点検ブログ

  • 【点検枡】2015年7月4日(土)お家の点検2年目(富山市N邸)

    [雨水枡]

    雨水枡を検査。特に異常はありません。左側の配管は建物の雨樋、右側の配管は物置、一番下側は側溝に繋がっていると思われます。

    [建物右面/東側]

    02_NN02_点検枡_01 02_NN02_点検枡_02

     

    [汚水枡]

    汚水枡の点検を実施。少し白い油脂等が溜まっている状態でした。

    [建物後面/北側]

    02_NN02_点検枡_03 02_NN02_点検枡_04 02_NN02_点検枡_05

     

    お客様からホースをお借りして油脂等が溜まっている状態を一緒に見て頂き、ホースの水流・水圧で定期的に洗浄して頂くようお願いしました。汚れによって排水管が「詰まる前に溜まる」という段階がありますので、溜まり過ぎないようにする心配りが必要になります。

    02_NN02_点検枡_06 02_NN02_点検枡_07 02_NN02_点検枡_08

     

    [洗浄後]

    02_NN02_点検枡_09 02_NN02_点検枡_10

  • 【以前に床鳴りがあった】2015年7月4日(土)お家の点検2年目(富山市N邸)

    以前に床鳴りがあったようですが、今回の点検で該当箇所を踏み込んで検査しましたが、現象は見受けられませんでした。床材や構造材が木製なので天候等の湿度変化によって伸縮する影響で床鳴りが発生しているものと思われます。後日、床鳴りが確認されたら連絡して頂くようお願いしました。

    04_NN02_床鳴り_01 04_NN02_床鳴り_02 04_NN02_床鳴り_03

  • 【クロスの膨らみ等】2015年6月24日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    1年目点検では主にコーナー(部屋の隅っこ)のクロスの隙間でしたが、今回発見されたのはクロスの膨らみやヒビ割れでした。天候や気候の湿度変化等による木部から下地ボード、クロスへの影響ですが、クロス保証が2年になっているので、補修日となる都合の良い日時を連絡して頂くようお願いしました。

    [玄関ホール/南側/ヒビ割れ][2階ホール/膨らみ]

    06_DN02_クロスの膨らみ_01 06_DN02_クロスの膨らみ_02

     

    [2階居室/西側/ヒビ割れ] [2階寝室/南側/膨らみ]

    06_DN02_クロスの膨らみ_03 06_DN02_クロスの膨らみ_04

  • 【外に洗濯物を干さないで室内干しだけだと結露が発生することも・・】2015年6月24日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    生活スタイル(室内干し)等によって結露が発生する事例が多いのですが、お客様宅では外部に物干しセットが無く、主に洗面脱衣室内で干しているご様子。外で干すのと違って室内で洗濯物が干せるということは水分が空気中に移動するだけなので、その水分を換気か除湿することが必要になります。

    また、家族構成等によっても洗濯物の量が違ってくるので、ご家族ごとの都合もあると思われます。

    [洗面脱衣室]

    08_DN02_洗濯物_01 08_DN02_洗濯物_02

  • 【浴室の換気は十分ですか?】2015年6月24日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    普段から気を付けていても浴室のカビ発生は抑えにくいもの。カビの発生要因は温度や湿度、栄養分の3つとなっています。その中で1つの条件を取り除くことでカビの発生を少しでも抑制できるようなので、温度では最後にお風呂に入ったひとが水をまくこと、湿度では水気を拭き取りすることが必要になります。特にコーキングしてある端っこは丁寧に水分を拭き取ったほうが良いそうです。

    [浴室]

    09_DN02_浴室換気_01 09_DN02_浴室換気_02

     

    換気について。一般的に「窓を開ければ良い」と言われていますが、窓を開けると雑菌が入るという話もあります。また、天候によって「窓を開けるべきか?」と判断する必要もあり、雨天時は外気の湿度が高いのでも窓を開けないほうが妥当になります。

    09_DN02_浴室換気_03 09_DN02_浴室換気_04

     

    カビによっては氷点下でも発生する種類もいるので、冷水が効果的でもないとも考えられます。窓を閉めて換気扇で空気の入れ替え・換気する場合は入口扉の下にスリット(隙間)があるので、室内の乾燥した空気を浴室内に送り込むこともできます。

