Q 引き戸が閉まりにくくなった時期があった。
A 現状を確認。現在は特に不具合はありませんが、天候や気候の湿度変化によって扉や鴨居、敷居などが伸縮することで開けにくくなる事例を紹介。暖房設備やLDKと和室(扉の閉めきり)の湿度差によって扉が反ることで扉同士がぶつかる現象もあると思われます。
お家のプランで想定していたことと実際に住んでみての違い。アタマの中では分かっていても、プラン当時にプランナーから事前に聞いていても、こうやって住み心地アンケートがキッカケとなって疑問に思えてくる箇所もあります。
コンセントは多くあればあるほど便利に思えても実際に使ってみると・・・「コンセントが近くにあり過ぎてもいる。実際に使う箇所は決まっている。」という厳しいご感想もありました。
リビングの間接照明。夜の雰囲気をオシャレに演出してくれますが・・・蛍光灯が切れた時はある程度の背の高い脚立を使って交換する必要がありますので、脚立は必需品になります。
今回の定期点検では「有償と無償」の診断結果。全てが保証書内の無償対象ではなく、お客様のご負担になる事例もありました。点検スタッフの努力目標かもしれませんが、無償の範囲内で収まるように取り組んでいますが、職人さんに依頼・部材の購入の場合は有償になることもあります。
そこで点検スタッフはこれまでの点検履歴(過去のブログ/カテゴリ)を見ても分かるのですが、検査担当がスキルを取得して現場補修にも当たっています。そして将来的に起こり得る現象・事例を紹介して「知って頂く」ことで未然に防止・遅れさせて、お客様の費用負担を軽減する活動も点検現場では行なっています。
経年劣化・消耗等を遅らせるメンテナンス。新築時がメンテナンスのスタートですね。
2013年7月16日(水)お家の点検1年目(富山市A邸)
所要時間 16:13~17:10 晴れ
スタッフ 岡野、渡辺
【A邸の紹介】
おとぎの国の絵本に出てきそうな、はたまたジブリ映画に出てきそうな、夢の世界を形にしたお家。
これまで様々な点検現場の紹介をしてきたのですが、細かな所にまでトータルにコーディネートされているお家は今までに無いとも感じられます。
玄関ドアは上の部分が丸くなっています。室内に入ると、ゲートのようにくぐる箇所には半円型(R型)が多くあって不思議と気持ちをリラックスさせてくれます。
[1階ホール] [1階書斎] [キッチンカウンター]
また、黒いアイアン(鉄)製の照明や階段手摺りなど、アンティークな雰囲気が心を癒してくれているようです。