【引き戸の開閉】7月12日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸) 2010.07.12 Q 開閉の途中で引っ掛かりがある。A 現状を確認。開閉の際に少しの引っ掛かりが感じられました。季節や天候等の湿度変化で鴨居や敷居の湾曲(上下幅の伸縮)が原因と思われます。また、開けにくくなる事例では、リビングと和室を仕切っている引き戸が湿度差の影響で「反る」現象もあり、重なり合う引き戸同士が互いに擦れることもあります。 現時点(今の季候)を基準にして建具を削ると、季節や天候が変わり、湿度変化によって滑り過ぎて勢いよく閉まる現象も想定されますので、今回は様子を見る事になりました。
【クロス】7月12日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸) 2010.07.12 Q クロスのヨレがある。A 現状を確認。2階階段口の一面に貼ってある壁クロス。下地にはボードが入っており、ジョイント部分が浮き出ているものと思われます。下地材の伸縮でクロスの経年変化(伸縮率の低下)で下地材の動きに追随しにくくなっていることが原因と思われます。 2年目点検でも少しですが、盛り上がりが気になる状態でした。 また、2階のロフトではクロス同士の間に隙間が発生していました。これらの現象は湿度変化による(工法にも左右されますが)下地材の伸縮が原因で起こり得る現象となります。ホームセンターで販売されているコークボンドを購入してDIYで充填して頂くようお願いしました。
【床材の隙間】7月12日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸) 2010.07.12 洗面脱衣室のフロアの様子。床材同士の間が少し黒くなっていました。足拭きマットの湿り気が床の間にしみ込んでいたものと思われます。
【敷居すべりの浮き】7月12日(月) 定期点検1年目(富山市A邸) 2010.07.12 A様「和室の押入れの敷居すべりが浮いています。」 「今から、ボンドで接着します。」点検時に補修できる箇所はできるだけその場で直すようにしています。
【クロスの開き】7月2日(金) 定期点検1年目(富山市T邸) 2010.07.02 T様「鴨居の上のクロスに隙間が開いてきている。」「建ててから2年間ぐらいは、木の伸縮(室内湿度変化による)で、クロスの切れや隙間がでることがあるので、2年目点検時にまとめて補修します。」
【ガス給湯器の跡】6月21日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町D邸) 2010.06.21 お客様はお引渡し以降にオール電化にされました。弊社からご提案できれば良かったのですが、残念です(泣) これはガス給湯器を取り外した跡。よく見ると完全にふさがっていない箇所が発見されました。このままの状態だと雨漏れの原因にもなりますので、今後を考えて弊社にてコーキング処置をさせて頂く事にしました。
【ダクトカバーの下がり】6月21日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町D邸) 2010.06.21 エアコンのダクトカバー(紫外線や虫の侵入等を防ぐ)が下がっているのを発見。手で押し上げて隙間をふさぎました。季節の気温変化で膨張したものと思われます。
【外壁の藻】6月21日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町D邸) 2010.06.21 お家の前面(北側)に藻が発生しているのを発見。外壁が白色のせいか、少し目立っていました。北側の場合、日当りが悪い事で外構に溜まった雨水の蒸発が遅く、周囲の湿度が高くなってしまう事、外壁の塗膜が経年変化で劣化する事による含水率の増加等が原因と思われます。 高所なので、お掃除には足場を使うことも考えられます。高圧水流で早めに取って頂くようお願いしました。
【突っ張り棒】6月21日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町D邸) 2010.06.21 「以前に突っ張り棒の水平圧力と上に載せる荷物の重さのバランスが悪く、突っ張り棒が落下した」とお客様。その際に付いた傷との事でした。 突っ張り棒は壁に穴を開けないで、手軽に使えるのが特徴です。これまでの点検現場でも収納場所の確保や危険防止(お子様)のゲートでも活躍しています。壁と壁の間の距離がある程度狭ければ、空間を有効に使えるアイテムですが、荷物の重さによる「クロスの破れ」、長期間設置することによる「クロスへの跡」も起こり得る事例だと思われます。