点検ブログ

  • 【壁の下地】11月17日(月) 定期点検5年目(富山市K邸)

    Q この壁にフックを付けたいが・・・
    A 現状を確認。この壁には床から30cm刻みに下地が入っているので、その部分にビスで留めて頂ければ良いとご提案。
    「下地はどこにあるのか?」の質問では、「下地探し」という商品をお勧め。壁に細い針状の穴を開けて壁の下に隠れている木下地を探せるという代物。ホームセンターでも販売されています。
    でも、小さな針の穴が壁に開いてしまうので、壁の隅のほうで試されれば良いと思われます。
    (参考/2008年10月21日富山市S邸2年目点検、リビングのカーテン)
    07_K_壁の下地_01

  • 【壁クロス】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    Q クロスと巾木の間に隙間がある。
    A 現状を確認。クロスの保証は2年目点検までは無償で対応させて頂いております。後日、全てのお部屋の隙間等をコークボンドで目立たないように補修する事をお約束。
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    2年目以降のクロスの補修等はお客様がDIYで施す事になります。隙間が見える事で隙間風は入ってきませんが、見映えで気になる箇所と思われます。その際は、ホームセンター等で販売されているコークボンドを使って補修する事になるとお願いしました。
    (参考/2008年8月28日富山市A邸2年目点検、クロス)

    また、室内のホコリについて。目には見えにくいですが、ホコリが壁にも付着するようですね。これを長年放置しておくとホコリ焼け(※2)等が発生する事もあります。お掃除方法では、年に1回程度、タワシに固く絞ったタオルを2枚程度巻きつけて、壁の凹凸に対して円を描くようにお掃除して頂く事をお勧め。
    (参考/2008年10月20日富山市Y邸5年目点検、壁クロス)
    12_Y_壁クロス_03

    ※2 ホコリには、屋外から飛んでくる「土ホコリ」と布団やカーテン、衣類等の「綿ホコリ」の2種類があるそうです。
    特徴としては、「そのままではベッタリとくっ付かず、空気の動きに合わせて移動し、飛び散りやすい」という性質で、「ホコリ」単体では、「簡単な汚れ」で掃除機や乾拭き・水拭きで対処できますが、「油や水垢」とくっ付いた時に「ヘドロ状、粘土状」等々に変化するようですね。特に「油との結合」では、「食用油(キッチンでの調理)」等々との関係がありますが、コンロや換気扇廻りという局所だけでなく、ミスト状に家中に飛散しているそうです。
    そうして、壁に付いているホコリと結合し、太陽光や蛍光灯等からの紫外線で変色するようです。
    (参考/「酢」と「重曹」で大掃除)
    (http://allabout.co.jp/contents/eco_word_c/sumai/CU20021102A/index2/)

  • 【リビングのカーテン】10月21日(火) 定期点検2年目(富山市S邸)

    カーテンレールのちょっと上の壁クロスが剥がれていました。
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    Q このクロスのキズはどうされたのですか?
    A 最初は、私自身で木製のカーテンレールを取り付けていたが、重みに耐え切れず、落ちてしまった。

    お客様は応急処置として、はめ込み式のカーテンレールを代用しておられ、設置の高さが少し下がったせいで、カーテンの裾が床に付いてしまい、何とかしたいとお困りのご様子。
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    Q 重みで落ちたということは、壁の向こう側に下地材である木が入っていないの?
    と点検スタッフ一同、不安な気持ちに包まれましたが・・・。

    ここで、壁に下地材が入っているかを針(※1)で検査すると、確かに入っていました。単にお客様が打ったビスが短かった為に下地材へ届いていなかったようですね。

    そこで、剥がれてしまったクロスを元に戻すことは難しいので、剥がれた箇所に10cm程度の板を貼って、その上に木製のカーテンレールを取り付ける事をご提案。
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    後で聞いたのですが、取り付け方をご存知なかったようで、必要な部品を捨ててしまわれていたそうです。私も素人ですので、とっても良い勉強になりました☆

