点検ブログ

  • 【玄関タイル】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    Q この真っ白なタイルはステキだけど汚れやすい。表面の模様は少し凸凹しているので汚れが入り込んでしまう。ツルツルのほうが良かったのでは?

    A 現状を確認。除雪時のスコップによるタイルの「欠け」がいくつかありました。

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    仮にタイルの貼り替えを行なう場合は約1日で作業が終了すると思われます。タイルの表面がツルツルの場合、路面が凍結・積雪の際には滑りやすくなってしまう他の点検現場での事例を紹介。

    また、お手入れ方法ではクレンザー(研磨剤)で磨くのが一般的ですが、ナチュラル洗剤と言われている重曹(炭酸水素ナトリウム)を使うと、研磨粒子が細かいのでキズが付きにくい利点があります。

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  • 【引き戸の開閉/1年目点検】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    1年目点検では3枚引き戸のうち、和室側の引き戸が最後まで閉まらない現象がありました。

    [和室とLDKの間/3枚引き戸]

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    今回は開閉に支障はありませんでした。当時は建材メーカー等による生産ラインでのクレームがあり、現象を改善できるパーツがメーカーから支給、1年目点検で桟に取り付けていた経緯があります。

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  • 【クロスと目地】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    2箇所のクロスが浮いているのを発見。1年目点検ではお部屋の角っこに「よじれ現象」があり対処済みです。今回の変化は「下地が湿度変化等で伸縮し、同時に石膏ボードも動くことでジョイントのクロスが浮く」現象です。後日、目立たないようにコークボンドを充填・ローラーで均す処置になることを説明。

    [2階洋室/壁の下部]

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    [壁の上部]

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  • 【N邸の紹介】2013年5月18日(土)お家の点検1年目(富山市N邸)

    オシャレな都会派的なお家で2色の外壁の色合いと建物の形がコーディネート。周辺環境の中でひときわ際立っています。外装材には耐久性に優れているガルバリウム鋼板が使われており、鋼板の組成はアルミニウムが55%、亜鉛が43%。自己修復作用のあるメッキ層の被膜寿命が25年以上とも言われています。専門的に言うと「アルミニウムの持つ不動態皮膜保護性」と「亜鉛の持つ犠牲防食性」をあわせ持っているそうですね。
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    イチゴがプランターに植えてありました。ちっちゃな白い花が咲いています。
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    そして外部コンセントにプラスして200V用の「電気自動車用充電設備」が備え付けてあります。将来的な電気自動車の購入を考えたものですね。弊社のモデルハウスにも同タイプの充電設備があり、電気自動車のリーフの充電に使っています。
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  • 【クロスの変化】2013年5月18日(土)お家の点検1年目(富山市N邸)

    ボードのジョイント部分のクロスが少し浮いている状態でした。木部が湿度変化等によって伸縮することで下地のボードが互いに動いて、これに追随してクロスが変化していく現象です。クロス保証が2年となっているので、後日、目立たないように補修することをお約束。
    [2階ホール]
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  • 【住み心地アンケート】2013年5月18日(土)お家の点検1年目(富山市N邸)

    お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。
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    [友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]
    お客様:理想的な間取り。掃除が楽で、1階で生活ができる。
    平屋的な発想でプランナーとの打合せがあったものと思われます。
    [LDK]
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    お客様宅には蓄暖が2基(7kwと4kw)あります。ひと冬を過ごされましたが、4kwはまだ使っておられないご様子。
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    これまでの他の点検現場での導入事例を見ると、電気代の節約のためか2基入れても1基だけしか使っておられないケースが多くありました。住まわれるご家族の方々の体感温度は個々それぞれであり、設定温度によって室温に準じて放熱するので、間取りや吹き抜けの有無・換気・節電などによって使い勝手・運転方法も異なってくると思われます。

  • 【給湯器の天板の凹み】2013年5月18日(土)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    Q 天板が屋根雪の落下(昨年の冬)で少し凹んだ。
    A 現状を確認。これは1年目点検の時にお聞きしたのですが、夜中に凍った屋根雪が落下して給湯器の天板に当たり「ドーン」とかなり大きな音がしたそうです。雪解け後に給湯器の様子を見ると、今のような凹んだ状態だったとのことです。現在に至るまで特に運転には支障が無かったので問題視されてないのですが、異常があれば問い合わせて(修理依頼)頂くようにお願いしました。
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    前回の1年目点検の時には下部のカバーの凹みを手で補正していました。
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    これは1年目点検での様子。凹んだ面の反対側から手で叩いて補正。前と比べると少しは平らになったようです。
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  • 【室外機の位置】2013年5月18日(土)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    複数ある室外機の1台が隣家の外壁との距離が約30cmの状態。室外機はコンプレッサーで発生した熱をファンで放出しているのですが、室外機の前には障害物を置かないように、目安として30cm~70cm程度を空けるのが良いとされています。
    [建物左面/東側]
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    この室外機の配置は前面が少し狭いだけで左右は風通しの良い(空気が滞留しない)環境。完全に空気が滞る環境ではなく、室外機が放出した熱が周辺にこもって再びその熱を室外機が吸収するという悪循環にはならないと思われます。また、他の点検現場では諸事情があってドレンホースを長く取っている事例もあります。
    一般的に室外機は十分な放熱用のスペース(通風路の確保)が必要。実際には「消費電力の増加」と「冷暖房能力の低下」があげられるそうです。
    室外機について(参考/http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7567119.html)
    ドレン・・・冷暖房機器(エアコン)の冷却と除湿時に制御盤内の除湿された結露水(空気の熱を冷やす時に発生)などの排液。