Q 夏に虫が多くて困っている。
A 虫の発生や侵入では、多くの事例があります。お家の周辺環境によるのですが、近くの田んぼや用水、外構(外回り)の草等々が発生原因となるようですね。
外構の場合、「発生源を絶つ」考えで対処するには除草が一番有効だと思われます。でも、除草の対象となるのは「花をつける観葉の植物」にも原因があることも。
過去の資料を探していると一つの事例が見つかったのでご紹介します。
(参考/2006年9月10日富山市N邸定期点検2年目、過去資料より抜粋)
お家の部材から白い粉(石灰質)が吹き出ている?と点検スタッフは不思議に思いながら、手にとって確かめました。
車庫の前にも同様に白い粉。触れようとすると・・・
「それは虫除け(殺虫剤)ですよ!手を洗ったほうが良いです」とお客様(笑)
以前、小さな虫が大量に発生して、室内に侵入してきた。当時は原因を徹底的に追究しようとして、「給気口」や「排気口」、「窓」等の全ての開口部をチェック。この際に24時間換気システムの運転も止めたけど、ダクト内に結露水が溜まるトラブルもあった、とお客様(笑)
虫の侵入については、リビング長戸のちょっとした開閉の際や衣服に付着している場合もあります。
また、室内に持ち込まれたお米や野菜等についた虫が成虫になることも。
「灯台下暗し」ということわざにもあるが、庭に草が大量に生い茂っているのを発見。よく見ると「小さな虫」がいっぱい。雨が降ると外壁を「上へ上へ」とよし登ってきた。でも、除草すると問題は見事に解決(笑)
除草の跡の様子です。
周辺の自然環境が建物に悪影響もある事を改めて感じさせられた。
そして、お客様は「椿を植え込みたいが、チャドクガ(害虫)が発生し、人体に影響(かぶれ)が出ると心配」とあれこれと思案されているご様子でした。
また、田んぼや用水等のようにDIYで対処できない場合は、「殺虫」よりも「虫除け」という気持ちで、アイテムを購入する方法がありますね。
(参考/2008年8月30日富山市K邸定期点検1年目、終わりに・・・)