3月25日(火) 定期点検1年目(入善町U邸)
所要時間 10:30~11:20 雨
スタッフ 砂田、永原、長澤、渡辺
協力業者 光陽トーヨー住器㈱
【U邸の特徴】
U邸は、弊社の看板展示場の「グレースティー」。まるで海外にでも来たかのような雰囲気で、海外ドラマ「フルハ○ス」のよう。ご家族の笑顔がとても輝いていました。
【1年目のお誕生日】
ご無沙汰しておりまーす。お客様が新居にお引越しされて、1年目ですね。
【契約前の思い出】
下の画像は、お客様が新築される前の3Dプレゼンの画像で、弊社のHPでも紹介されています。
打合せする度に「あっ!そうそう♪」「えっ?そうだったっけ?」とか、お客様のたくさんのご要望をお聞きし、疑問点も解決しました。あの頃がとっても懐かしいですね。この画像は大型スクリーンに立体的に映し出され、グルグルと歩いた感じで見る事ができるんですよ。
【ポーチ柱の土台】
何らかの影響で石にヒビが入っていました。後日、補修する事をお約束。
【雨垂れ】
破風(※1)板部分の雨垂れの汚れが激しい状態を確認。雨垂れは月日の経過とともに次第に汚れが落ちにくくなります。奥様だと高所は危ないので、ご主人へ脚立等を使って水洗い又は中性洗剤で洗浄する事をお勧め。
※1 切妻や入母屋の屋根で妻側につけられる山形の隠し板。
【外構の工夫】
正面の外回りには、砂利ではなく、瓦を砕いてリサイクル(※2)されたものがまかれていました。
よ~く見ると、瓦の黒色と茶色のまばら模様。昔(約30年前の話)、瓦を砕いて道路に落書きをしていた古き良き時代を思い出しました(笑)みなさんも経験ないですか?
※2 瓦チップと言います。防除草効果や踏むと「シャリシャリ」と特有の音がして防犯効果、愛・地球博では保水性を活かしたヒートアイランド現象(地表温度上昇)の抑制剤として採用されていたみたいです。最近ではホームセンターでも売られていますね。リサイクル品としては多少高めですが・・・。
【床のキシミ】
Q キッチンの床でキシミがする。
A 現状を確認。床はヒトの体重(両足からの2点荷重)でも沈む現象があり、床材の数ミリ程度のズレがあると思われます。今回の事例では床材は無垢(※3)。後日、補修する事をお約束。
※3 無垢は唯一無二、自然素材で化学物質の発生が極小、人に優しい適度な硬さ、高い調湿作用があり、60%に調湿しようとする作用があります。
【ポスト口】
Q 雨が吹き込む事がある。
A 現状を確認。
標準のポスト口です。通常(上方向)の雨でしたら問題ないと思います。この地域は海岸に近い立地。
風も強く、雨風になる天候がわりと多いです。新聞紙が入った状態での風雨の場合、投函物を伝って雨水が浸入すると考えられます。
現状を改善するには、ポストを外に設置する方法もありますが、季節(特に寒い時期や積雪)、服装(パジャマ姿で取りに行く)の近所の目もあります。何らかの方法を検討して、返答する事をお約束。
【設計・施工での特徴】
サンルームは、自然光を取り入れる設計上の工夫がしてあります。
壁は珪藻土の塗り壁。そしてアーチ型のゲート。とってもすてきな空間です。
そして、アイアン製のオシャレなカーテンレール。様々な箇所にお客様のセンスが光っています♪
サークルヘッドの窓。通常のサッシ窓の上に半円形の窓があり、より多くの自然光が入ります。
リビングは無垢の床材。メンテナンスが行き届いていました。
【お湯の使用】
Q 休日には主人が大量のお湯を使って掃除するので、冬場にお湯が足りなくなるのが心配。
A タンクに溜まっているお湯量は、お客様宅では460ℓの容量があり、タンク内のお湯の使用では、水と混合しながらお湯が出る仕組みとなっており、極端な過剰使用でない限り、心配ない事を申し添えました。
【結露】
Q 結露はありますか?
A 特に無いですよ(笑)
現状を確認。暖房機器は蓄熱式電気暖房機、調理器機はIH、室内には物干しが少し、サッシ素材はアルミ(仕様により異なる)で、壁材は珪藻土の塗り壁です。
展示場なら結露の元となる水蒸気の発生がなく、問題ないのですが、お家にはヒトが住んで生活をしています。すると少なからず結露は発生し、目立つか目立たないかの差だと思われます。
今回はサッシ枠のゴム状の部分に若干のカビを確認。2年目点検では、お客様に具体的なメンテ方法をお伝えしようと思います。