別の部屋も扉を閉めてもガタガタと少し動く状態だったので、同じようにラッチ受けをドライバーで調整してみましたが改善されませんでした。そこで今度はラッチ受け金具を取り外して位置を補正することになりました。まずは金具を留めているビスを取り外します。
[2階洋室]
ノミでラッチ受け(ドア枠)の広さ・動かせる範囲を少し広く取ります。
Q 壁クロスの下地跡が浮き出ている。
A 現状を確認。下地の木部が湿度変化等で伸縮することによってボードが動くと同時に、ジョイント部分の表面に貼ってあるクロスが変化したものと思われます。後日、コークボンドを充填して目立たないように補修することをお約束。
[寝室/サッシの下]
クロスの「浮き」と違って「隙間」が開くのは「木造住宅は調湿作用によって伸縮する」という一般的に起こり得る現象であることをお客様へ説明すると、「だったら仕方が無い」と理解して頂きました。ありがとうございます。
[寝室/開き戸の下]
Q ドア枠の狭い内側にクロスを入れ込む施工であるが、これは将来的に剥がれてくるのか?
[開き戸/寝室]
A 手持ちのカッターを隙間に差し込んで現状を確認。施工当時はドア枠をはめ込んだ後にクロス工事をしている作業工程でした。その段階での「職人の方々が苦労してクロスを貼っていた様子」も合わせて紹介。