点検ブログ

  • 【開き戸の異音】11月16日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)

    ドアの開閉の検査。開く時に「ピシャッ」と異音がするのを発見。
    閉める際の衝撃を和らげてくれるゴムヘラ(軸側のドア枠)がくっついて離れた時の音でした。
    下の写真の違いは分かりますか?
    04_S_開き戸の異音_0104_S_開き戸の異音_02

    写真の真ん中ぐらいを見ると、ゴムが伸びてくっ付いている様子が分かると思います。
    04_S_開き戸の異音_0304_S_開き戸の異音_04

    奥行きを調整できる丁番のネジをドライバーで回しながら現状を改善しました。

  • 【換気システムの掃除】11月16日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)

    【換気システムの掃除】
    Q 1年目点検以降、換気装置のお掃除をしたことがありますか?
    A ない(苦笑)
    今回は、設計課の舘(一級建築士)が初の実演になりました☆
    事前に用意するアイテムは、「掃除機、濡れ拭き、脚立、予備のフィルター(手持ちにあれば)」で、ドライバー等の特殊な工具はいりません。
    普段のお掃除の延長と考えて頂いたほうが良いと思います。

    まずは、カバーを留めているバネを手探り感覚(よっぽど高い脚立じゃないと見えません)で外します。
    カバーの落下に注意して下さいね!
    05_S_換気システム_0105_S_換気システム_02

    バネで固定されている黒いフィルターを外します。
    05_S_換気システム_0305_S_換気システム_04

    取り出したフィルター。ちょっと灰色になっていますが、これが空気中のホコリ等(場所によっては小さな虫も引っ掛かっています)が溜まった状態。掃除機で吸い取っている様子です。
    05_S_換気システム_0505_S_換気システム_06

    両サイドにある2箇所の大きめのネジを手で回して白いフィルターを外します。
    ちょっと回して下に引っ張ると外れます。
    05_S_換気システム_0705_S_換気システム_08

    取り出した白いフィルターを枠から外して、掃除機でホコリ等を吸い取っています。
    05_S_換気システム_0905_S_換気システム_10

    白いフィルターの装着時の向きに注意。途中で迷われても取り扱い説明書が貼ってあるので安心です。
    05_S_換気システム_1105_S_換気システム_12

    定期的なメンテナンスでは、「予備と交換」、「水洗いして日光で乾燥」、「掃除機で吸い取る」の3つの方法があります。

    満足気な舘。一度、お掃除を体験すると、とっても楽しいようですね(微笑)

  • 【今後のメンテナンスのために・・・】11月16日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)

    「長く、住み心地の良いお家になりますように・・・」と、橋爪からお客様へ冊子のプレゼント☆
    06_S_メンテナンス_0106_S_メンテナンス_02

    点検現場でのQ&Aが多い箇所に付箋が貼ってあります。
    「メンテナンスって一体何から始めたら良いの?」と迷ってしまいそうですが、季節ごとの注意点も載っていますので、「まずは普段のお家への疑問」や「困ったときの・・・」の身近な手引書という具合に活用されたほうが良いと思います。
    事例等を調べるにはパソコンの場合、スイッチが入ってないとイケマセンが、冊子の場合は、手を伸ばせば届く範囲(どこかに片付けてしまったら別ですが・汗)ですね。

  • 11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)
    所要時間 13:52~14:58 晴れ
    スタッフ 大矢、鉾井、渡辺
    協力業者 同行なし

    【Y邸の特徴】
    弊社のBe-living(ビーリビング)によく似た注文住宅。和室は、お客様のご自慢の一室となっている、床柱のある本格的な座敷。
    また、玄関の造りにもひと工夫☆郵便物が玄関に散らかったりしないような間取り。
    01_Y_特徴_01

    そしてオール電化。「なるほど~♪」と真似したくなる仕様です。

  • 【屋根点検】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    屋根点検を実施。特に異常なし。お家の屋根はコロニアル仕様となっています。
    表面の防水加工となっている彩色部分が経年変化等で劣化していくと防水機能が落ちる事もありますので、10年に1回は状態を再確認したほうが良いと思われます。
    (参考/2008年8月28日富山市K邸2年目点検、屋根点検)
    02_Y_屋根点検_0102_Y_屋根点検_02

    製品や施工には万全を期していますが、屋根材にも経年変化があるって事を忘れないでくださいね。
    02_Y_屋根点検_03

  • 【基礎モルタル】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    Q 基礎の下のほうが剥がれているのは何故?
    A 現状を確認。年月の経過によって、外構の土が自重で締め固まって少し沈んでいる状態。土が沈むことで、基礎表面の化粧モルタルが施されていない箇所が見え出して、剥がれているように見えるものと思われます。
    03_Y_基礎モルタル_0103_Y_基礎モルタル_02

