点検ブログ

  • 【クロスの隙間等】2013年11月26日(火)お家の点検2年目(高岡市J邸)

    Q クロスの隙間等がある。

    [リビング/コーナー/隙間]

     

     

    これはクロスの膨らみ現象です。その少し左側に下地ボードのジョイントがあります。

     

    [リビング/壁]

    04_TJ02_クロス_03 04_TJ02_クロス_04

    A 今回は当時のクロス施工の協力業者の方にも同行をお願いしていました。一般的な補修方法ですが、クロスの膨らみ部分をカッターで切れ目を入れてコークボンドを充填、ローラーで均等に均しています。

    04_TJ02_クロス_05 04_TJ02_クロス_06

    [クロス補修道具]     [クロス施工の道具入れ]

    04_TJ02_クロス_07 04_TJ02_クロス_08

    光の加減、撮影時の角度等によってクッキリとは撮れていませんが、以前よりは目立たなくなりました。

    [ビフォー]        [アフター]

    04_TJ02_クロス_09 04_TJ02_クロス_10

    お客様は今回の一般的な補修跡には納得されず、クロスの部分貼り替えを強くご要望されました。

    弊社からの説明では・・・「大きな吹き抜けがあって、上からの部材等圧力でこのような膨らみ現象は発生しやすい」でしたが、お客様側からは・・・「発生することが変。1年目点検では「貼り替える」ニュアンスだった」と強く抗議されました。同じ言葉であってもお客様と弊社の認識が違ってしまっていた事例になりました。

    04_TJ02_クロス_11 04_TJ02_クロス_12

    今回のクロスの柄・模様は「横」です。「縦」の場合は「縦に切る」補修でも柄をつなぎ合わせれば目立ちにくくなるのですが、横の柄の場合はつなぎ部分が目立ってしまうと思われます。お客様との協議の結果、貼り替え範囲は膨らみ現象のあった周辺から北側の外壁面までの長さになりました。弊社の説明不足・説明の仕方に不備があったことが原因と思われます。丁重に謝罪しました。

    04_TJ02_クロス_13 04_TJ02_クロス_14

     

  • 【点検現場での言葉の取り違い】2013年11月26日(火)お家の点検2年目(高岡市J邸)

    定期点検の現場ではお客様と点検スタッフの間で同じ言葉や説明の取り方に違いがある場合もあります。前任者が退職し、引継ぎは行なわれているのですが、後任に代わった時が特に多いと思われます。

    07_TJ02_点検現場の言葉取り違い_01 07_TJ02_点検現場の言葉取り違い_02 07_TJ02_点検現場の言葉取り違い_03

    場所・・・リビング吹き抜け

    部位・・・下地材である石膏ボードのジョイント等の近く

    材料・・・クロスの柄(縦や横模様など)や厚さ

    原因・・・重力(構造材等の重量による圧力)、湿度変化等による下地(木部)の伸縮にクロスが追随

    弊社の2年目点検では一般的なコークボンド充填による、変化跡を目立たないようにする補修を実施しています。跡形も無く完全に見えなく補修(アフターサービスの場合)するのは難しいと思われます。

    07_TJ02_点検現場の言葉取り違い_04 07_TJ02_点検現場の言葉取り違い_05

    さて、仕上がりを様々な角度・距離・光の強さ(太陽光や室内照明)で見ると、目立つ・目立ちにくいが出てきます。お客様の感じ方も千差万別なので、どこまでが補修・原状回復の許容範囲なのか、無償の範囲の中での完璧な補修は非常に難しいので、場合によっては一部貼り替え(クロスの柄には商品サイクルがあるので廃番もある)も行なわれるクロス・内装工事の現場です。

    07_TJ02_点検現場の言葉取り違い_06 07_TJ02_点検現場の言葉取り違い_07

    今回は部分的な貼り替えという結果になる予定ですが、クロスの「柄や色、厚さ等」の選択時、引渡し時、1年目点検時の様々な場面でどのような説明が必要なのでしょうか。感覚の違いを考慮して、今回のような事例は回避しないと、お客様に誠に申し訳なく後味が悪い結果になってしまいます。

    07_TJ02_点検現場の言葉取り違い_08 07_TJ02_点検現場の言葉取り違い_09

    定期点検の現場はいつも真剣勝負です。出来る限り、お客様の意向に沿うよう努力していますが、今回の事例のようにお客様からお叱りの言葉を頂くこともあります。

    いつまでも弊社・中田工務店のファンでいて頂けるよう、今後も「引渡し後が本当のお付き合い」と胸を張って言えるよう、毎回の現場に教訓にしながらアフター現場からの発信を継続して取り組んでいきたいと思います。

  • 【M邸の紹介】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    所要時間 9:52~11:25 小雨

    スタッフ 砂田、鉾井、中谷、渡辺

     

    【M邸の紹介】

    R型のオシャレな真っ白い玄関ドア。長方形が一般的な玄関ドアですが、丸みのあるドアスタイルを見ると、気持ちが和む・柔らかくなるのは気のせいでしょうか・・・。

    01_KM01_紹介_01 01_KM01_紹介_02

    お客様をお迎えする表玄関、そしてご家族が使われる内玄関です。壁の色も白で統一されており、清潔さや気品さ、居心地の良さを感じます。

    01_KM01_紹介_03 01_KM01_紹介_04

    壁側に配置された作業カウンター。ファミリーコーナーとなっています。お子様の自宅学習を介しての触れ合いで、親子のコミュニケーションが特に大事な小学生までの時間をどのように過ごされるのか、これまでの数ある施工事例の中には「お勉強カウンター」という対面キッチンでのプランもありました。今回はキッチン仕様ではありませんが、このように横に並ぶカウンター方式が心理的にも良いかと思われます。

    [2階居室]

    01_KM01_紹介_05 01_KM01_紹介_06

  • 【畳の間からヒモが出ている】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    Q 畳同士の間からヒモが出ている。掃除機で掃除していると、いつも気になる。何とかして欲しい。

    A 現状を確認。畳を取り出さないとヒモは取れないようだったので・・・

    [和室]

    05_KM01_畳の間からヒモ_01 05_KM01_畳の間からヒモ_02

    ヘラを使って畳を外しています。

    05_KM01_畳の間からヒモ_03 05_KM01_畳の間からヒモ_04

    ヒモが出ている箇所をハサミで切り取りました。これで大丈夫♪

    05_KM01_畳の間からヒモ_05 05_KM01_畳の間からヒモ_06

  • 【排水管の隙間】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    Q 床を貫通している排水管と床との間に隙間がある。もう少し隙間を埋めて欲しい。

    [多目的流し台]      [洗面化粧台]

    06_KM01_排水管_01 06_KM01_排水管_02

    排水管と床の穴をふさぐカバーが穴に完全にマッチしておらず、少しずれていました。カバーをずらそうと試みましたが、シッカリと固定してあるので動きませんでした。

    [多目的流し台]

    06_KM01_排水管_03 06_KM01_排水管_04

    これも同様にカバーが少し動いており、隙間が見えていました。

    [洗面化粧台]

    06_KM01_排水管_05 06_KM01_排水管_06

    カバーをずらした状態。後日、カバーを変更させて穴が見えないようにすることをお約束。

    06_KM01_排水管_07 06_KM01_排水管_08