点検ブログ

  • 【クロスの隙間】2016年2月23日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    Q クロスに隙間がある(事前葉書)

    現状を確認。天候等の湿度変化等による木部の伸縮(調湿機能)とともに下地ボード、クロスへと動きが伝わることで隙間等が発生する現象です。次回の2年目点検がクロスの保証期限となっており、今回の点検以降2年目までにクロスの動きも考えられるので、次回の点検まで様子を見ることになりました。

    [2階洋室/東側]

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  • 【点検枡】2015年5月30日(土)お家の点検10年目(富山市M邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。特に異常はありません。

    [建物右面/南側]

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    [汚水枡]

    汚水枡の点検を実施。白い油脂等が少し溜まっている状態でした。お客様にも現状を見て頂き、ホースの水流で洗浄できること、お手入れとして数年に1回の割合で実施して頂くようお願いしました。

    [建物右面/南側/浴室]

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    汚水枡内を洗浄しながら配管内を流れていく油脂等をお客様に見て頂き、日常の生活の中で歳月の経過とともに「油脂等が溜まる」という現象に気づいて頂きました。

    [洗浄中]          [洗浄後]

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  • 【カランから水が漏れる】2015年5月30日(土)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 水を止めてもカランから水が少し漏れてくる。

    現状を確認。たまに水滴がポチョンと落ちる程度なので今すぐに取り替えるほどではない状態。部材の交換費用もかかりますので、水漏れがひどくなってきたら改めて連絡して頂くようお願いしました。カラン内部のゴムパッキンの劣化が原因と思われます。

    [浴室]

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    Q カランの向きをお湯にすると水滴が漏れてくる。

    現状を確認。これもカラン内部のゴムパッキンの劣化と思われます。今以上にひどくなってきたら連絡して頂くようお願いしました。

    [洗面脱衣室]

    07_KM10_カランから水漏れ_03 07_KM10_カランから水漏れ_04

     

    カランからの水漏れ以上に費用がかかるのは水量調整バルブ等がある給水管周囲からの水漏れです。洗面化粧台の場合は下の扉の中、キッチンの場合はシンクの引き出しの奥となります。配管内のパッキン材の消耗等が原因で隙間から水が漏れることがあり、そのまま放置しておくと床に浸透してしまう事例もあります。

    [洗面脱衣室]       [キッチン]

    07_KM10_カランから水漏れ_05 07_KM10_カランから水漏れ_06

     

    予防は難しいので、「起こり得る現象を知っている」という早期発見が大切となります。

  • 【キッチン周り】2015年5月30日(土)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 食洗機を使い始めて約10年になるが、食品カスが溜まりやすくなったり、排水がしにくくなってきた。

    10_KM10_キッチン周り_01

     

    現状を確認。新築から10年経ってもお客様宅の食洗機はまだまだ現役バリバリです。排水しにくいとのことなので食器整理棚を取り外してみるとステンレスカバーに油カスがこびり付いていました。お客様のお話では最近になってよく見られる現象のようです。

    [食洗機の中/左側からの様子][食洗機の中/右側からの様子]

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    こびり付いていた油カスを取ってみました。よく見ると排水は最後まで流れておらず、少し溜まっている状態。後日、メーカーに相談することになりました。

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  • 【結露がひどい】2015年5月30日(土)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 結露がひどい。友人・知人の家と比べているが、やっぱり結露が非常に多い。

    現状を確認。今回の訪問検査の前にお客様がお掃除されていたようですが、結露跡は見受けられました。

    前回の5年目点検ではリビングが北向きでサッシ仕様、石油ファンヒーターの使用頻度や室内干しの量、室温の変化等による結露化と説明していたのですが、今回はもう少し聞き込みしました。

    [LDK/北側]

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    暖房器具は主に蓄暖。室内は高温で過乾燥になる傾向があります。洗濯物が乾きにくい冬場は鴨居等にハンガーを並べてリビングと和室の間などで大量に干しておられるご様子。除湿機もあるのですが、衣類からの水蒸気放出量のほうが多くて除湿機の機能が追いつかないとも考えられます。

