Q 以前、ボンドで留めてあった枠材であるが、次第に取れてきた。子供が面白がって外したりしているので、外れないように再度、留めて欲しい。
A 現状を確認。ボンドの接着力が劣化して外れてきたものと思われます。枠材は、ドアを閉める際のストッパーとしての役割があります。
枠材を外して内部を見ると新築時のドア施工の留め金具等がありました。
後日、再度ボンド固定する事をお約束。
Q 子供たちがドアを開ける時にノブに体重を掛ける事があり、ドアを開閉する際に上部の丁番が傾いて引っ掛っている感じがする。
A 現状を確認。ドライバーで調整ネジを回しながら、開閉の具合を数回確認。お子様の体重であっても、使い続けるうちに丁番が少しずつ変形してきたものと思われます。
また、ガラスが入った仕様は、使用頻度や使い勝手等で戸先が下がる傾向もあります。
この上部の丁番が少し変形しているので、ドアを調整するにも限界が出ている事を説明。
今回の改善では、開閉の際の違和感を無くす為に、ドアの傾きを「左斜め下」へ最大限の調整を施しました。ドアの開閉にも異常はなく、戸先が床に擦ることも無い事をお客様に確認して頂きました。
Q 取っ手の金具が壊れてしまった。
A 現状を確認。後日、取り替える事をお約束。
Q 収納庫の蓋が開かなくなってきた。
A 現状を確認。無垢の単層フローリングです。よく見ると蓋の周囲の金具同士に隙間がほとんど無い状態。床材は、床下の湿度(外気/当日は雨)と室内の湿度変化により伸縮を繰り返しています。
今回の事例では、無垢材が膨張し過ぎていると思われます。後日、金具の内側を削る等を施して改善する事をお約束。
無垢材は自然な色合いや感触が魅力的です。お引渡し後、5年が経過していますが、とっても肌触りが良いですね。
日は変わって後日(11月29日(土))、大工さんと一緒に現場の下見に伺いました。本日は晴れ。
点検当日の雨天時とは違って湿度が低いせいか、開閉に支障はありませんでした。
床下収納庫の蓋を取り出して、改善策の検討中です。無垢の床材同士がぶつかっていますね。
当初の予定通り、蓋の周囲の金具を外して、床材の周りを少しずつ削ることになりました。
あれから数日後の29日(土)の、洗面脱衣室での出来事。
Q この足元暖房機は効きが良いですか?
A ええ、うちは子供もいるし、大変重宝していますよ(若奥様)
これはガス式の暖房機(※3)で、脱衣室とお風呂場の両方に設置されていました。
※3 温風下吹き出しで足元から快適暖房、さらにルーバーがスイングするので、効果的な暖房が体感できる代物。コンパクト設計で、今ある脱衣室に設置可能で、施工の制約が少ないようです。
でも、若奥様はチラシを片手にオール電化にしたいとご要望。特に冬場の光熱費が高いようですね。
深夜電力を上手に使って電気代を節約できるメリットは知っておられ、「実際、我が家は?」と質問。
設備投資とランニングコスト、購入・設置費以上のメリットが得られる時期等々、興味津々です。
そこで、弊社からのご提案。まずは「お客様の電気代の履歴や暖房機器の使用状況、使用時間帯」等々調べて頂いて、ご家族のお考えがまとまった時点で、お気軽にご相談して頂くようお願いしました。
設備機器の選定や施工等は私達スタッフにお任せ下さいね。
また、弊社では年末に向けて光熱費の試算サービスも承っています。電気代の納付書をお貸し頂ければ、お客様の電気のご使用状況等からお安くなる最適なプランを割り出したり、割引サービス等の「家計にお得な情報」のご提供もさせて頂いております。このチャンスを是非とも有効にご利用くださいね☆
上の写真の飾り物は奥様の手編みです。手先が器用で羨ましい!!
10月21日(火) 定期点検5年目(砺波市N邸)
所要時間 10:25~12:50 晴れ
スタッフ 宮本、舘、常務、渡辺
協力業者 同行なし
【N邸の特徴】
真っ白な外壁がステキな和風2世帯住宅であるお家。お客様のお家の雰囲気が似ているので思わず実家に帰りたくなっちゃいました・・・(泣)
どこのお家にでも「いつかは使うかもしれない」って大事にとってある、資源ごみになりそうな物があると思います。それを上手に利用してお家の劣化を防ぐ等、色々な工夫が見られました☆
また雪見障子があったりと改めて日本家屋の良さを実感しました。