点検ブログ

  • 【石板の汚れ】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市O邸)

    Q 石板に汚れがある。掃除してみたが、なかなか取れなかった。これは何か?
    A 現状を確認。何かの汚れが付着していると思われます。
    (before)
    03_O_石板の汚れ_0103_O_石板の汚れ_02

    そこで、お客様と一緒に洗剤(名前は忘れちゃいました・恥)を使って落としてみる事になりました。
    03_O_石板の汚れ_0303_O_石板の汚れ_04

    見事に改善☆お客様もびっくりです♪
    (after)
    03_O_石板の汚れ_0503_O_石板の汚れ_06

  • 【玄関ドアのロック】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市O邸)

    Q 鍵が掛かりにくいことがある。
    A 現状を確認。鍵と内部構造との噛み合わせに摩擦が生じているものと思われます。そこで今回は、鉛筆の芯で擦るのではなく、市販されている鍵穴用のスプレー型のパウダーで滑りを良くする事にしました。
    04_O_玄関ドアのロック_0104_O_玄関ドアのロック_02

    お客様へ鍵の掛かり具合を確認。鍵の通りが滑らかになり、OKの返事を頂きました。
    04_O_玄関ドアのロック_03

    ノブとロックの状態を確認。滑りを良くする為に、今度はスプレー型の潤滑油を使って調整しました。
    04_O_玄関ドアのロック_0404_O_玄関ドアのロック_05

  • 【玄関ドアの開閉】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市O邸)

    丁番と開閉を調整している時にドアストッパーが無いのを確認。
    05_O_玄関ドアの開閉_0105_O_玄関ドアの開閉_02

    周辺を良く見るとノブが外壁に当たって、凹んでいる状態でした。
    05_O_玄関ドアの開閉_0305_O_玄関ドアの開閉_04

    この状態を改善する為に、ドアストッパーを取り付ける事を提案。具体的な取り付け箇所とイメージをお客様に確認して頂きました。後日、取り付ける事をお約束。
    05_O_玄関ドアの開閉_0505_O_玄関ドアの開閉_06

  • 【玄関ドアの塗装】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市O邸)

    太陽の紫外線や風雨等の厳しい自然環境にさらされている玄関ドア。表面が木製である為、DIYでの定期的な防水塗装等が必要です。塗膜効果が薄れてくると、ドアの底部から水が浸入(木部が水を吸収)し、色落ちやカビの発生原因にもなってしまいます。
    そこで、お客様にメンテナンスをお勧めしましたが、協議の結果、玄関ドアは家の顔であり、やはりプロに任せたほうが良いとの結論になりました。後日、見積書を提示する事をお約束。
    06_O_玄関ドアの塗装_0106_O_玄関ドアの塗装_02

    表面には、斑点状のカビが発生していました。
    06_O_玄関ドアの塗装_0306_O_玄関ドアの塗装_04

    ドアの内側の色をお客様にお見せして、元の鮮やかな色合いと比較して頂きました。
    表面に木目調の単板(※2)が貼られている構造の木製ドア。この状態のまま何もしなかった場合、表面上、腐食して見えるようになりますが、単板だけであり、ドア全体が腐食するわけではありません。
    06_O_玄関ドアの塗装_0506_O_玄関ドアの塗装_06

    ※2 化粧用では、厚さは0.1mmから2mm程度の物が多く、使用される樹種には質感や木目、色調が美しい等で選ばれ、代表的な物として日本産材では、ケヤキやナラ、キリ、ヒノキ、スギ等々があるそうです。

  • 【引き戸の隙間】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市O邸)

    Q 隙間が開いている。ほら!隙間から光が差し込んでる。
    A 現状を確認。引き戸の向こう側は洗濯物が干してあるスペースになっています。室内湿度の変化で木製の建具が伸縮しますが、この建具はそれを想定して簡単に対応・調整できる仕組みになっています。
    08_O_引き戸_01

