点検ブログ

  • 【蓄暖を少し横に移動】2013年9月14日(土)お家の点検2年目(富山市八尾町M邸)

    Q 蓄暖を少し右側に移動させて左側の空間をもっと有効に使いたい。

    A 現状を確認。人力で対処することになるので、蓄暖内部の蓄暖レンガを取り出して重量をある程度軽くした後に移動する方法を説明。後日、見積書を提示することをお約束。

    [LDK]

    03_JM02_蓄暖の移動_01 03_JM02_蓄暖の移動_02

    蓄暖の移動によって少し広くなる部屋のコーナー部分。お客様はアンティークな家具を置きたいとのご希望。現在使用しているコンセントがふさがってしまいますが、収納スペースにされたいご様子。

    03_JM02_蓄暖の移動_03 03_JM02_蓄暖の移動_04

    ここでキッチンの壁に自由に取り付けられる可動棚をご提案。ドッシリと固定されてしまう家具よりも「収納したい」という希望・機能を優先すると、「可動棚収納」という選択肢もあります。それだと高さも自由に変化できるので非常に便利ですし、既存のコンセントが隠されずに使えるメリットもあると思われます。

    03_JM02_蓄暖の移動_05 03_JM02_蓄暖の移動_06 03_JM02_蓄暖の移動_07

    Q 蓄暖の上に棚を作っても大丈夫なのか?

    A 棚は落ちないように安定させるために2面で取り付け・補強します。蓄暖からの輻射熱によって木製の棚の場合は過乾燥によるヒビ割れや棚と壁との隙間を埋めているコーキングが切れることもあります。安全面では問題ありませんが、見栄えが気になってしまうこともあります。これの代案としては脚のついた作業テーブルを蓄暖の上に配置することでも問題ないと思われます。

    03_JM02_蓄暖の移動_08 03_JM02_蓄暖の移動_09

  • 【住み心地アンケート】2013年8月22日(木)お家の点検1年目(富山市M邸)

    お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。

    11_YM01_住み心地アンケート_01 11_YM01_住み心地アンケート_02

    [友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]

    LDKの小上がりに驚かれるとのことです。小上がりの高さを利用した収納スペースもあります。

    [LDK/畳コーナー]

    11_YM01_住み心地アンケート_03 11_YM01_住み心地アンケート_04

    スキップフロアに驚かれるとのこと。中2階の書斎スペース。LDK全体が見渡せます。

    11_YM01_住み心地アンケート_05 11_YM01_住み心地アンケート_06 11_YM01_住み心地アンケート_07

    1年間の四季を体験されて感じたこと。リビングが広すぎたそうです。リビングとキッチンを仕切れる3枚扉の引き戸。「閉めると光熱費が節約できるかも?」と予想していましたが・・・(床暖房はリビング、ダイニング、キッチン、洗面化粧室)

    [LDK]

    11_YM01_住み心地アンケート_08 11_YM01_住み心地アンケート_09

    エアコン(クーラー)の設置はリビングだけ。開放された空間を冷やすにはクーラーの容量不足(吹き抜けもある)のようでした。

    11_YM01_住み心地アンケート_10 11_YM01_住み心地アンケート_11

    間取りで開いたちょっとのスペースに収納の発想を取り入れています。デザイン性も考慮されています。

    [LDK/リビング開き戸の横]

    11_YM01_住み心地アンケート_12 11_YM01_住み心地アンケート_13

  • 【結露】2013年8月17日(土)お家の点検5年目(高岡市E邸)

    結露跡を検査。大変キレイな状態でしたので秘訣をお聞きすると、実はお盆期間中に今回の5年目点検に備えて大掃除をされたご様子。一般的なご家庭で、よくある事例として蓄暖の過乾燥対策の加湿器や室温の低下による飽和水蒸気量になる結露・カビの発生事例を紹介。

    [LDK/南側]

    12_AE05_結露_01 12_AE05_結露_02

    [2階居室]

    12_AE05_結露_03 12_AE05_結露_04

    LDKには蓄暖が設置。LDKと2階への階段は引き戸で仕切ってあるので、扉を閉めることで冷暖房効率は非常に良いと思われます。

    12_AE05_結露_05 12_AE05_結露_06

    Q 蓄暖の横が汚れているが、どうしてなのか?

    A 給気口付近を擦ってみると、ホコリが付着している状態でした。室内の空気を吸い込んで吹き出し口から温風を出す仕組みであり、定期的に拭き掃除して頂くようお願いしました。

    [LDK]

    12_AE05_結露_07 12_AE05_結露_08

  • 【クロスの隙間等】2013年6月27日(木)お家の点検5年目(黒部市K邸)

    Q クロスの隙間が少し開いてきている。

    [壁クロスの隙間/LDK/南側]

    06_YK05_クロスの変化_01 06_YK05_クロスの変化_02

    [天井クロスの浮き/LDK/北側]

    06_YK05_クロスの変化_03 06_YK05_クロスの変化_04

    LDKの間取りと天井空間。蓄暖が1階に2基と2階に1基の合計3基あるお家装備。今回のクロスの事例では蓄暖を点けることによる過乾燥によって下地(木部)が収縮、下地が動くことでクロスも追随・変化していると思われます。また、過乾燥の対策で加湿器も同時に動かしておられるそうです。

