Q クロスに隙間がある。
A 現状を確認。後日、目立たないようにコークボンド補修することをお約束。
[1階ホール]
[1階DK]
Q 子供達の悪ふざけが原因で畳の縁が取れかかっている。
[LDK小上がり]
A 現状を確認。このように半端な畳の加工だと短期間で消耗(つまづき等)してしまうのは当然かもしれません。施工の採寸の際にもう少し工夫があれば良かったと思われます。この畳は一般的な分厚い畳ではなくエコライフ畳で床暖房用の厚さ8mm、中心部分の硬質ポリエステルボードが断熱性をアップさせて反りを少なくしている商品となっています。畳の施工された全体像を見ると、このステップ幅に畳の寸法を合わせれば良かったのでは?と感じてしまいます。
※ エコライフ畳(参考/http://www.tatamidaisuki.net/okitatami/usutatami.html)
色あせしない・・・畳の表が天然和紙仕様、その和紙は特殊な方法で染色
水をはじく・・・和紙畳の表面が防水・防汚加工されており、お湯やコーヒーがこぼれても大丈夫仕様
カビが無い・・・細菌やガン、アレルギーの原因とされる「カビ」等の微生物を防ぐ特殊な加工仕様
[雨水枡]
点検を実施。泥等の溜まりも少なく、特に問題はありません。
[建物後面/南西側]
雨水枡の蓋が強風時に枡内の圧力によって飛んでしまうのか、レンガが重石として置いてありました。
[汚水枡]
点検を実施。お客様にも枡底を見て頂き、将来的な詰まり防止の為に定期的にホースの水流で洗浄して頂くようお願いしました。
・・・が、とりあえず、試しにやってみよう♪と意気投合してお掃除のお手伝いをすることに。
[建物右面/西側/キッチン]
今回は長いホースが無かったので、バケツと長い棒でお掃除をすることにしました。
お客様の目の前で「ホースが無い場合の見本」を実演しています。汚水枡内の底部に長い棒を這わせて、溜まっている白い油脂等を剥がしながら、バケツの水で流し込む方法です。
ハッキリと見えにくいかもしれませんが、キレイにお掃除できました。
[お手入れ前] [お手入れ後]
サッシの両サイドからの雨垂れが黒く目立っていました。雨垂れができる仕組み(水アカやシーリングに含まれる可塑剤の油分や雨の汚れ成分等)を紹介。築5年で黒くなっている雨垂れを擦り落とすとなると、外壁の経年変化等、表面に施されている防水塗膜を無理に削ってしまうことにもなりかねません。比較的簡単な方法ですが、油分を分解できる中性洗剤の使用も選択肢としてあると思われます。
[建物左面/東側]
※ 水アカについて(参考/おそうじ本舗/
(http://www.osoujihonpo.com/guide/shinno/water/article12112902.html)
一般的に言われる「水アカ」ですが、私たちの生活の中で色んな場面で目にします。ネットで検索するとミネラル分である「カルシウムやマグネシウム」が水アカの原因のようですね。中性洗剤では落ちないこともありますが、そんな時はアイテムを使って「擦り落とす」ことになります。アルミホイルが有効だそうですね。
水周り(洗面化粧台や浴室の鏡など)や外壁に垂れている雨垂れ等々があります。室内のメッキ部分はともかく、外壁の場合は「擦る」方法は防水塗膜・基材を傷つける可能性もあるので注意が必要です。
外壁の表面に施されている防水塗装(塗膜)の劣化について。外壁の防水塗膜が紫外線等の影響によって次第に劣化、最終的には粒子化するチョーキング現象(外壁材の耐候性の低下)が発生、そのまま放置しておくと外壁材が傷むことによって改修の際の費用が余計にかかる事例もあります。
[建物左面/東側]
外壁材同士の間に施されている弾性コーキング(シーリング)について。紫外線等によって劣化(硬化)してくると、外壁材同士の動き(湿度変化による下地材の伸縮等)に順応できず、硬化現象によるヒビ割れが発生してきます。放置するとヒビ割れの隙間から雨水が進入することもあり、将来的には「打ち直し」等の外装工事が必要になってきます。