点検ブログ
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【雨垂れ】4月16日(木) 定期点検2年目(富山市婦中町T邸)
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【雨垂れ】3月13日(金) 定期点検2年目(入善町U邸)
破風板の雨垂れ。様々な点検現場で見受けられる現象です。空気中に含まれる汚れ成分(※1)と雨水が混ざって外壁を伝って下に落ちます。外壁の色と比べると破風板の色が白いので、逆に目立っていると思われます。
※1 排気ガスや煤煙等に含まれる油性成分、コーキング材(外壁同士の間に施工)から溶け出す可塑剤(施工後に硬化しても柔軟性を保つ役割)に含まれるシリコン油等々が雨水に混じって外壁に付着。油分で表面が撥水性となり、その表面に空気中の汚れ(ホコリ等)が混ざって、雨垂れが目立ちやすくなるようですね。
(参考/㈱バイオメンテックhttp://www.bio-mentech.com/html/chemicera.htmlより抜粋) -
【お家のメンテナンスについて】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)
Q 屋根材はコロニアル仕様。「10年目を目安に表面に防水塗装を施したほうが良い」とあるが、防水塗装をしなかったら、雨漏りの可能性があるのか?
A 屋根材(仕上げ材)表面の色あせと雨漏りとの直接的な関係はないようですが・・・。
でも、自然環境等によって表面の防水効果(耐候性)が次第に落ちてきたり、屋根雪が凍結し、地面に落ちる時に仕上げ材の表面を傷つけたりすることもあるそうで、その傷ついた部分から水分を吸収するようになります。これが冬場では、水分の凍結(体積が1.1倍に膨れる※2)や解凍の繰り返しでヒビが入りやすくなり、太陽の紫外線の影響も合わさって、更に劣化のスピードが速くなると、防水シート(アスファルトルーフィング)が露出してしまう可能性もあります。
※2 ペットボトルの飲料を凍らすと、容器がパンパンに張ってしまいますね。
防水シートは風雨によって破れたり、飛んだりします。また、直射日光にさらされれば熱で溶けたりすることもあるようで、これを保護する屋根材の定期的なメンテナンスが必要となってきます。
したがって、仕上げ材を保護しないと最終的には雨漏りに結びついてしまうようですね。
(参考/2008年12月13日富山市U邸2年目点検、屋根点検)また、外壁のコーキングの劣化等が速い箇所は、日当りが強い「南側と西側」で、紫外線等による経年変化になります。防水シートを外壁材が保護しているという構造は、屋根の仕組みと似ていますね。
(参考/2008年11月14日富山市Y邸2年目点検、外壁)
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【雨垂れ】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市U邸)
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【雨垂れ】11月17日(月) 定期点検5年目(富山市K邸)
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【ベンドキャップ】11月16日(日) 定期点検5年目(富山市Y邸)
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【雨垂れ】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)
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【ベンドキャップ】10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)
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【雨垂れ】10月16日(木) 定期点検5年目(射水市N邸)