給排水管からの水漏れの有無を検査。パッキンの劣化等によって水漏れが発生することもあるので、
起こり得る現象を事前に知って頂くよう注意換気しています。
[洗面脱衣室] [キッチン]

[雨水枡]
雨水枡の検査。配管が詰まっている等の異常は特にありません。
[建物前面/北側] [建物後面/東側]
[汚水枡]
汚水枡を検査。白い油脂等が少し溜まって固まっている状態でした。
[建物前面/キッチン/点検枡] [建物前面/キッチン/通気管]
通気管に溜まっている油脂等が乾燥して固まっている状態。お客様からホースをお借りして固まりかけていた油脂等を洗浄しましたがなかなか流れていきません。
[通気管を洗浄中] [油脂等が固まっていたので、継続して洗浄中]
固まった油脂等を取り除く(下水道本管に流す)のに少し手間取りましたが、キレイに洗浄できました。
[洗浄後/点検枡] [洗浄後/通気管]
[雨水枡]
雨水枡の点検を実施。特に異常はありません。
[建物右面/西側] [建物後面/南側]
Q 強風のせいで蓋が飛んでしまうのか?蓋が飛ばないように重石を置くこともある。
A 雨水枡の蓋が風の影響で飛んでしまう他の点検現場の事例を紹介。蓋が飛んでいくのは直接吹き込む強風ではなく、強風が雨樋を通って雨水枡に到達して風圧によって蓋が内側から飛んでしまう現象と思われます。
[建物後面/南側]
[汚水枡]
汚水枡の点検。汚水の点検枡の横にある通気管の内壁を見ると、オブラート状の汚れがくっ付いている状態でした。
[建物右面/西側/洗面脱衣室・キッチン]
これが通気管の内壁が汚れていた蓋の裏側です。別の通気管の蓋と比べると汚れが付着して乾いているのが分かります。過去に排水が蓋の辺りまで吹き上げたことがあったのかもしれません。
お客様に汚水の点検枡や通気管の現状を見て頂きました。付着している汚れを洗い流すのにホースリールをお借りして汚水枡の洗浄を実施。
点検枡と通気管との接続部も丁寧に洗浄しました。
Q 風が強い日に雨樋が折れた。その後、対処してもらったが、強風で雨樋がまた折れてしまうのが心配なので、雨樋を固定しているワッカ(でんでん)の数をもう少し増やして欲しい。
[建物後面/南側]
現状を確認。強風被害の再発防止のため、「T字式ビス打ち」から「打ち込み式釘打ち」に固定方法を変えて施工してありました。お客様は外壁への打ち込み間隔が広めにとってあったのを見て心配されたご様子。そこで、広めの間隔の間に数箇所打ち込むことになりました。
お客様宅は団地の外周部に位置しており、南側は一帯が田んぼで遮蔽物がなく、南風がまともに当たる周辺環境・立地条件。近隣では強風で飛ばされてきた物がガラスに当たって割れたことも・・・。
[従来のでんでん固定] [改善したでんでん固定] [南側の一帯は田んぼ]