  • 【点検枡】2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。特に異常はありません。

    [建物後面/西側]

    02_ST10_点検枡_01 02_ST10_点検枡_02

     

    [汚水枡]

    汚水枡の点検を実施。白い油脂等が多く溜まっている状態でした。

    [建物後面/西側/キッチン]

    02_ST10_点検枡_03 02_ST10_点検枡_04

     

    お客様にも現状を見て頂き、白い油脂等が溜まってくる仕組みを紹介。

    02_ST10_点検枡_05 02_ST10_点検枡_06

     

    お客様にもお手入れに参加して頂き、配管にこびり付いた油脂等を取り除く為に園芸用ポールを奥から持ってこられました。ホースの水流・水圧だけでは落ちにくいのでポールを併用して擦って落とします。

    02_ST10_点検枡_07 02_ST10_点検枡_08

     

    [洗浄前]         [洗浄後]

    02_ST10_点検枡_09 02_ST10_点検枡_10

  • 【障子戸が堅すぎて外せない】2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    Q 障子戸が開閉時に引っ掛かる。以前に無理やりに戸を外したせいか桟にキズがついた。手前側の扉が開けにくいから、障子の貼り替えが非常に難しい。

    [和室]

    05_ST10_障子戸が堅い_01 05_ST10_障子戸が堅い_02

     

    そこで扉を無理にでも外して底部に補正を試みようとしましたが、他の3枚の引き違い戸にも支障があったので、今回は併せて建具屋さんに依頼することになりました。

    05_ST10_障子戸が堅い_03 05_ST10_障子戸が堅い_04

     

    前回の5年目点検では開閉の引っ掛かりがあって当時は「様子見」にしていましたが、今回はリビング側の扉が開く途中で止まってしまう状態。LDKと和室の間の湿度差などで扉や敷居・鴨居等が反っているものと思われます。

    05_ST10_障子戸が堅い_05 05_ST10_障子戸が堅い_06

  • 【室内干しと暖房器具、結露跡】2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    結露跡を調査。LDKは日頃のお手入れで拭き掃除がなされていますが、2階居室のお子様の部屋は出入りが厳しくてなかなかご両親の注意が行き届かないようです。ゴム枠部分には小さなカビが発生していました。

    [LDK/南側]       [2階居室/東側]

    06_ST10_結露跡_01 06_ST10_結露跡_02

     

    洗濯物はバルコニーや洗面脱衣室で干しておられるご様子。浴室換気乾燥機もあって室内干し環境は最適です。4人ご家族の場合、洗面脱衣室の広さだけでの室内干しは季節によっても難しさがあります。

    06_ST10_結露跡_03 06_ST10_結露跡_04

     

    お客様に冬場の洗濯物はドコで干しているのか?をお聞きすると「蓄暖前でも干している」とのご様子。蓄暖は過乾燥する傾向があるので、リビングでの室内干しは結露は別にして室内の湿度を確保するのに良いと思われます。

    [LDK/蓄暖]

    06_ST10_結露跡_05 06_ST10_結露跡_06

     

    リビング階段は引き戸で仕切ってあるので2階から寒気・冷気が降りてくるのを防いでくれます。暖房費の節約や室内干しで湿った暖かい空気が2階に上がりにくくなっています。ただし、階段を使う時は扉を開閉するので、その瞬間に湿った空気が2階に逃げて寒気・冷気とぶつかることで結露化することもあります。

    [階段前引き戸]

    06_ST10_結露跡_08 06_ST10_結露跡_09 07_ST10_足抜きマット_01

  • 【足拭きマットと木製フローリング】2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    洗面脱衣室の床は木製フローリング仕様。足拭きマットをずらして床面を見ると、5年目点検でも確認したのですが、床材同士の間が黒く変色していました。そこで、床材と足拭きマットの間にスノコ等を挟んで通気を確保すること、使わない時間帯は立て掛けて干して頂くよう改めてお願いしました。

    [洗面脱衣室]

    07_ST10_足抜きマット_01 07_ST10_足抜きマット_02