    ※1 下地探しには、プッシュ式のアイテムが一般的に使われています。
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    壁面に対して垂直に当てて押します。木下地がある場所では針が下地材に当たり、奥まで入りません。下地が無い場所では針の手応えが無く、奥まで入っていきます。

  • 【クロス】10月21日(火) 定期点検5年目(砺波市N邸)

    ほとんどが綺麗(切れや隙間等が無い)な状態でしたが、数箇所に室内湿度の変化による隙間等を発見。
    クロス補修の保証は2年で切れていますが、もし気になるようでしたら、専門業者による室内全ての点検・補修をお勧めしました。後日、見積書を提示する事をお約束。
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    コーナーは木材同士が接する部分。下地材である木材(木材ごとによって伸縮率が多少違う)の双方が湿度の変化で伸縮する事により、上に貼ってあるビニール製のクロスが変化を起こし、隙間が発生すると言うことです。
    09_N_クロス_03

    そこで、コーナー部分にはカッターで予め切れ目を入れておき、よじれないようにする施工上の工夫があるようですね。

  • 【壁クロス】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    Q 壁クロス(ビニール製)のお掃除はされていますか?
    A 家にはタバコを吸う者がいないので、キレイでしょ?(笑)

    目には見えにくいホコリ。ホコリ(※3)は付いたままにすると、ホコリ焼け(脱色)が起きたり、黄ばんだりしてきます。これが次第にしみ込んで落ちにくい汚れに変化するので、年に1回は乾拭きの後、固く絞ったタオル等でお掃除したほうがより長持ちします。
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    木の風合いのある、オシャレなスイッチカバー。お客様のセンスが光ってます☆
    白い壁に白系のカバーが標準だと思いますが、ネット上では個性ある様々なカバーが販売されています。
    カバーを変えるだけでお部屋の雰囲気が大きく違って見えますね♪とっても参考になります☆

    ※3 ホコリは、風や衣服に付いて室内に入ったり、布団の綿ボコリ等、様々で一般的にハウスダストと言われており、アレルギー反応を引き起こす場合もあります。
    室内にホコリが多いと人の動きやエアコンの送風、冬の暖かい空気とともに舞い上がり、家具や照明器具、天井や壁にも付着します。
    クロス(ビニール製)の表面には凸凹がある為、ハタキや掃除機で吸い取ったり、ブラシやタワシに固く絞ったタオルを二重ぐらいにかぶせて、円を描くように擦ると汚れ落としと拭き取りが同時に出来て、効率が良いそうです。
    (プライムクリーンサービスより抜粋/http://prime-c.com/jyohou/jyo-kabe/index.htm)

  • 【クロス】10月15日(水) 定期点検5年目(富山市A邸)

    壁クロスの切れとヨレが一箇所ずつ見られましたが、その他は特に問題ありませんでした。下地の木材も5年が経過すると湿度変化による大きな伸縮も落ち着いたようですね。見栄えとかを気になるようでしたら、市販されているコークボンドで目立たなくする方法が良いかと思われます。
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    建てられた時期は、このような塗り壁調のクロスが流行りましたね。 
    Q 今はどんな柄が流行っているのですか?
    A 家具等がデザイン性の高いものが増えた分、クロスはシンプルな柄を選ばれる方が増えています。

  • 【クロス】9月22日(月) 定期点検5年目(砺波市M邸)

    室内のほとんどのクロスが綺麗な状態でした。脱衣室のコーナーに隙間を発見。コークボンドによるクロスの隙間等の補修保証はお引渡し後の2年間。今回は、ホームセンターで販売されているコークボンドを使ってDIYで補修する事をお願いしました。
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  • 【クロスの糊】9月10日(水) 定期点検2年目(富山市S邸)

    壁クロスを貼った時の糊が白く浮き出ていました。この現象は、お引渡し時には発見が難しく、月日の経過とともに発生してきます。宿泊されるお客様に対して、印象が悪くなってしまう事もあるので、布で乾拭きして頂くようにお願いしました。
    また、水拭きしてしまうと乾いた糊が湿気を帯び、再接着(透明化)してしまうので注意が必要ですね。
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