点検ブログ

  • 【クロスの隙間等】2014年11月21日(金)お家の点検2年目(富山市婦中町M邸)

    クロス屋(インテリアシンエイ)さんに同行して頂きました。クロス補修用のコークボンドを充填しています。木造住宅の特徴なのですが、湿度変化による木部の調湿機能(伸縮)に伴って下地ボードが動いて上に貼ってあるクロスが追随することで起こり得る現象となっています。

    [階段踊り場]

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    [コークボンド充填後、指でなぞる/周囲の柄に似せる]

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  • 【結露】2014年11月21日(金)お家の点検2年目(富山市婦中町M邸)

    ゴム枠部分には小さなカビが見受けられました。結露していた跡と思われます。床暖房を使われているご家庭では結露は発生しにくい室内環境となっていますが、日常的に加湿器をつけることで室温の低下等によって結露が発生しやすくなる傾向が強くなります。お客様も理解されていました。

    [LDK/東側]

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  • 【クロスの変化】2014年11月13日(木)お家の点検2年目(富山市D邸)

    クロスが少し浮いているのを発見。光の当たり具合(特に間接照明)によって少し目立つこともあります。お客様にお聞きすると、知らなかった・気づかなかったとのことでした。下地ボードの境目の上にあるクロスが少し浮き出ている現象です。

    [1階ホール]

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    クロスのヒビ割れを発見。

    [2階居室]

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    下地ボード等の動き(木造住宅ならではの湿度変化等による伸縮等による追随)によって表面に貼られている壁クロスがヒビ割れすることもあります。ホームセンター等で販売されているコークボンドを使うと簡単に目立たないように補修できます。

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    ヒビ割れ箇所にコークボンドを充填し、濡れタオルで拭き取りして馴染ませています。

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  • 【1年目点検での希望】2014年11月13日(木)お家の点検2年目(富山市D邸)

    1年目点検時は育児休暇中でお家に居ることが多かったお客様。当時は横道を登下校する小学生の視線が気になっておられたご様子でした。そこで、道路側からの視線を遮る方法として塀は高額になるので、安価で抑えられるサッシのフィルム貼りを提案していました。

    [LDK/西側]

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    1年後の2年目点検で改めてお聞きすると、育児休暇もあと数日で終わり、「家に居なければ気にならない」お返事を頂きました。生活スタイルの変化によって要不要が出てきますね。

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  • 【玄関ドアの開閉】2014年11月11日(火)お家の点検10年目(富山市M邸)

    玄関ドアを閉める時、思いっきり「バタン」と強く閉まる状態。お客様は日常的に「今みたいに閉まるのが自然・普通」と感じておられましたが・・・

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    ドアが閉まる第2軌道・閉まる手前で「パッタン」とゆっくり閉まる(ケガ防止)のが良いと助言すると納得しておられました。ドライバーを使って数ミリ単位でツマミを回すことで簡単に補正できることを実演。今回の補正成果がずっと続く訳ではなく、使い勝手や気候の変化等によっても速さが変わることもあります。

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  • 【開き戸の下がり】2014年11月11日(火)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 開き戸が下がっているせいか、扉が開閉しにくいこともある。

    Q 現状を確認。ガラスが入ったオシャレな扉仕様です。ガラスの重量によって戸先が下がる傾向もあります。

    [LDK]

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    丁番近くから戸先に行くにしたがって底部の隙間(扉と床の間隔)が狭くなっている状態。

    扉の下がりもありますが、床が少し盛り上がっているとも考えられます。

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    まずは下の丁番のカバーを外して上下に扉の高さを調整できるネジ回し。次に扉の奥行き(前後・左右)を変更できる上の丁番にある固定ビスを補正。

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    扉の傾きを補正する時、扉の水平さを保つ為に片手で扉を持ち上げながら、もう一方でドライバーを回す必要があります。今回の扉はガラスが入って重いので、中谷が戸先を持ち上げてフォローしています。

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    上の丁番の位置を少し奥(ドア枠側)に移動すると、戸先を少しでも上げられるようになると判断。そこで、丁番自身の位置を移動させる為に重い扉をいったん取り外しました。

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    ノミとカナヅチで丁番をはめ込んでいる型を少し深く削ることになりました。

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    少し深く掘って、改めて丁番を型に取りつけ。

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    試行錯誤したのですが、劇的な改善にはならなかったのが残念です。将来的に同様の現象(床との引っ掛かり)が発生した場合は「扉の底部を切る・削る」方法になると思われます。

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