点検ブログ

  • 【壁クロス】2011年7月23日(土)お家の点検5年目(富山市O邸)

    リビングや居室等にクロスのヒビ割れや浮き等を発見。クロスの下地材であるボードのジョイント部分やお部屋のコーナー部分は年月の経過(経年変化)で隙間やヒビ割れ等が発生しやすくなります。クロスはビニール製であり、年月の経過とともに次第に硬化すると、下地材が湿度変化(季節の変化や天候)による伸縮(木部の調湿作用)に追随できなくなってヒビ割れや隙間等の現象が起こります。
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    クロスの保証は2年目で切れていますが、今回は点検スタッフが点検現場に携帯しているコークボンドで、出来る範囲になりますが、目立たないようにコークボンドを充填して補修することになりました。コークボンドを出して指でなぞり、タオルで吹き上げて、均等になじむように工夫しています。
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  • 【床下点検】2011年7月23日(土)お家の点検5年目(富山市O邸)

    Q トイレにアリがいた。ドコから入ってきたのか?
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    床下点検も兼ねて、蟻道の形跡があるかどうか?も含めて検査することになりました。床下点検口は和室にあります。畳を上げてカバーを取ると断熱材が入っており、これを取ると進入口があります。
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    今回は通称コロコロ(ボードに車輪が付いている)が無かったので、汚れ防止の為にカッパを着ています。お客様宅は基礎パッキン工法で通気性が良くなっています。
    汚れ防止?床下はコンクリートなのに?と不思議に感じられるかもしれません。通気性が良いということは、基礎パッキン(小さな通気口)からは小さな虫(周囲の環境による)も進入してきますし、虫の死骸やクモもいます・・・(汗)
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    ほふく前進で進んでいます。近年の住宅は床下がコンクリートですが、昔は砂利や土がほとんどだったそうですね。砂利だと進むのに大変苦労しますし、砂利が体を突いて手や足、背中などがとても痛くなるようです(大汗)
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    ひと通りの点検が終わり、無事に?帰ってきました☆おかえりなさい♪
    お客様が気にかけていたアリの進入形跡もなく、特に問題はありませんでした。
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  • 【結露】2011年7月23日(土)お家の点検5年目(富山市O邸)

    Q 冬の間、玄関ドアがビチャビチャになっていた。
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    A 冬の暖房器具をお聞きすると、リビングでは石油ファンヒーターを使っておられたご様子。灯油が1ℓ燃焼すると水分が1ℓ発生する事を説明。
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    玄関ドアに結露が発生するのは、リビングドアの開閉で石油ファンヒーターによる湿った暖かい空気が玄関ホールに移動し、玄関内で冷やされて露点になり、結露していたものと思われます。お客様も仕組みを納得されました。
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    お客様は調理器具をガスからIHに取り替えられていたそうで、調理時(ガスの燃焼)の水蒸気の発生はほとんど抑えられますが、お家には展示場と違って、住まうご家族がいて生活されていますので、生活スタイルによる水蒸気の発生は避けられないと思われます。
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  • 【お家のアフターメンテナンスとして、お客様と第一歩】2011年7月23日(土)お家の点検5年目(富山市O邸)

    今回は5年目点検。
    外回り点検では・・・
    点検枡(雨水枡、汚水枡)や外壁の塗面、コーキングの弾性、屋根等々。
    自然環境や立地条件等の影響による経年変化(劣化等)について検査しています。
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    室内の点検では・・・
    玄関ドアや室内ドア(開き戸、引き戸、吊り戸)の開閉でドライバーを使った調整、コークボンドによるクロスの隙間等を目立たないようにすること、お客様からの質疑応答等々、ご家族が生活されることによる建具等の経年変化(消耗・摩耗等)について検査・対応しています。
    点検スタッフにはちょっと大変かもしれませんが、小屋裏(天井裏ですが、夏場はサウナ状態・汗)や床下(移動が苦しい・汗)の状態も検査します。
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    こうしてひと通りの点検作業が終わり、点検表には結果や過程等を記入しています。次回の10年目点検では1年目、2年目、5年目の流れがひと目で分かると思います。
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    新居に住まわれる際に、弊社担当スタッフからの「経年変化等によって、起こり得る現象や事例等」のひと通りの説明はありますが、お家が新しい時はその後の状態なんてなかなか想像できません。一般的にはアフターメンテナンスよりも新生活に考え方が傾くのは仕方がないと思います。

    これは「住まいの管理手帳」です。記事の説明をしながらお渡ししている様子。
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    これをひと通り読むと、お家に関する仕組みや現象・事例等のほとんど分かるかと思います。
    「普段何気なく使っている建具って、実はこういう仕組みなんだ!」や「そっか、だからこうなるんだ!」、「だったら、こうすれば良いんだよね!」等々、この発見・気づきが第一歩になりますよね☆

    そしたら、第二歩って・・・?
    それは、コークボンドや潤滑油(CRC)、ドライバー等をホームセンターで買う行動になります♪
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    この続きは・・・本ブログの他の記事にて☆☆☆

  • 【K邸の紹介】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)
    所要時間 9:08~10:48 晴れ
    スタッフ 大矢、渡辺

    【K邸の紹介】
    玄関アプローチ。前面道路と玄関までの間の距離。点検現場では様々なレイアウト(顔?演出?)でお客様をお招きしている様子が伺えます☆
    今回の現場では乱形石が玄関に向かってカーブを描いて敷き詰められ、周囲には白い砂利。そして円状の茶色の植木スペース☆☆
    「和」の感性が光っています☆☆☆
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    玄関は壁一面が人工石です。何か懐かしい気持ちにもなります。
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    また、カーポートの土間には、ちょこんとお花が植えられるスペースがあります☆
    車を止める場所にもお家の雰囲気・お客様の心配りが現れる場所ですね♪
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  • 【点検枡】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。枡底には泥等の溜まりは少ないようでした。周辺環境(お家の立地条件)を見ると、田畑や大木からの泥や枯葉等が風に乗って飛んでこない環境であると思われます。
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    [汚水枡]
    キッチンからの排水が通る箇所では白いラード状の油脂等が少し溜まっていました。そこで、お客様にも見て頂き、ホース(先端をつまんで水圧を上げる)の水流で洗い流して頂くようお願いしました。
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    油脂等が管内に溜まる原因とは?
    キッチンでの洗い物の際に、洗剤に含まれる界面活性剤が皿等に付いた油分を分解しますが・・・。
    (一般的な台所洗剤は油の固まりが大きいまま分散し、界面活性剤が油汚れを包み込んで落とす)
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    でも、排水して配管を通る際には分解した油分(洗剤に含まれる脂肪酸に包まれた油)が電子化作用で分離(油の保護皮膜が裂ける)することで、管内にくっ付いて溜まっていく現象になるようです。
    (参考/2011年5月23日、定期点検5年目富山市K邸、汚水枡)
    (参考/http://douryokusha.jp/html/by_sub/shousai.pdfより引用)