白い外観のせいか、全体的に雨垂れが目立っていました。ベンドキャップの周囲には防水のためにシーリング剤(変性シリコンも含む)が施されています。雨水によってこの箇所から少しずつ溶け出す可塑剤(材料の柔軟性を保つ)に含まれるシリコン油が関係しているものと思われます。
軒の長さによっては目立つ・目立たないがありました。
「軒が長い」または「庇がある」場所にベンドキャップがある場合は、壁が雨に濡れにくい(油分が流れ出て、汚れ成分と結びつきにくい)ため、汚れが目立たないものと思われます。
Q 壁に穴が開いてしまった。子供が思いっきり強くドアを開けてしまった(大汗)
A 現状を確認。ドアを開けてみて、どのようになったのか?を再度検証しています。
珪藻土(塗り壁)の壁であるせいか、表面の塗装が剥がれて下地が見えている状態でした。相当強く、思いっきり開けたものと思われます。
2年目点検時では「ノブが当たった跡」だけが付いていました。当時、点検スタッフからの提案で「床にストッパーを取り付ける」助言をしていましたが、お客様は「邪魔になる」ということで現状のままでした。
ドアの上部には戸当たりが取り付けられています。普通にゆっくりと開ける分には問題ないのですが、お子様が手加減しないで「バタンと開ける」のを想像すると、正常に機能しなくなるのも想像できます。
お客様との協議の結果、床にストッパーを取り付けることとなりました。