    06_YK05_クロスの変化_05 06_YK05_クロスの変化_06

    クロスの隙間を発見。今回は手の届く範囲に限られますが、お客様サービスの一環でコークボンド充填による「目立ちにくい補修」をしています。

    [2階寝室]

    06_YK05_クロスの変化_07 06_YK05_クロスの変化_08 06_YK05_クロスの変化_09

  • 【蓄暖仕様・装備のお家】2013年6月27日(木)お家の点検5年目(黒部市K邸)

    LDKの玄関近く、リビング、2階ホールの合計3基の蓄暖を導入されたお客様宅。

    10_YK05_蓄暖仕様_01 10_YK05_蓄暖仕様_02 10_YK05_蓄暖仕様_03

    2階ホールにある蓄暖(お勉強カウンターの奥)は5年経過した今も一度も使っておられないご様子。1階にある2基の蓄暖をフル回転させると、LDKの吹き抜け間取りによって空気が循環(対流)して2階も心地よい暖かさになっているようです。結果的には当時のプラン・ご提案がお客様に対して過剰な設備投資を招いた結果になってしまいました。

    10_YK05_蓄暖仕様_04 10_YK05_蓄暖仕様_05

  • 【住み心地アンケート】2013年5月18日(土)お家の点検1年目(富山市N邸)

    お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。
    09_TN01_住み心地アンケート_01.jpg09_TN01_住み心地アンケート_02.jpg

    [友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]
    お客様:理想的な間取り。掃除が楽で、1階で生活ができる。
    平屋的な発想でプランナーとの打合せがあったものと思われます。
    [LDK]
    09_TN01_住み心地アンケート_03.jpg09_TN01_住み心地アンケート_04.jpg09_TN01_住み心地アンケート_05.jpg

    お客様宅には蓄暖が2基(7kwと4kw)あります。ひと冬を過ごされましたが、4kwはまだ使っておられないご様子。
    09_TN01_住み心地アンケート_06.jpg09_TN01_住み心地アンケート_07.jpg

    これまでの他の点検現場での導入事例を見ると、電気代の節約のためか2基入れても1基だけしか使っておられないケースが多くありました。住まわれるご家族の方々の体感温度は個々それぞれであり、設定温度によって室温に準じて放熱するので、間取りや吹き抜けの有無・換気・節電などによって使い勝手・運転方法も異なってくると思われます。

  • 【結露】2013年5月18日(土)お家の点検5年目(富山市S邸)

    結露跡を検査。暖房機器は蓄暖ですが、過乾燥が気になっているとお客様。お子様の健康を考えて加湿器を多用しておられるご様子。サッシには結露防止シート等が貼られていました。
    [リビング/東側]
    18_YS05_結露_01.jpg18_YS05_結露_02.jpg

    [蓄暖の前/室内干し]   [加湿器]
    18_YS05_結露_03.jpg18_YS05_結露_04.jpg

    結露の仕組み。蓄暖は高温で過乾燥になる傾向があるので、健康を考えると加湿器を使って室内湿度を強制的に上げることが必要ですが、蓄暖を切った後の室温が下がった状態では換気をしない限り、多湿になって結露してしまいます。
    18_YS05_結露_05.jpg18_YS05_結露_06.jpg

    サッシのゴム部分には小さなカビが発生していました。放置したままだと深部にまでカビが侵入して取りにくくなる事例を説明すると、お客様は早速全てのサッシの結露防止シートを取り外して拭き掃除をされました。
    [寝室]
    18_YS05_結露_07.jpg18_YS05_結露_08.jpg18_YS05_結露_09.jpg

    結露防止シートは結露水を吸収しますが、その水分はどこに行くのか?と考えると難しいかもしれません。何回も拭き掃除をしなくても良いメリットがありますが、サッシ枠のゴム部分がカビの温床になりかねないデメリットもあると思われます。

  • 【ダウンライトの位置】2013年5月11日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    Q 選んだエアコンが大きかったせいか、ダウンライトが少し隠れてしまった(苦笑)
    A 現状を確認。エアコンがダウンライトの照らす角度を邪魔して明るさ効果が半減、真下にあるカウンターでの読み書きが少し暗くなっている状態でした。
    09_NK01_ダウンライトの位置_01.jpg09_NK01_ダウンライトの位置_02.jpg

    天井の穴を少し横にずらすこと(新たに穴を開けること)は可能ですが、元の穴をふさいでも目立ってしまうのが心配です。現状の埋め込み型からアーム型のダウンライトに変更した場合、照らす位置を調整することができますので、検討して頂くようお願いしました。
    09_NK01_ダウンライトの位置_03.jpg09_NK01_ダウンライトの位置_04.jpg

  • 【結露】2013年4月13日(土)お家の点検1年目(富山市Y邸)

    結露跡は特に見受けられませんでした。暖房器具は蓄暖となっています。
    [1階LDK]
    16_TY01_結露_01.jpg16_TY01_結露_02.jpg

    蓄暖は非常に暖かくエアコンいらずであり大変重宝されているご様子でしたが、室内が過乾燥になるようで室内干しや加湿器を使って湿度を調湿しているそうです。洗濯物が乾きにくい季節では非常に便利で機能的な一面もありますね。
    [蓄暖/1階LDK]     [蓄暖/2階LDK]
    16_TY01_結露_03.jpg16_TY01_結露_04.jpg