点検ブログ

  • 【タイルのヒビ割れ】2014年5月17日(土)お家の点検5年目(滑川市O邸)

    Q 2年目点検時にも確認・依頼したと思うが、まだ直されていない。

    A 現状を確認。当時の担当者の不手際で放置されていたものと思われます。お客様に丁重に謝罪しながら、5年目点検後のフォローで汚名返上・名誉挽回します。

    [建物正面/西側]

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     ヒビ割れした箇所を取り外して同じ品番のタイルを探すことになりました。養生テープを貼って雨水が中にしみ込まないように配慮。

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     施工方法について。正方形のタイルの一部を削って(切り取り)加工することは仕上がりが美しいのですが、経年変化・耐久性を考えると強度を弱くする原因にもなります。目地を入れたり、施工方法を工夫する等で荷重を逃がすことも必要かと思われますが、実際には難しいんでしょうね・・・。

  • 【基礎化粧用モルタルのヒビ割れ】2014年5月17日(土)お家の点検5年目(滑川市O邸)

    ヒビ割れの周囲の色が少し違っていました。目立たないように補修した跡と思われます。

    [建物右面/南側]

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     ヒビ割れが他の箇所でもありました。構造上の問題は特に無いことをお知らせして、補修しても補修後の跡が目立つ事例もあるので、この状態のままで見て頂くようお願い・理解して頂きました。

    [建物左面/北側]

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  • 【屋根点検】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    屋根点検を実施。お客様も屋根の状態を気にかけておられたご様子。点検スタッフの後から長ハシゴをのぼってこられました。

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     コロニアルの1枚にヒビが入っているのを発見。応急処置としてお客様の目の前でシーリング剤を充填。

    屋根は遠目でしか見えないので、周囲に養生テープを貼らない・仕上げの美しさを度外視するのをお客様に了解して頂き補修しました。ありがとうございます。

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     シーリング剤による補修跡です。今回はあくまでも応急処置なので、取替えをご希望される場合は後日連絡して頂くようお願いしました。

    [望遠による撮影]     [近くから撮影]

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  • 【外壁材の割れ】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 外壁材が割れてきた。

    A 現状を確認。L型に加工された外壁材に目地を入れていなかった施工方法・納め方によるものと思われます。目地を入れることで外壁材に建物内外から加わる力を逃がす(シーリング剤の弾性を利用)ように施工すればヒビ割れ現象を回避できたのかもしれません。

    [建物正面/南側/リビング]

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     そこでヒビ割れ部分を補修することになりました。

    まずはドライバーの先端でシーリング剤が充填しやすいようにヒビ割れ箇所をVカット・削ります。この外壁材は窯業系となっています。

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     ヒビ割れ箇所への補修跡がキレイに仕上がるように養生テープを周りに貼っています。

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     今回はお客様からシーリング剤をお借りしてヒビ割れ箇所に充填しました。

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     金ヘラでシーリング剤を均等に均して補修完了。乾くのを見計らって養生テープを剥がして頂くようお願いしました。

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  • 【シーリングの経年変化等】2014年5月15日(木)お家の点検10年目(射水市N邸)

    現状を確認。外壁材の目地(継ぎ目/ジョイント)の部分に施してある弾性シーリング剤が劣化・変色して目立っていました。前回の5年目点検の時にお客様へ「外壁の塗料」をお渡ししており、脚立にのぼってDIYで塗っておられた形跡が見受けられました。

    [建物左面/南側]

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     シーリング剤が劣化・硬化・ヒビ割れが発生して仮に雨水が進入しても内部には防水シートが施されているので、直接的な雨漏りの原因にはならないと思われます。ここで一般的な改装(築後10~15年)の事例を紹介。強制的ではありませんが、将来的に起こり得る現象も合わせて説明。

    [建物正面/東側]

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  • 【シーリングの経年変化等】2014年5月10日(土)お家の点検5年目(富山市K邸)

    シーリング剤の経年変化等の現状を確認。シーリング剤にはゴムのように弾力性があるので、外壁材の動き(湿度変化等による下地材の動きに追随)に伸び縮みしながら隙間が開かないようにしており、雨水の進入を防ぐ役割があります。建物の立地条件等(街中や周囲に何も無いの違い等々)によって太陽の紫外線による劣化現象の進行の違いはありますが、一般的に検査結果によっては10~15年目を目安にシーリングの打ち直し工事をしている事例を紹介。

    [建物正面/西側]

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    劣化・硬化等によるヒビ割れ箇所から雨水が進入しても内部には防水シートが施されているので、直接的な雨漏りの原因にはならないのですが、早めの対処が必要となります。

    また、外壁材の表面には防水塗装が施されていますが、塗膜が劣化してくるので将来的な外装工事にも備えて頂くようお願いしました。

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  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2014年3月29日(土)お家の点検2年目(富山市H邸)

    Q 外周のコンクリート(化粧用モルタル)の一部に亀裂が入っている。

    A 現状を確認。建物の外周(東西南北)に幾つかの化粧用モルタルのヒビ割れがありました。基礎肌を隠す目的で施されている厚さ数ミリの薄い化粧用モルタル。温度変化等による収縮等でヒビ割れが発生しやすいのが特徴ですが、構造上の問題はほとんどありません。

    [建物正面/北側/玄関近く]

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    目立たないようにヒビ割れ箇所にハイモルタルを上塗りする方法もありますが、補修跡が逆に目立ってしまう他の点検現場の事例を紹介。協議の結果、構造上は特に問題ないこともあってか、このままの状態で納得して頂きました。ありがとうございます。

    [建物正面/東側/玄関近く]

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  • 【シーリングの経年変化】2014年3月29日(土)お家の点検5年目(滑川市K邸)

    次第に白く劣化・硬化してきている状態を確認。劣化の主な原因は太陽の紫外線となります。劣化・硬化によってシーリングに小さなヒビ割れが発生することもありますが、そこに雨水が進入しても内部には防水シートが施されているので雨漏りの直接的な原因にはならないと思われます。他の点検現場でも新築後10~15年を目安に現状・将来を見据えて外壁の再塗装をご検討されるのが良いと事例を紹介しています。

    [建物正面/西側]

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