点検ブログ

  • 【床下点検/床鳴り】2011年5月21日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町J邸)

    Q リビングで床鳴りがある。
    11_SJ5_床鳴り_01.jpg

    床下点検も兼ねて、床下にある鋼製束の増し締めをすることになりました。図面を見て、どの辺り?と事前打合せ☆
    11_SJ5_床鳴り_02.jpg11_SJ5_床鳴り_03.jpg

    鋼製束を増し締めしている様子。
    床上では床に体重をかけながら、床鳴りが改善されているかどうか?確認しています。
    11_SJ5_床鳴り_04.JPG11_SJ5_床鳴り_05.JPG11_SJ5_床鳴り_06.jpg

    床鳴り現象を改善し、床下からは砂田が出てきました。ごくろうさまです☆
    11_SJ5_床鳴り_07.JPG11_SJ5_床鳴り_08.jpg

  • 【床下点検】5月14日(土) 定期点検2年目(滑川市K邸)

    床下を照らす電灯。屋内で持っていると、とても眩しいですね。
    09_YK2_床下点検_01.jpg09_YK2_床下点検_02.jpg

    背中に敷いている車輪付きボードで配管を踏まないように気をつけながら・・・床下点検を実施。
    09_YK2_床下点検_03.jpg09_YK2_床下点検_04.jpg

    今回は床鳴り現象が確認されなかったのですが、起こり得る箇所とその周辺の鋼製束の増し締めをし、今後の床鳴りに備えました。
    09_YK2_床下点検_05.jpg09_YK2_床下点検_06.jpg

  • 【お家の定期点検での感想】4月16日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町M邸)

    今回の5年目点検でも、これといった異常はありませんでした。
    ただ、5年目ともなると、庇の無いデザインのお家では外壁面の汚れが気になってきます。
    12_OM_お家の点検_01.jpg12_OM_お家の点検_02.jpg

    点検現場では知人のお家での現象と比較して、「どうして我が家は?」と質問されることもあります。
    同じお家であっても、お家の外観デザインや屋根形状、外壁仕様、立地や周辺環境等々の違いがあり、全く同じ条件のお家はありませんが、建てた後のメンテナンス次第(メンテナンスし始める時期がとても大事)によっては、見た目(汚れ落とし)や部材が長持ちする傾向もあります。
    12_OM_お家の点検_03.jpg

    また、内部では生活スタイル(水蒸気の発生等)や使用頻度や使い勝手等によっても、メンテナンスの頻度は変わってきます。
    12_OM_お家の点検_04.jpg12_OM_お家の点検_05.jpg

    そこで、これまでの定期点検を振り返ってお家の中でのメンテナンス道具を考えてみました。DIYするにあたっての必需品と思われます☆
    ①ドライバー(ノブやラッチ受け、丁番の調整等)
    ②六角レンチ(丁番の調整)お引渡し時に附属品が多いと思います。
    ③コークボンド(クロスの隙間に充填)色の違いもあります。
    ④タオル(コークボンドやCRCの拭き取り)
    ⑤CRC・潤滑油(丁番の異音等)
    ⑥潤滑パウダー(潤滑油と違ってホコリが付きにくい)鍵穴等
    ⑦6尺程度の脚立
    12_OM_お家の点検_06.jpg12_OM_お家の点検_07.jpg

    さらに汚れ落とし、もっと楽に・便利に♪を追求していくと、挙げればキリがありませんが、まだまだいっぱいありますよね☆

  • 【床のキシミ/キッチン】12月15日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q 床鳴りがする。
    A 現状を確認。踏み込んでみると、床鳴り特有の「床下にある鋼製束が鳴る金属音」ではなく、床材自身の音であることが判明。まずは、起こり得る現象である今後の「床鳴り」に備えて、床下点検の際に床下で支えている鋼製束を増し締めしました。
    04_MT_床のキシミ_01.jpg04_MT_床のキシミ_02.jpg

    増し締めの後、床上から状態を再確認。きしみ現象が改善されなかったので、床材同士の間をカッターで切れ込みを入れました。
    04_MT_床のキシミ_03.jpg04_MT_床のキシミ_04.jpg

    今回の現象は、床上からかかる荷重(ヒトが歩く時の体重)によって、床材同士が擦れ合ってきしみが発生しています。カッターの刃幅ではありますが、溝(隙間)を少し開けることで改善される事例です。

