点検ブログ

  • 【クッションフロア(※1)の変色】6月20日(金) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q 入居後まもなく変色が目立ち始めた。
    A 現状を確認。前回はしばらく様子を見ることで対応しましたが、前回と見比べて進行はしていない様子。今回は2年目なので、貼り替えする事にしました。
    04_T_クッションフロア_01

    ※1 汚れやカビを取り除く時は、まずはぬるま湯に台所用洗剤を入れて雑巾等で拭いて試してみて、それでもダメだったら塩素系の漂白剤(※2)か、カビ取り剤を使ってみて下さい。
       そして洗剤等を使った場合は、最後は水拭きでキレイに拭きとっておかないと変色等の原因にもなります。クッションフロアの表面を覆っている透明の塩化ビニル層は非常に薄いので研磨力の強いブラシ等を使用すると下のプリント層までも磨耗することもありますので注意して下さい。
       また、一部塗料やゴム(滑り止めマット等)に反応して変色(表面ではなく、中に浸透)することもあります。これを防ぐ方法はないので直接接しないように紙一枚でも挟んでおくと良いそうです。
    ※2 漂白剤の種類は酸化型と還元型に分かれています。それぞれ用途に応じて使いましょう。ちなみに塩素系は酸化型となっています。

  • 【クロス】6月20日(金) 定期点検2年目(富山市T邸)

    階段のコーナー部分にクロスの切れを発見。下地材とクロスの湿度に対する伸縮率の差が原因と思われます。この切れはあくまでも景観上(見栄え)の問題です。切れているからといって、隙間風が入ってくることはありません。後日、目立たないようにコークボンドで補修する事をお約束。
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  • 6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)

    6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)
    所要時間 9:05~10:06 晴れ
    スタッフ 中田、橋爪、渡辺、厚村
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【I邸の特徴】
    純和風の平屋建てのI邸。自然の多い環境で、ゆったり暮らし。のどかな田舎風景で、自然と和風の家が調和していました。

    【お誕生日】
    Iさん、ご無沙汰しておりまして、ごめんなさい。実は、お花のプレゼントなのですが・・・。
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    あっ!もっと立派なお花(胡蝶蘭)が玄関に活けてありました・・・(汗)
    プレゼントが見劣りしちゃいましたね(笑)
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  • 【クモの巣】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)

    周辺環境のせいか、クモの巣が多かったです。本当にそうなのかなぁ・・・と。そこでクモの移動(※1)をちょっと調べてみました。
    02_I_クモ_01

    ※1 主な移動手段としてクモは草や木の先端(高い所)に登り、腹部を上に向け空に向かって数本の糸を伸ばして風(上昇気流)に乗って移動するようで、ちょうどタンポポの種子のような格好。これをバルーニングと言うそうです。参照/フリー百科事典「ウィキペディア」

  • 【ドレンホース】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)

    Q 給湯機や貯湯タンクのドレンホースからの排水で土間が汚れてしまうのを避ける為に、自分なりに工夫しているが、何か良い方法は無いのですか?
    A 現状を確認。お客様は植木鉢の下に敷くプラスチック製の受け皿に穴を開けて、金物で外に流せるように工夫されていました。後日メーカーに確認し、お客様へ提案する事をお約束。
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  • 【モルタルの変色(中和)】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)

    基礎表面の化粧モルタルの様子を見ると・・・
    Q ちょっと変色しているのは何故?
    A 現状を確認。モルタルのPHはアルカリ性、土は酸性(※2)。雨水の跳ね上がりにより変色していました。
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    ※2 日本では元々の性質や降雨が多い事などが原因で酸性土(※3)の所が多いと言われています。コンクリートはセメントがアルカリ性を保つことで強度を出していて、風雨に触れて中性化すると劣化します。また、基礎の鉄筋は周りにアルカリ性のコンクリートがあることで酸化を抑制し、強度を出しているそうです。基礎表面のモルタルは化粧モルタルと呼んでいます。
    ※3 土のPH値によって花咲く色を変化させる植物のあじさい。酸性は青色、中性は赤紫色、弱アルカリ性は赤色やピンク色。日本に青色のあじさいが多いのは、土壌のほとんどが酸性だからとか。

  • 【クロスの糊】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)

    クロスを貼る時の糊が乾ききってオブラートのように垂れ下がっているのを発見。クロスの施工時に付着したと思われます。引渡し時には念入りに確認していますが、分かりにくいのが現状です。
    住んで半年ぐらいの時期になると白く浮き出てくるそうです。乾拭き雑巾等で簡単に落とせますよ。
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  • 【クロス】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)

    【クロス】
    下地のジョイント部分での浮き等が目立っていました。クロスの変化では建築後の約2年間は木部の伸縮が大きく、ジョイント部分は特に湿度による下地材(木製)とクロス(ビニール製)との伸縮率の差が目立つ箇所です。伸縮度合いが小さくなる2年目点検でクロスを補修する事をお約束。
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