点検ブログ

  • 【足拭きマットと木製フローリング】2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    洗面脱衣室の床は木製フローリング仕様。足拭きマットをずらして床面を見ると、5年目点検でも確認したのですが、床材同士の間が黒く変色していました。そこで、床材と足拭きマットの間にスノコ等を挟んで通気を確保すること、使わない時間帯は立て掛けて干して頂くよう改めてお願いしました。

    [洗面脱衣室]

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  • 【M邸の紹介/水漏れの早期発見は非常に大切です】2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    所要時間 09:46~11:18 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【M邸の紹介/水漏れの早期発見は非常に大切です】

    水漏れの早期発見。新築して数年が経った配管からの水漏れは施工不良ではなく、ほとんどがパッキン材の経年劣化と考えられます。最初は触ったら濡れているのが分かる水漏れであっても、年月の経過にともなって、周辺部材にも影響を及ぼすことで費用負担が大きくなってしまいます。早期発見では「配管周りを見る習慣」を付けないとなかなか分からないと思われます。

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    どのご家庭でも洗面化粧台の下は洗剤等の収納に使っており、突っ込んで放置しているのがほとんど。プラスチックケースに洗剤等を入れて収納し、買い増し毎に出し入れ・整理整頓していると早期発見につながることもあります。「習慣づけ」はもちろんですが、その前に「漏れてくることがある」という意識を持って頂くことが必要となります。弊社の訪問検査では他の点検現場で発見された水漏れ事例を紹介して皆さんに注意を促しています。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

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    また、住宅メーカー・工務店によっては新築後の自主的な訪問検査が無い場合も現実にあります。お客様のご友人で「訪問検査は無い、有料になったから受けてない等々」のお話を実際に聞くことも・・。

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    起こり得る現象が分からないままに水周りにトラブル等が発生して、住宅メーカー・工務店に問い合せても「経年劣化です」の一点張りということもありますので、出来る限り弊社のような訪問検査を受けて頂き、早期発見に心掛けて頂ければ・事例を知って頂ければ・・と考えています。

  • 【コウモリの被害】2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    コウモリのフンが散らばって落ちているのを発見。

    [建物後面/南側]

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    外壁にはコウモリの影響と思われる白い跡?が見受けられました。

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    コウモリが止まりやすいのか、樋の上や周辺にはフンや尿の白い跡があるようです。過去に進入口となったベンドキャップは現在進入防止が施されています。

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    これは2014年8月にお客様からのコウモリ被害の申し出があって対処したものです。各部屋の外壁側には換気をするために給気口が設置されているのですが、この穴を通ってコウモリが外から入ってきたようです。外部へと通じる穴の中を見てみると、黒いフン?が溜まっているのが分かります。スポンジフィルターも汚れていました。

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    そこで、穴からの進入防止のために手製の網とスポンジフィルターを作ることになりました。

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    [金網取り付け前/従来]   [金網取り付け後]

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    コウモリの被害は弊社の無料訪問検査の際に相談を受けている事例が数件あります。コウモリは鳥獣保護法の対象になっており、許可無く飼う・駆除はできなくなっています。そこで、進入防止を施す必要が出てきています。「コウモリってウチだけ?」という質問がありましたが、周辺環境等によるのか詳細は不明となっています。

  • 【内部結露があった場合は・・】2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    複層(ペア)ガラスの内部が結露してしまう現象があります。メーカーのサッシ保証は10年となっていますが、製造年月日から起算していますので、実際は住み始めてからは約9年になると思われます。日頃のお掃除でガラスを拭いても結露が消えない場合は内部結露の可能性が高いので、次回の点検(今回は5年目点検なので次回は10年目点検)を待たずに早めの連絡をお願いしました。

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    サッシ・ガラスの右下に製造年月日等が刻印されているのですが、分かりますか?