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    結露の原因についてはお家の周辺環境や間取り、サッシ仕様、暖房設備、生活スタイル等によって同じお家でも大きく違うこともあって単純に比較できないのが現実です。この地域は風が強く、北風が直接当たる環境によって冷やされやすいこともあります。

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    蓄暖の出力や運転時間等で2階の暖房をまかなう(家中が暖かい)こともできるのですが、暖かい部屋で室内干しをして洗濯物から空気中に放出された水分(暖かく湿った空気)がLDKから2階に移動すると急激に冷やされて窓ガラスが結露化してしまうこともあります。ガラス面には結露吸収シートが貼られていましたが、湿った暖気と寒気が対流する・ぶつかると結露化する仕組みを考えると仕方のない現象かもしれません。

    [2階居室]

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    階段の入口にロールカーテン等を取り付けて、暖かく湿った空気と2階の冷やされた空気がぶつかる・対流を遮断することが結露を軽減させるひとつの方法になると思われます。

    [階段口]          [2階ホール]

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  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    基礎化粧モルタルのヒビ割れを数箇所確認。基礎表面に施してあるモルタルが温度変化等によって収縮することで起こり得る現象と思われます。ヒビ割れ部分にモルタルを上塗り補修しても逆に目立ってしまう事例もあったので、2年目まで様子を見ることになりました。

    [建物左面/東側]       [建物後面/南側]

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  • 【雨垂れ・藻の確認】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    1年目点検だからでしょうか、雨垂れ跡はほとんど見受けられません。雨垂れや藻には様々な原因があるのですが、ひとつは立地条件(周囲の建物の有無)があり、隣家がある場合と空き地・田畑等の場合でも状況は異なってきます。

    また、他の点検現場で5年目点検での様子を見ると、水切りがあるのと無いのとでは「あったほうがキレイ」という結果になっています。水切り部材の価格は比較的安価ですし、部材設置による全体的な印象もそれほど変わらないので、外壁の汚れを気にされる方は取り付けたほうが良いかもしれません。

    [建物左面/東側]      [建物後面/南側]

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    全てのサッシの両サイド下には雨垂れ防止用の水切りが取り付けられており、黒い雨垂れ跡が目立たないような工夫・配慮になっています。

    [建物周り]

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  • 【クロスに隙間が発生】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    部屋の隅っこでクロス同士が召しあっている部分に隙間を発見。お客様は特に気にされておらず、起こり得る現象を認識されていました。クロス保証は2年目まであるので、2年目点検の状態を見て対処することになりました。

    [2階居室]

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    部屋の隅っこで隙間部分が白く見える部分は隙間が開くことを前提とした施工(クロスを切る)であり、隙間部分にはあらかじめ弾性のあるコークボンドを充填しています。

  • 【キッチン金具のサビが発生】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    Q キッチン金具にサビが発生している。

    現状を確認。ステンレス製の金具ですが、全体的にサビが発生していました。

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    ステンレスは基本的にサビの発生しにくいものですが、「もらいサビ」が原因となる事例が多いようです。塩分が含まれている「食塩」「醤油」「味噌」などをこぼしたまま放置、他の鉄「日本包丁など」「缶」を濡らしたまま放置があると考えられます。お客様ご自身の認識は全く無かったそうです。

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    サビの跡がプラスチック製の背面にもくっ付いていたので、後日、メーカーに聞いて対処することになりました。

  • 【床のきしみ】2015年11月24日(火)お家の点検1年目(高岡市T邸)

    Q 床がミシミシと音がする。

    現状を確認。床材同士の間を踏み込むとミシッと音がしていました。天候等の影響で床の基材や下地との間に隙間が生じて(木部の調湿機能など)体重がかかると擦れて音が出る現象です。きしみ音によっては状態が異なっているようです。改善策としては床下からの補正か床上からのボンド注入になります。

    [LDK]

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