  • 【床鳴り】8月24日(火) 定期点検5年目(滑川市M邸)

    Q 1階のリビングで床鳴りがある。
    A 現状を確認。床鳴りの音から判断すると、床下の鋼製束が緩んで鳴っている金属音であると判明。
    06_IM_床鳴り_01.jpg

    そこで、床鳴り対処も含めて床下点検を実施。床鳴りの該当箇所とその周辺の鋼製束を増し締めして床鳴り現象を改善しました。
    06_IM_床鳴り_03.jpg06_IM_床鳴り_04.jpg

    鋼製束は車を持ち上げるジャッキのような役割です。鋼製束が支えている木部は季節や天候での湿度の変化によって伸縮します。空気が乾燥している時には木部に含まれている水分が放出され、収縮(木のヤセ)して鋼製束との間に少し隙間ができます。そこで、増し締めという対処をしています。
    過乾燥により、ヒビ割れが生じることもありますが、お家を支える柱等には構造用の集成材が使われているので、全く問題無いと思われます。

  • 【床鳴り】7月15日(木) 定期点検5年目(富山市婦中町S邸)

    Q 床鳴りがある。
    A 現状を確認。床鳴りの音から判断すると、床下で床を支えている鋼製束が緩んで鳴っている金属音であると判明。季節や季候の変化による湿度の影響で、木部の伸縮が原因と思われます。
    03_SS_床鳴り_01.jpg03_SS_床鳴り_02.jpg

    そこで、床鳴り対処も含めて床下点検する事にしました。該当箇所の鋼製束の増し締め、周辺の鋼製束の調整も行ないます。
    03_SS_床鳴り_03.jpg03_SS_床鳴り_04.jpg

    一級建築士の岩見が床下にいる砂田に声を掛けている様子。床下では声が共鳴するようですね。これは床下に入った者しか分からないかも・・・(汗)
    03_SS_床鳴り_05.jpg

    床下から砂田が出てきました。手に持っている物は床下専用ボードで下に車輪が四つ付いています。スタッフの間では「コロコロ」とも呼ばれています。
    03_SS_床鳴り_06.jpg

    自動車整備工場等々でもよく使われているかもしれませんね。

  • 【屋根点検】6月19日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸)

    後日(6月25日)の様子です。屋根に上る記念にニッコリ笑って「ハイ☆チーズ♪」。点検の開始☆
    03_HT_屋根点検_01.JPG03_HT_屋根点検_02.jpg

    雨樋の詰まりもなく、問題ないと思われたのですが・・・
    03_HT_屋根点検_03.jpg03_HT_屋根点検_04.JPG

    ビスが外れかかっていたのを発見。増し締めしました。この数年の間での屋根雪等の自然環境による緩みであると思われます。
    03_HT_屋根点検_05.JPG03_HT_屋根点検_06.JPG

    今日はとても良い天気だったのですが、照り返す熱気が屋根の上では思った以上に暑かったようで、砂田の額から流れ落ちる汗が屋根に落ちてもすぐに蒸発するくらいの天候でした。

  • 【床鳴り/床下点検】3月18日(木) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q リビング、洋室に床鳴り(鋼製束の金属音)がある。
    05_M_床鳴り_0105_M_床鳴り_02

    鋼製束が支えている木部は空気が乾燥すると内部に含まれている水分を放出(調湿作用)する事で収縮し、そこに隙間ができます。その床上をヒトが歩く荷重によって鋼製束の音が鳴る仕組みとなります。
    そこで、床下点検の際に床鳴りがある箇所を支える鋼製束の増し締めを実施。
    05_M_床鳴り_0305_M_床鳴り_04

    懐中電灯と六角レンチを持って行なっています。この画像から様子が分かりますか?

    ここで、金属音のする特定箇所を増し締めしても周囲の床にも影響が及ぶ可能性もあるので、再度、周辺の床鳴りする箇所を調査。
    05_M_床鳴り_0505_M_床鳴り_06

    床上と床下では音の響き方に違いがあり、聞き取りにくい床下空間。設計士の舘が「※※から○尺」という床上からの大きな声での誘導が功を奏して迅速に改善完了。
    05_M_床鳴り_0705_M_床鳴り_08