    ドライバーで調整ビス(引き戸の端の下部にある丸い箇所)を回し、現状を改善。
    08_O_引き戸_0208_O_引き戸_03

  • 【開き戸】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市O邸)

    Q ドアの底部が床を擦っている感じがする。
    A 現状を確認。ドアの内部にガラスが入っている仕様です。丁番を調整し、ドアの傾きを改善。
    09_O_開き戸_0109_O_開き戸_02

    お客様へドアの構造や調整方法、そして使用頻度や使い勝手等でガラスが入っている仕様の場合、重みで底部が床に擦れる事もあると説明し、お客様はご納得。
    09_O_開き戸_0309_O_開き戸_04

  • 【トイレの床】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    床材は無垢の単層フローリングで木製。木製の場合は、耐水性のあるワックスが有効です。便器は梅雨頃から夏場にかけても(冬もそうですが)結露しやすく、結露水が便器底部と床の間に溜まり、床が黒ずむ事例がある事をお伝えすると、お客様はニッコリと聞いておられました。
    08_Y_トイレ_0108_Y_トイレ_02

    また、換気扇の役割は、臭いを排出すると同時に水蒸気(湿気)も外に出し、湿気対策にもなります。

  • 【開き戸】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    Q ノブが戻らなくなる時がある。
    A 現状を確認。内部のバネの構造が経年変化(使用頻度や使い勝手等)によって、磨耗していると思われます。ノブが正常に戻らなくても、きちんと戻す事が大事。バネが伸びた(ノブを引いた)状態のままにすると戻らなくなってしまう事もあります。
    09_Y_開き戸_0109_Y_開き戸_02

    戻らない場合、交換が必要となりますが、交換費用を考えると使えるうちは使ったほうが良いですね☆
    なお、費用は、ノブを2基変える必要があり、約1万円になります。
    09_Y_開き戸_03

    Q 季節によって、ドアが引っ掛かる時がある。今は大丈夫であるが・・・
    A 現状を確認。お洒落な輸入ドアです。内部にガラスが入っている仕様の場合、重みでドアの底部が下がってくる事例です。戸先と床とが擦れると考えられる位置を調査。
    09_Y_開き戸_0409_Y_開き戸_05

    今は乾燥気味の気候。木部に含まれる水分が放出される事でやや縮んでいる時期。底部を目視すると床との間がほとんどない状態でもありました。
    09_Y_開き戸_06

    床は無垢のフローリング。無垢材の特徴として、自然な色合いや感触が魅力的ですが、室内の湿度変化によって伸縮を繰り返し、隙間等が発生します。
    施工では、伸縮を考えて床材の間隔は葉書1枚程度の広さを取っていますが、それぞれの床材ごとに性質も少し違っています。双方が膨張した場合、少し床が浮き上がる事もあります。
    09_Y_開き戸_0709_Y_開き戸_08

    このドアは3次元丁番のように前後に動かせるタイプではなく、2次元丁番ですので、上下にのみ調整が可能となっています。現状を改善すべく丁番のビスの増し締めを実施。
    今後はDIYでも直せるよう、今回の現象の仕組みと対処方法を丁寧にお伝えしました。
    09_Y_開き戸_0909_Y_開き戸_10

    09_Y_開き戸_1109_Y_開き戸_12

    左が戸先の部分、右が軸の部分です。

  • 【襖の穴】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    Q 子供のイタズラで襖に穴を開けてしまった。何とか直す方法はあるものか?
    A 現状を確認。この柄は異なった紙クロスの柄を貼り合わせた仕様となっています。部分的に直すとしても、素材が紙の場合は難しさもあり、目立ってしまうこともあります。
    10_Y_襖の穴_0110_Y_襖の穴_02

    また、貼り替える場合、クロスの周期を考えると同様の柄は廃番になっている可能性があり、在庫が少ない為に片方だけを替えてもバランスが悪くなります。費用を考えた場合、もう少しキズが増えて、全面貼り替えの時まで待ったほうが良いと思われます。