今回は2年目点検。私たちスタッフは5年目点検での経験等を活かしながら、今後、起こり得る事例を点検現場の全てのお客様にご紹介できるように努めています。
私がこのブログにカキコし始めて約1年。実は私、中田工務店の点検ブログ担当の2代目なんです。ずっと昔の記事と今とを比べて「ちょっと違うかな?」と感じている方々もいらっしゃると思います。
皆さんのお家のためになるかどうかは分かりませんが、今後とも弊社並びに私を宜しくお願い致します。
10月21日(火) 定期点検2年目(富山市S邸)
所要時間 17:00~18:30 晴れ
スタッフ 大矢、舘、岩林
協力業者 同行なし
【S邸の特徴】
外壁にブリックが使われているオシャレなお家。とってもステキです☆
家族みんなが広くゆったりとした空間で心地良く生活されている姿が印象的でした。
Q このクロスのキズはどうされたのですか?
A 最初は、私自身で木製のカーテンレールを取り付けていたが、重みに耐え切れず、落ちてしまった。
お客様は応急処置として、はめ込み式のカーテンレールを代用しておられ、設置の高さが少し下がったせいで、カーテンの裾が床に付いてしまい、何とかしたいとお困りのご様子。
Q 重みで落ちたということは、壁の向こう側に下地材である木が入っていないの?
と点検スタッフ一同、不安な気持ちに包まれましたが・・・。
ここで、壁に下地材が入っているかを針(※1)で検査すると、確かに入っていました。単にお客様が打ったビスが短かった為に下地材へ届いていなかったようですね。
そこで、剥がれてしまったクロスを元に戻すことは難しいので、剥がれた箇所に10cm程度の板を貼って、その上に木製のカーテンレールを取り付ける事をご提案。
後で聞いたのですが、取り付け方をご存知なかったようで、必要な部品を捨ててしまわれていたそうです。私も素人ですので、とっても良い勉強になりました☆
※1 下地探しには、プッシュ式のアイテムが一般的に使われています。
壁面に対して垂直に当てて押します。木下地がある場所では針が下地材に当たり、奥まで入りません。下地が無い場所では針の手応えが無く、奥まで入っていきます。
お客様のお家に定期点検で訪問すると、様々な疑問やお客様の工夫等が数多く見受けられます。
今、弊社での点検スタイルは、1年目、2年目、5年目となっています。新築にお引越しして、1年・2年目までは、「どうしてこうなるの?」とか「えっ!?知らなかった」という声をよく耳にします。
2年目以降の点検は3年後の5年目までありませんが、この間、「住まいへのお手入れ」であるお客様ご自身のメンテナンスによって、部材の「機能」は勿論ですが、「見栄え」も長持ちするという事実は、5年目点検の現場から言える事。私達スタッフも「お客様への配慮」がとっても大事なんだなって実感しています。
本日は、お忙しい夕飯前の貴重な時間を割いて点検に立ち会って頂き、誠にありがとうございました。
10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)
所要時間 10:00~11:00 快晴
スタッフ 砂田、長澤、岩林
協力業者 同行なし
【M邸の特徴】
コダワリが所々にあったM邸。家づくりに人一倍積極的で、お客様の様々なご要望にスタッフも色々とご提案させて頂きました。完成までは数ヶ月という短い間でしたが、一緒に楽しみながら打合せに長く時間をかけられたお客様のひとりです。
クロス、照明器具等々、どれ一つとっても可愛く、女性のココロをくすぐるお家☆
私とよく遊んでくれた(?笑)Mちゃん、お元気~??