点検ブログ

  • 【雨垂れ確認】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    お家の面(方角)によって雨垂れの目立ち方が違っていました。こちらの面ではほとんど目立たなかったです。
    [建物左面/西側]     [建物後面/北側]
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    ベンドキャップからの汚れが目立っていました。
    [建物右面/東側]
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    以前にも雨垂れの仕組みを考えていましたが、雨には排気ガス等の汚れ成分が多く混ざっています。
    これがシーリング剤(ベンドキャップ等の周囲に施す防水加工等)から溶け出る可塑剤に含まれるシリコン油等が汚れ成分が混ざり、これが撥水膜になって雨垂れが黒く目立ってくるようです。
    サッシやベンドキャップ廻りには防水性を考えてシーリング剤(コーキング剤)が打ってあります。

  • 【I邸の紹介】2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)

    2012年2月17日(金)お家の点検1年目(富山市I邸)
    所要時間 13:03~14:49 雪
    スタッフ 砂田、広野、松平、渡辺

    【I邸の紹介】
    センスのあるシックな木目調の外壁。雪の白さによって、より一層の深みが出てくる色合いです。
    本日の点検は大雪の影響でかなりの積雪。雪空の明るさが積もった雪にも反射して、思わず「蛍の光、窓の雪」のワンフレーズを口ずさんでしまいました♪
    お家の前のカーポート。お客様曰く「カーポートがあるので、玄関が見えなくなった(笑)」と。
    でも、この大雪、カーポートがあるのと無いのとでは除雪の範囲も大きく違ってきますよね。
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    記録的な豪雪にみまわれた富山県。屋根雪を見ると1m以上ありそうな感じです。
    今回の外回り点検では積もった雪の中に足が無理やり突っ込んでしまい・・・抜けなくなる状態にも(汗)
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    お客様宅は女性インテリアコーディネーターによる様々な配慮が見受けられます。女性ならではの目線と感性、そして数多くの経験等がお家の至る所に映し出され、お客様とのコラボが光っています。
    奥様はママ友たちに自慢したり「お手本にしてみて~♪」と、お家を計画中のご夫婦に対してもいつもにこやかで開放的なご様子☆
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  • 2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)
    所要時間 13:59~15:30 晴れ
    スタッフ 大矢、長澤、渡辺

    【T邸の紹介】
    白を基調としたツートンカラーのお家。
    今風のスタイリッシュなデザインと塗り壁調の色合いがコラボされてるオシャレな外観☆
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    こんにちは~♪
    玄関にはかわいらしいクリスマスツリーがお出迎え☆LDKには弊社のカレンダーが飾られていました。
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    お客様はお家の様々な箇所をDIYで改良されているご様子。例えば車庫のアルミ製の開き戸にドアクローザーを付けたり・・・。
    サッシの桟がとてもキレイだったので、お掃除方法をお聞きすると・・・古歯ブラシを上手に使っておられるそうです。
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    もうすぐ年末の大掃除。朝のNHKの「まちかど情報室」というコーナーではお掃除グッズが紹介されていました。桟専用の掃除器具やサッシ戸を洗う際の脇までもある長い手袋等々、ネットで探すともっともっと便利グッズがいっぱいあるかも♪

  • 【5年目点検の次は10年目点検、点検の種類とは?】2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    今回は5年目点検。
    次の点検は5年後の10年目点検です。お客様は弊社の点検が「5年目で終わる」と勘違いされていたご様子であり、「10年目点検もある」と聞くと、驚きと同時に大変喜んでおられました。

    お家は装備や仕様・形状等によって、今後のメンテナンス(新築からの現状維持)方法が違ってきます。
    室内の場合は、使用頻度や生活スタイル等に比例して次第に経年変化して磨耗や損耗します。これの進度を遅らせる(現状維持)のがメンテナンスという考え方です。
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    外の場合は自然環境(紫外線や風雨、雪、凍害)等があり、次第に防水塗膜が劣化してきます。塗膜が切れると、建材にまで被害が及ぶ可能性があるので定期的な周期で再塗装という工事が発生してきます。
    自然環境の場合は人間のチカラでは防ぐにも限界があります。
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    お家の点検には「住まいの管理手帳」によると実施時期によって3種類あるそうです。
    「臨時点検」・・・台風や地震、火災などの後に必要に応じて行なう点検
    「日常点検」・・・日頃の清掃などに合わせて頻繁に行なう、建物要所の目視などによる簡易的な点検
    「定期点検」・・・ある周期のもとに実施する詳しい点検
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    「臨時点検」や「日常点検」については住まわれているお客様が庭木のお手入れや除草、お掃除の延長と考えれば、取っ付きやすくなると思いますが、「定期点検」となると専門的な知識や経験等が必要となってきます。
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    弊社では専門スタッフがチームを組んで、定期的に訪問してお客様からのご質問に応じたり、起こっている現象に対処したり、起こり得る現象に対しては他の事例等をご紹介して、メンテナンスの啓蒙活動に取り組んでいます。

  • 2011年11月19日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町T邸)

    2011年11月19日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町T邸)
    所要時間 8:57~9:55 小雨
    スタッフ 中田、舘、渡辺