    構造的には全く問題は無いのですが、見映えが気になるご様子。砂利等をこの上から敷いて見えないようにする事も出来るとご提案。
    03_Y_基礎モルタル_03

    また、外構廻りに植物を植える場合は、砂利をずらして掘るのではなく、砂利の上に土を敷くことをお勧めしました。

    ※1 造成地や宅地の多くは「盛り土」をしていますが、土は重いので年月の経過とともに自重で締め固まって沈下し、落ち着いた状態になるまでは数年かかるそうです。
    また、人為的に締め固めをする方法を「転圧」と言います。

  • 【小屋裏点検】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    点検を実施。特に異常はありませんでした。画像に白い蛇腹模様のダクトが写っていますね。これが、天井取り付け型24時間換気システムの機械と外壁に取り付けてある給排気口(ベンドキャップ)へとつながっています。
    04_Y_小屋裏点検_0104_Y_小屋裏点検_02

    小屋裏点検の際には、2階の収納(お客様宅ではクローセット内)の天井に取り付けてあるハッチを開けて、脚立と棚(棚に物がある時はずらします)を足場にして上っていきます。
    04_Y_小屋裏点検_03

    点検後は、また元の状態に戻します。
    ちょうど、床に何かが落ちていました。「何だろう?」と、拾って手の平に載せてしげしげと観察すると・・・虫の死骸でした。
    04_Y_小屋裏点検_04

    ひと昔前のお家とは違って、最近の住宅は高気密化が進んだ反面、機械的な空気の入れ替えの必要性が出てきました。お客様宅では、第1種換気システムとなっています。
    (参考/2008年10月21日飛騨市T邸1年目点検、換気システム)
    (参考/2008年9月27日富山市Y邸1年目点検、換気システム)

    虫の侵入経路では、床下の通気を確保する為の基礎パッキン(穴の広さは約2cm)、換気システムの給排気口(機械換気の場合は、ダクト内や換気装置)、換気扇のフード、窓の開け閉め、人(衣服に付着)の出入りの際等々、起こり得る事例は様々なようです。
    04_Y_小屋裏点検_0504_Y_小屋裏点検_06

    空気(風)の通り道が「虫の侵入経路」にもなり得ることもあります。
    防鼠材(ぼうそざい)が入って、ネズミの侵入は防いでくれますが、やっぱり小さな虫の侵入を絶つのは難しいようですね。だからといって、お家を密閉しちゃうと、窒息状態にもなりますので、虫除けアイテムを使うのも良いと思います。
    (参考/2008年8月30日富山市K邸1年目点検、終わりに・・・)

  • 【床下点検】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    点検を実施。奥様曰く「洗面所やキッチン廻りに虫を見かける」とのこと。床下から配管廻りも検査する事になりました。
    05_Y_床下点検_0105_Y_床下点検_02

    床下の様子。今後の床鳴り等を考えて、一部の鋼製束の増し締めをしました。また、奥様が気にされている配管廻りに小さな虫が侵入した形跡は見受けられませんでした。
    05_Y_床下点検_0305_Y_床下点検_04

  • 【下足箱の戸当たり】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    開閉して状態を確認。戸当たりクッション(涙目※1)には異常はありませんでした。ちょっと見えづらいかも・・・(汗)
    06_Y_戸当たり_0106_Y_戸当たり_02

    ※1 正式にはクリアーバンパー(通称、涙目)と言って、寸法や数量によって、価格帯は約200円~300円程度。クッションのように衝撃を和らげてくれる代物で、戸当たりや滑り止めの用途に使われます。
    06_Y_戸当たり_0306_Y_戸当たり_04

    素材はポリウレタンで、DIYで取り付ける時は、取り付けする面のホコリやゴミ、油分をキレイに除去しないと剥落したり、凸凹面や強い力が頻繁にかかる位置の場合も剥がれやすくなるようで注意が必要です。

  • 【外壁】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    お家を構成する様々な部材等には全て耐久年数があります。太陽(紫外線)がよく当たる南側や西側の外壁では、ジョイント部分のコーキングが経年変化(劣化等)により、他の面よりも早く、塗装面にヒビ割れ等が発生してくる事もあります。漏水の心配はありませんが、見映えが気になってくる点検現場での事例もあります。
    07_Y_外壁_01