点検ブログ

  • 【クロスのシミ?】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    Q 黄色いシミが浮き出ている。
    A 現状を確認。
    [飾り棚/玄関口]
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    デジカメの撮り方が悪くて見えにくいかもしれませんが・・・(汗)
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    [飾り棚/リビング]
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    [飾り棚/キッチン]
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    消しゴムで消せる事例があるので、消しゴムで消せるかどうかを試してみましたが、黄色いシミは取れませんでした。この飾り棚の内側の曲面には「曲げベニヤ」が使われており、このベニヤ(※)からクロスに樹脂のアクがシミ出てきたものと思われます。後日、クロスやベニヤを貼り替えする事をお約束。
    ※ ベニヤとは・・・天然の木材を薄く剥いで接着剤を重ねたもの。
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    また、実際に「消しゴムで消える事例」を見つけて、お客様の前で消せる様子を確認して頂きました。
    [玄関口]
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    ビニール製のクロスは水に強いので、濡れ拭きタオルでお掃除したり、中性洗剤やホームセンターで販売されているスプレー剤で吹き付けて汚れを落としたり等々、お手入れは手軽にできます。でも、汚れが落ちないからって言ってシンナーとか除光液は使わないようにしてくださいね。クロスの生地が傷む原因になります。

  • 【シャワーのフック(引っ掛け部材)が緩い】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    Q シャワーのフック(引っ掛け部材)が緩くなっている。
    A 現状を確認。
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    まずは針金でビスカバーを外して、ドライバーでビスを回してみましたが、反対側(ビスの受け側)で効いていないような感じがしました。止め具の下地材が無いようにも思われたので、後日、メーカーに問い合せて対処することをお約束。
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    お客様に今回の検査方法とメーカーへの依頼事項について、ジェスチャーを交えて説明しました。
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  • 【開き戸の隙間】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    開き戸の上部に隙間が開いているのを発見。ドアの隙間は「木部の伸縮に対応した、調整する際の遊びの部分」、「室内の空気を室外へ排気する」という意味があります。
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    開閉には何の支障も無かったのですが、隙間が縮まるように扉の傾きを補正することにしました。丁番のビスの位置にはそれぞれに役割があります。丁番の固定を締めたり緩めたり、傾き・奥行き等を補正したり、等々の説明をしながら調整しました。
    (このドライバーには特殊な機能があるようです。右手でツマミを回している様子が分かりますか?)
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    これは扉を少し持ち上げた状態・・・と言っても、見た目では扉の底部と床との間隔はそれほど変わらないように感じます・・・(汗)
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  • 【開き戸の引っ掛かり】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    [2階書斎]
    Q 開閉の際に扉の右上(ホールから見た場合)がドア枠に引っ掛かる。
    A 現状を確認。
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    扉の傾きや奥行きが少し下がる?ように丁番を補正して現状を改善。
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    [2階洋室]
    Q 閉じる際に扉の左上(室内側から見た場合)がドア枠に引っ掛かる。
    A 現状を確認。
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    丁番の固定を緩めるビスを回した後、丁番を微調整して扉の傾きを補正。その後は丁番を固定するビスを締め直して終了です。
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    最後に開閉テストを実施。改善完了です。
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  • 【引き戸の引っ掛かり】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    Q 引き戸の開閉の際に少し重たい感じがする。
    A 現状を確認。サンルームと2階ホールを仕切っている引き戸です。引き戸を閉めていることで二つの部屋(空間)で湿度差が発生して、少し反った状態になったものと思われます。サンルームでは洗濯物を乾かすことで水蒸気量が増加して湿度が高くなる傾向があります。
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    まずは向かって左側の扉の上下にある台車のツマミを回して、桟との間がスムーズになるように補正。
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    補正後、開閉の状態を確認。まだ少し引っ掛かりがあったので、次に向かって左右の台車ツマミを調整。
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    最後にお客様に開閉の状態を見て頂き、OKサイン(゚∇^d) グッ!!が出たので改善完了です。
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  • 【結露】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    結露跡を調査。結露跡に発生する小さなカビは見受けられませんでした。
    [リビング]
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    暖房器具はエアコンです。冬場はご家族の健康を考えて加湿器を点けておられたご様子。湿度調節では湿度計も見ながら対処されていたそうですね。
    [エアコン]        [空気清浄機/加湿器は現在収納されています]
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  • 【サッシについて】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    サッシの水密性について。雨水の浸入は降雨量よりも風圧力に関係しているそうです。雨水浸入の判断基準では、「サッシ枠を越えて室内に入ってくることであって、サッシ下枠に水が溜まることは室内への浸入とはならない」と書かれています。
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    ちなみに・・
           W-2等級 ・・・240mm/hの降雨で、風速16m/secの風が吹いても雨水浸入しない。
           W-3等級 ・・・240mm/hの降雨で、風速20m/secの風が吹いても雨水浸入しない。
    (アルミサッシの水密性能/http://www.uenishial.com/pro/seinou/suimitu/suimitu00.php)
    (水密性/http://buildingsash.net/tech/pdf/STB0235ASIRYO_03.pdf#search=’W-等級 加圧圧力’)

  • 【雨垂れ確認】2012年5月12日(土)お家の点検1年目(富山市I邸)

    雨垂れ跡を確認。雨や太陽の紫外線の当たり方(お家の向きや軒の出等々)によっても雨垂れ跡は違ってきます。ベンドキャップやサッシ枠に施してある防水コーキングの経年変化等が雨垂れの原因と思われます。お客様宅のサッシの斜め下には雨垂れ防止アイテムが取り付けてあります。分かりますか?
    [建物正面/西側]
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    [建物左面/北側]
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    [建物後面/東側]
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    こうやって様々な点検現場での傾向を見ていると、雨垂れ防止機能付きのベンドキャップ(取り付け位置にも関係)や軒の出の長さ、雨垂れ防止アイテムの取り付け等によって、黒い雨垂れ現象がある程度防げると思われます。

  • 【玄関ドアのストッパー】2012年5月12日(土)お家の点検1年目(富山市I邸)

    玄関ドアの開閉軌道上には床に設置するドアストッパーが無い代わりに、取っ手の先端が当たる外壁にクリアバンパー(涙目)が取り付けてありました。丸く透明なアイテム、分かりますか?
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    間取りの都合もあると思いますが、玄関ドアを閉めた際に床タイルから突き出たドアストッパーが目立たないのでスッキリしています。
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