    【T邸の紹介】
    白を基調とした縦にラインの入った外壁が目に留まります。
    近隣に同じ色のお家が並んでいても、ひときわ目立つスタイリッシュなお家です。
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    お客様宅には外部から玄関に通じる収納庫があります。
    泥の付いた自転車等や屋外で使う用具類がそのまま収納する事ができるし、楽チンですね☆
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    ご自慢の吹き抜けです。
    以前に雑誌にも掲載されました☆とっても開放感があって、温かな太陽光も入り、2階のホールにあるフリースペースにもリビングの賑やかな声が響いてきて一体感のあるお家仕様です。
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  • 2011年11月12日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    2011年11月12日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)
    所要時間 8:49~10:23 晴れ
    スタッフ 砂田、長澤、横窪、渡辺

    【N邸の紹介】
    外壁にはガイナ(遮熱性の高い特殊セラミック塗料)が施されているお客様宅。
    外見からでは一般的な塗り壁と変わらないように見えますが、機能的には特殊セラミックが含有されていて紫外線や自然劣化等に対し非常に強い素材で、非常に高い耐候性(断熱、遮熱、耐久性等)があります。
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    玄関アプローチ。和を漂わせるデザインが光っています。
    玄関前のタイルは模様や配列が高級料亭の玄関先を彷彿させられます☆
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    こちらは玄関の天井。ダウンライトと間接照明が夜の雰囲気を、ご家族の帰宅をより暖かな雰囲気に包み込んでくれますね。
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    ※昼間に撮影(デジカメの操作?オート撮影?)したものですが、夜とも思わせる雰囲気が漂うのはデジカメのチカラなのでしょうか・・・(汗)

    キッチンです。玄関と同じように間接照明で上手にステキな雰囲気を演出しています。柱の位置や間隔、視線の位置等々、計算尽くされたプランナーの配慮「和の心」が投影され、木の温もりと香りが住まわれるご家族に癒しをさり気なく与えてくれます☆
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  • 【エアコンのダクトカバーの下がり】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    エアコンのダクトカバーが下がっているのを発見。手で押し上げて隙間を閉じました。季節の温度変化でカバーが膨張して下がってきたものと思われます。隙間が開いていると、太陽の紫外線等の影響で中にあるダクトが劣化したり小動物が入ったりしてしまうので、それを防ぐために隙間を塞いでいます。
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  • 【コーキング(シーリング)の経年変化】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    外壁材同士の間に施工されているコーキングの経年変化です。下地材の木部が湿度変化によって伸縮することで外壁材も追随して動きます。この動きによって外壁材同士の間に隙間が出来ますが、弾力性のある(弾性)コーキングが伸縮して隙間が発生しないようにしています。
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    太陽の紫外線等の影響で弾性コーキングが次第に劣化(硬化)していくと、ヒビ割れ現象が発生します。その箇所から雨水が進入してきますが、下地には防水シートがあるので直接的には雨漏りにはなりません。ただし、防水シートは紫外線に弱いので早めの改修計画も考える必要があると思われます。
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  • 【外壁の穴】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    窓の上下の外壁には引っ掛けビスが数箇所打ち込んであります。これは夏の暑い日差し避けの簾を掛ける為にお客様が苦労して穴を開けられたものです。
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    現状を確認すると、ビスの周囲の外壁材が割れて・少し剥がれてきている状態でした。簾を掛けたいお客様の気持ちも分かりますが、このままの状態だと今後は雨漏りの原因にもなるので、後日コーキングでビスの周囲を塞ぐことにしました。ただし、コーキングの耐用年数もあるので、数年後(劣化する)も再度コーキング処置が必要になります。
    この簾が掛かっている画像は3年前の2年目点検時に撮影したものです。
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  • 【お家を建てて5年が過ぎましたPartⅡ】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    お客様へメンテナンスの詳細が分かりやすくイラスト付きで掲載されている「住まいの管理手帳」をお見せ・贈呈しています。
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    今回の点検で発見された現象や対処方法を説明。お客様宅の現場監督は大矢です。1年目、2年目、そして今回の5年目点検をずっと見てきました。点検後のお客様への最終確認の際には笑いも交えた和気あいあいな雰囲気。
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    私たちスタッフは多くの点検現場で得た貴重な経験を通して、次の点検現場にも事例が活かせるように記録しながら振り返りながらアフターメンテナンスの充実に努めています。
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    今回も住まいの管理手帳に掲載されている「30年間の標準的な維持保全(点検、手入れ、更新、取替え等)計画」から引用します。
    外壁の場合、サイディング壁(窯業系)では3年毎の点検が推奨されています。主な点検項目では「割れ、欠損、はがれ、シーリング材の破断」等となっています。
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    弊社ではこうして5年目点検の現場では現状を検査し、今後の起こり得る事例を紹介しながら改修計画もお話しています。
    新築や外装等のリフォームで使われる材料・素材を選ぶ時、一般的にはデザイン重視になる傾向が強いと思われます。ですが、ちょっと頭の片隅にアフターメンテナンス(太陽の紫外線等による劣化等)も考えながら選択されると、今後の改修計画にも幅が出てきます。
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    一般的な部材は外の苛酷な自然環境にさらされているので、防水塗装が必要不可欠になります。近年では技術の発達で耐用年数やその効果等が進化しているので、ご予算に合わせて改めて考えてみるのも良いかもしれませんね。