ為であるそうです。
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    ここで、空気の流れについて。お家の換気システムは室内の全ての空気が循環できるような仕組みで計画されており、意図的に密閉すると空気の流れが止まってしまいますが・・・。
    でも、生活していて冬場の冷気が入ってくるのって、やっぱりイヤですよね・・・(汗)
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  • 【クロス/2階サンルーム】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    コーナー部分にクロスのよじれを発見。
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    下地材の動き(季節や季候の変化による湿度の増減)が垂直の2面で異なっているので、ビニール製のクロスがよじれを起こしている状態です。このままでも良いのですが、さらに湿度により下地材が動くと元に戻らなくなる可能性もあります。
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    今後はお客様ご自身でDIYにより行なう事になるのですが、方法としてはコーナー部分にカッターで切れ目(既存のコーキングを取る)を入れて、コークボンドをクロスの裏側に注入、そしてローラーで水平にさせ、最後は切れ目にコークボンドを充填します。

  • 【フロアの凹み補修】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    Q 床についた凹み(玩具を落とした)の補修方法は?
    A ホームセンターでは様々な補修材が販売されていますが、キズの場合はクレヨンが良いと思われます。凹みの場合は樹脂で埋める方法が一般的で、プロである補修屋さんがよく使っているそうです。
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    補修屋さんが補修すると、特殊な筆で木目まで描いてくれます。その代わり工賃が時間単価で計算するので、とても割高になってしまいます。

  • 【玄関ドアの開閉】10月14日(木) 定期点検2年目(富山市S邸)

    定期点検の返信葉書に「玄関ドアの開閉」というコメントがありました。そこで、開閉テストを実施。「パッタン」とゆっくり閉まらない(第2軌道が無い)状態でした。そこで、お客様も状態を一緒に見ておられたので、「どの箇所を調整するのか?」を指差し確認しながら、ドライバーでドアクローザーのツマミを数ミリ調整しました。
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    調整のあと、第2軌道がある閉まり方になって状態が改善されました。ドアの閉まり方で第2軌道があるのは「ドアの閉まる勢いで指を挟めないように」する役割があります。
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  • 【開き戸の動き】10月14日(木) 定期点検2年目(富山市S邸)

    「玄関ドアの開閉のたびに室内ドアが動く」と返信葉書に書いてありました。玄関ドアの開閉に伴なう室内の空気圧(空気の動き)が原因と思われます。室内ドアの動きについては、日常の使用頻度や使い勝手等でドアと枠の間に隙間(扉が少し下がる)が発生し、この部分から空気が流れることでドアが振動すると思われます。
    [2階居室]        [玄関ドア]
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    ドライバーで上下の丁番を調整し、扉を元の正常な位置へと改善。
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    ラッチの部分も微調整。
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    ここで、今後のメンテナンス(DIY)を考えて、お客様へ開き戸の調整方法を実演。
    [丁番を調整できる位置]  [丁番を調整することによる扉の動き方]
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    [ドアノブとラッチの動き] [ラッチ受け]
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    [扉を上下に動かせる丁番]
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    右手でドライバーを使って丁番のビスを回しながら、左手の指先感覚で扉の上下の微妙な動きを察知しています。
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  • 【開き戸/リビングドア】10月14日(木) 定期点検2年目(富山市S邸)

    開閉テストでは途中で引っ掛かりがありました。当初はカーペットによる摩擦かと思われたのですが、カーペットをずらして検査しても同じ箇所で引っ掛かりでした。
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    成瀬が持っている台紙を挟んで隙間を目分量で測ってみたところ、床とドアの戸先との間隔は扉の開く角度が大きくなるにつれて狭くなっている状態。原因を調査したところ、マグネット式のドアストッパーが下がっていることが判明。
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    後日、違うタイプのマグネット式のドアストッパーを交換する事をお約束。
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    ストッパーの底部が床に擦れており、床にキズがついている状態でした。使い勝手や使用頻度等でドア内部のガラスの重みで下がったものと思われます。
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  • 【床の変色】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 床の変色を防ぐ方法はあるのか?
    A 現状を確認。サッシ側から数センチの部分が太陽の紫外線の影響で、色合いが薄くなっていました。
    対策としては、紫外線カットのカーテンに変えたり、ガラスにフィルムを貼ったり等々、様々な方法があるそうですね。
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    カーテンの繊維素材によっても紫外線による影響は色々あるようです。
    綿やウール、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、アクリル(糸)、ポリプロピレン等があり、生地がボロボロになる脆化(ぜいか)、変色、色あせがあるそうですね。ふと、自分の家のカーテンと現象を重ねてみたりもしました(汗)
    (カーテンの寿命/http://info.toli.co.jp/faq/curtain/select/000047.html/東リ)

  • 【外壁の藻】9月17日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    北側玄関のポーチ柱に藻が発生していました。高圧洗浄機で洗い落とせますが、水圧が強すぎると塗膜が剥がれてしまうこともありますので、「塗面との距離」を確認(感覚的ですが)しながら、お掃除して頂くようお願いしました。
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    塗面の防水塗膜が年月の経過(紫外線の影響等)とともに劣化(経年変化)して含水率が高くなり、藻が発生しやすい環境になっていること、また、周辺環境(立地条件)や外構が土の場合は地表からの水分の蒸発が遅いこと(北側で日当りが悪い等)も原因と思われます。