  • 【クロスの変化等】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q クロスに割れや浮きがある(事前葉書)

    現状を確認。壁クロスの割れや浮き現象が下地ボードのジョイント部分で発生していました。木造住宅は湿度変化等による木部の伸縮(調湿機能)によってチカラが下地ボードからクロスへと伝わっていきます。クロスの経年劣化等で下地ボードの動きに追随できなくなり変化が現れてくると思われます。

    [2階居室/クロスの割れ]

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    [2階居室/クロスの浮き]

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  • 【お客様アンケートでお客様の感想をお聞きしました】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 中田工務店を選んだワケは?・・・価格

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    「コンセントの位置や数をもう少し考えれば良かった。カウンターの上にはコンセントがあるが、下側にも無いと使い勝手が悪い」とのこと。コンセントの数には予算的にも制限があるので、窓際のカウンターにコードを通せるように穴を開けて上下コンセントを共有したほうが良かったのかもしれません。

    [LDK/作業カウンター]

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    [キッチン/背面カウンター]

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    Q 冬の暖房器具は?

    冬の暖房器具はエアコンとコタツ。お客様は今以上にあったかくなる暖房器具が欲しいご様子。「設置場所がそれほど占めない、空気が汚れない、価格、ランニングコスト等々」を考えてペレットストーブも考えておられました。後日、カタログ等を持参することになりました。

    [LDK]

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    Q 2階からの寒気・冷気の進入は防げていますか?

    冬になると家中の暖気と寒気・冷気の対流現象(暖気が上にのぼり、寒気・冷気が下にさがる)が激しくなってきます。階段口から寒気・冷気が2階から1階に降りてきますが、お客様宅では階段口とLDKの出入口の2箇所にロールカーテンを取り付けているお陰で、それほど寒さを感じられないご様子。これが光熱費の節約になっているようです。

    [LDK側]         [階段側]          [リビング天井]

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    お客様宅のリビングは吹き抜けではなく、暖気が逃げにくい室内環境なのかもしれません。

  • 【スリムダクトの下がり】2015年4月21日(火)お家の点検5年目(富山市O邸)

    Q 配管のカバーが下がっている。

    A 現状を確認。これはエアコンの室内機と屋外にある室外機をつなぐ配管を自然環境(主に太陽の紫外線)による劣化から保護するスリムダクトです。表面のカバーが下がっていたのでいったん取り外して入れ直すことになりました。カバーから顔を出している白いテープはエアコンの配管に巻いてあるもので対候性があります。

    [建物後面/南側]

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  • 【開き戸のノブが壁クロスに当たる】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    開き戸のノブが壁クロスに当たっている状態でした。お客様は初めて気づかれたご様子。

    [2階寝室]

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    マグネット式のドアストッパーですが、効きが悪くなってか扉がマグネットを通り越してノブが壁に当たって止まっている状態。既存のマグネットを分解して改めて取付け直すことになりました。

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    ドアストッパーを取り付け直した状態。ノブは壁クロスには当たっていません。

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    ストッパーは正常に機能するようになりましたが、元々の金物を固定していたビス穴が目立つようになりました。

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    そこで床の補修材である「クレヨン」をカッターで削って、元のビス穴に埋め込むことで目立たないように配慮しました。

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  • 【クロスの隙間】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    クロスの隙間を発見。5年目点検ではお客様DIYをお勧めしているのですが、今回はお客様のメンテナンスのお手本になるよう、お客様が見ているのを確認してコークボンドを充填。仮にボンド剤がはみ出ても水性なので失敗しても手直しは何度でも可能です。はみ出たらタオルで拭き取って頂くよう助言。

    [2階ホール]

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    クロス同士が召し合う部分(入隅)では隙間が発生しやすい事例を紹介。クロスが隅っこでよじれないように隙間ができるように施工してあり、その隙間部分にはコークボンドが充填されています。

    [2階寝室]

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    今後のDIY・お手入れを考えてコークボンドを贈呈しました。

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