点検ブログ

  • 【お家のアフターメンテナンスとして、お客様と第一歩】2011年7月23日(土)お家の点検5年目(富山市O邸)

    今回は5年目点検。
    外回り点検では・・・
    点検枡(雨水枡、汚水枡)や外壁の塗面、コーキングの弾性、屋根等々。
    自然環境や立地条件等の影響による経年変化(劣化等)について検査しています。
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    室内の点検では・・・
    玄関ドアや室内ドア(開き戸、引き戸、吊り戸)の開閉でドライバーを使った調整、コークボンドによるクロスの隙間等を目立たないようにすること、お客様からの質疑応答等々、ご家族が生活されることによる建具等の経年変化(消耗・摩耗等)について検査・対応しています。
    点検スタッフにはちょっと大変かもしれませんが、小屋裏(天井裏ですが、夏場はサウナ状態・汗)や床下(移動が苦しい・汗)の状態も検査します。
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    こうしてひと通りの点検作業が終わり、点検表には結果や過程等を記入しています。次回の10年目点検では1年目、2年目、5年目の流れがひと目で分かると思います。
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    新居に住まわれる際に、弊社担当スタッフからの「経年変化等によって、起こり得る現象や事例等」のひと通りの説明はありますが、お家が新しい時はその後の状態なんてなかなか想像できません。一般的にはアフターメンテナンスよりも新生活に考え方が傾くのは仕方がないと思います。

    これは「住まいの管理手帳」です。記事の説明をしながらお渡ししている様子。
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    これをひと通り読むと、お家に関する仕組みや現象・事例等のほとんど分かるかと思います。
    「普段何気なく使っている建具って、実はこういう仕組みなんだ!」や「そっか、だからこうなるんだ!」、「だったら、こうすれば良いんだよね!」等々、この発見・気づきが第一歩になりますよね☆

    そしたら、第二歩って・・・?
    それは、コークボンドや潤滑油(CRC)、ドライバー等をホームセンターで買う行動になります♪
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    この続きは・・・本ブログの他の記事にて☆☆☆

  • 【床下点検/床鳴り】2011年5月21日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町J邸)

    Q リビングで床鳴りがある。
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    床下点検も兼ねて、床下にある鋼製束の増し締めをすることになりました。図面を見て、どの辺り?と事前打合せ☆
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    鋼製束を増し締めしている様子。
    床上では床に体重をかけながら、床鳴りが改善されているかどうか?確認しています。
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    床鳴り現象を改善し、床下からは砂田が出てきました。ごくろうさまです☆
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  • 2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)
    所要時間 10:03~10:55 晴れ
    スタッフ 石丸、中谷、渡辺

    【N邸の紹介】
    お客様宅のお庭☆
    もう少し芝生を増やしたい・・・とお客様。ゴルフ場のグリーンとまではイカナイのですが、やっぱり青々とした芝生というのは魅力的だそうですね☆
    正面の花壇の花を中心に芝生ゾーンの周囲をプランター植えの花で飾られています☆
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    お客様宅のアプローチです。お花を両サイドに置いて、お客様をお出迎え☆モザイクタイルも印象的です☆
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    リビングにある、通称「宿題カウンター」です。小学生のお子様って、学校の宿題をする時は昔と違い?お部屋の学習机ではなく、リビングでパパやママと一緒にするご家庭が多いそうですね☆
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    お子様中心の生活です☆

  • 【結露】2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    Q 冬の間はガラスの表面が結露していた。
    A 現状を確認。暖房機器は屋外燃焼型のガスファンヒーターを使用されていたそうで、室内には燃焼による水蒸気が発生しない仕様です。
    まず、複層ガラスは「結露しない」のではなく、「結露しにくい」ということ。そして、生活スタイル(水蒸気の発生)によって状況は様々。室内の水蒸気を増加させる要因は「調理器具のガス(燃焼)、衣類の室内干し(乾く)」等々があります。室内の水蒸気量が変わらなければ、暖房を消した後の気温の低下とともにカーテンで遮られたサッシの面が露点になって結露が発生するものと思われます。
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  • 【蓄暖のホコリ】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    Q 蓄暖の後ろ側のコンセントや配線の表面にホコリが溜まっていた。堆積したホコリに電気の火花が引火(トラッキング)する危険性があるのか?
    A 現状を確認。当初の配置予定ではLDKの空間を最大限利用する意図があり、出来るだけ端っこに蓄暖をくっ付けた経緯があります。蓄暖の機械は相当な重量があるので、設置後の移動はほとんど出来なくなります。
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    ホコリ対策では200Vの電源は直結しているので問題ないと思われますが、タイマーの電源が100Vの一般的な仕様であり、コンセントに差している状態。お客様との協議の結果、タイマーの電源コードを表側に移動させることになりました。
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    ホコリが溜まる事例では、自然に溜まる場合と蓄暖の特徴としての「吸気口から吸い込んだ空気を『内部の蓄熱レンガを通してから吐き出す』ことで温風を出す」仕組みであり、使用するにつれて吸気口にホコリが溜まっていく場合があるようですね。

  • 【結露】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    サッシ枠の状態を目視検査。結露の跡と思われる小さなカビが発生していました。
    リビング内には蓄暖がありますが、水蒸気を発生させずに室温が上昇するので湿度が低くなる(過乾燥)現象になります。お子様の健康を考えると、ある程度の湿度も必要なので、近くに加湿器がありました。
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    温風タイマーがきれた後、室温の低下とともにカーテン越し(室内空気の対流が遮断されている)でサッシの温度の低い部分が露点となって結露が発生したものと思われます。

  • 【換気計画】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    お家の換気計画のために下部が少し開いているリビングドア。冬期にリビングドアの下部から隙間風が入るか否かを確認したところ、今はつけていないが、隙間風防止用のスポンジを差し込んでおられたそうです。
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    リビングドアの下部が少し開いているのは、木部が季節や季候による湿度変化での伸縮対応(ドアの開けやすさ)もありますが、「計画換気」という法律に基づいて設計・施工されているためでもあります。

  • 【結露】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q 1階の蓄暖があるリビングでも結露が発生している。
    A お客様宅での暖房器具をお聞きすると、石油ファンヒーターは使っておられず、蓄暖とエアコンだけのようです。
    蓄暖は水蒸気を発生させない暖房器具ですが、過乾燥になる傾向があり、お客様の生活スタイル(室内干しや加湿器、呼吸等による水蒸気の発生)によって状況は様々です。
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  • 【計画換気】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    ほとんどの給気口は「閉じる」の状態。冬の寒い時期は、リビングの蓄暖でお部屋はとても暖かいのですが、「開く」状態だと冷気が給気口から隙間風のように室内に入ってきたので、あえて閉じているとのことでした。
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    Q リビングドアと床の間に隙間が開いているのはどうして?
    A 「計画換気」という法律に基づいて設計・施工されており、階段口や脱衣室の換気扇から室内の空気を排気して、各部屋の給気口から外気を取り入れています。
    お客様はこのドア下からの隙間風対策にシート等を購入して取り付けておられるそうです。ネットにもいろんな商品が出回っていますね。
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