点検ブログ

  • 【設備台コンクリートのヒビ割れ】2013年6月25日(土)お家の点検1年目(富山市M邸)

    Q 室外機の下のコンクリートがヒビ割れしている。

    A 現状を確認。ヒビ割れ箇所やその周辺を手で叩きながら音の違いを聞き分けると、ヒビ割れ箇所では「軽い音」がしていました。表面の化粧モルタルが温度変化による収縮で土間コンクリートとの間に隙間が開いていたものと思われます。後日、モルタルでヒビ割れ箇所を埋めることをお約束。

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  • 【クロスの変化】2013年6月25日(土)お家の点検1年目(富山市M邸)

    Q 天井クロスに浮きがある。

    A 下地材の木部が天候による湿度変化等で伸縮して天井クロスの一部が膨らんでいました。

    [1階廊下/天井]

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    「掃除機でコーナーリングに失敗してクロスの角を傷つけてしまった(汗)」とお客様。今回のクロス補修と一緒にサービスの一環で目立たないように補修することになりました。

    [1階廊下のコーナー部分]

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    Q 壁クロスに隙間がある。

    [2階居室]

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    この壁クロスも同様、下地材の湿度変化等に伴う伸縮によって壁クロスが変化(隙間・浮き等)してきたものと思われます。後日、全ての箇所に対処することをお約束。

    [上部は浮き・膨らみ]   [下部は隙間]

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  • 【サッシのロックが掛かりにくい】2013年6月25日(土)お家の点検1年目(富山市M邸)

    Q サッシにロックを掛ける時、窓を少し横に動かさないとシッカリと掛からない。

    A 現状を確認。クレセントの上下にあるカバーを外してビスを緩めて上下補正。

    [2階廊下]

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    ドライバーでクレセント受けを留めているビスを少し緩め、次にクレセントを横にスライドさせて、改めて固定させて補修完了です。

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    (参考/ワントップリフォーム/引き違いサッシのクレセント錠が掛かりにくい)

    (http://www.onetopreform.jp/item/808)

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  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    1年目点検で「2年目点検まで様子を見る」ことになっていたヒビ割れ箇所を再確認。1年前からの

    変化の様子をお聞きすると、ヒビ割れが少し大きくなってきたとのことでした。

    [建物正面/南側]

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    基礎コンクリート肌を隠すために施された薄い化粧モルタルが温度変化によってヒビ割れ(収縮)したものと思われます。基礎自体の強度に問題はありませんが、目立たないように補修用モルタルで上塗りすることをお約束。

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  • 【引き戸の開閉/1年目点検】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    1年目点検では3枚引き戸のうち、和室側の引き戸が最後まで閉まらない現象がありました。

    [和室とLDKの間/3枚引き戸]

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    今回は開閉に支障はありませんでした。当時は建材メーカー等による生産ラインでのクレームがあり、現象を改善できるパーツがメーカーから支給、1年目点検で桟に取り付けていた経緯があります。

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  • 【クロスと目地】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    2箇所のクロスが浮いているのを発見。1年目点検ではお部屋の角っこに「よじれ現象」があり対処済みです。今回の変化は「下地が湿度変化等で伸縮し、同時に石膏ボードも動くことでジョイントのクロスが浮く」現象です。後日、目立たないようにコークボンドを充填・ローラーで均す処置になることを説明。

    [2階洋室/壁の下部]

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    [壁の上部]

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  • 【土間コンクリートのヒビ割れ】2013年5月18日(土)お家の点検1年目(富山市N邸)

    Q ヒビ割れがある。強度は大丈夫なのか?
    A 現状を確認。温度変化による収縮でコンクリートの表面だけがヒビ割れしている現象と思われます。構造上は特に問題ありません。
    [玄関アプローチ/西側]
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    Q この箇所のヒビ割れは強度に影響があるのか?目立たないようにできるのか?
    A 現状を確認。お客様は市販されている補修剤を試しに購入してDIYでヒビ割れ箇所に充填してみたそうです。施工時期、範囲、補修材料等の違いによってなのか、埋められた部分が少しずつ剥がれていました。
    [北側スペース]
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    コンクリートは安価で耐久性があって全体としての強度はほとんど問題ありませんが、引っ張り強度が小さい特徴があるので、温度変化により収縮して発生する表面のヒビ割れは起こり得る現象となります。既存のヒビ割れ箇所をVカット(※1)等で削ってポリマーセメントモルタル等を流し込む(充填する)補修方法はあるのですが、ヒビ割れ範囲が補修の目安となる0.5mmに達していませんでした。協議の結果、今回は可とう性(柔軟性のある)のエポキシ樹脂シーリング材を擦り込むこととなりました。
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    ※1 Vカットとはサンダーでヒビ割れ部分をさらに削り広げて、割れの元(表面だけでなく下部まで)から補修材を厚く打ち込む為に削る作業です。割れの元から充填補修することで「割れ癖」を低減・回避することができるようです。

    [現在のヒビ割れ箇所]   [あらかじめ誘発目地を打っていた箇所]
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