外壁材同士の間に施してあるコーキングが少し切れているのを確認。太陽の紫外線の影響(日当りが強い西側と南側は劣化が早い)で一般的な現象と思われます。
下地に防水シートが施してありますので、すぐに水が入ってくることはなく、今後の10年目・15年目となった際に外壁のコーキング補修を考えたほうが良いことをご提案。
高所に至る場合は、足場を組む必要もありますので、外壁補修代金の他に約50万円の費用もかかってくることも。
Q 蓄熱式電気暖房機(蓄暖)の前の床で、冬の時期に床鳴りがするが、夏には鳴らなくなる。
A 装置の重さや吹き付ける温風が影響していると思われます。
床の構造は、根太と大引が十字に入っている上に畳1枚と同じ大きさの合板(床下地材)を貼り付けてあり、その上にフローリングが施してあります。
フローリングと合板はピッタリと貼り付いているわけではなく、今回の現象は根太と合板を留めている釘と合板が擦れている音かもしれないと推定。
床下調査の結果、釘と合板が擦れているようでした。そこで、床下からビスで釘が打たれている部分に補強を施し、床鳴りを改善しました。
床下では横窪が補強作業を実施中、営業の橋爪は掃除機をお借りしてキレイにお掃除。
「点検は今回の5年目点検で終わりですか?」とお客様。
「今回の点検は最後ではなく、弊社が発行している保証書に基づいて10年目点検もあります。」とお返事すると、お客様は安堵されていました。
現段階では、1年目、2年目、5年目と弊社スタッフ4名が勢ぞろいで伺っています。次の10年目は構造・躯体等々の点検となり、今回の点検スタイルとは異なるとは思いますが、安心して下さいね。
そして、今回お渡しする「住まいの管理手帳」。季節のメンテナンスが満載されています。日頃、疑問に感じた時に読んで頂ければ、ほとんどが解決すると思われます。
ひょっとすると・・・弊社スタッフよりも詳しいかも・・・(汗)
とにかく、私達スタッフは毎日が勉強です。ご連絡頂ければ、いつでもお伺い致しますね。
12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)
所要時間 14:00~15:21 晴れ
スタッフ 大矢、長澤、渡辺
協力業者 同行なし
【T邸の特徴】
「今どきのお家☆」という感じのT邸。淡いベージュとブラウンが、また一層オシャレで落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
陽がよく差し込むようで、あったかくて明るい印象を受けました。