Q 先日、白いオブラード状でゴミのようなものが木部から垂れ下がっていた。
A この白い物体はクロスの糊です。引渡し時には十分に検査をしていますが、表面に浮き出てくるという「完全に乾燥した状態」になるのは数年経過した頃になってしまいます。
濡れ拭きで掃除すると再接着してしまうので、乾拭き雑巾で落とすようお願いしました。
Q 磨いてキズを付けてしまった。何とか元のような状態に戻すことは可能か?
A 現状を確認。仕様は人工(人造)大理石(※1)。光の反射で表面のキズが分かります。
※1 ステンレスとは違った温かみがあり、お洒落で見栄えが良い等の利点がありますが、熱に弱く、細かなキズが付きやすい等の欠点もあります。
素材仕様ではアクリル樹脂系、ポリエステル系等があります。
日常の使い勝手等で表面の光沢にムラが生じた場合、耐水サンドペーパーの400番、600番、800番を順番に使って少しずつ広範囲を磨いていくことで、光沢のムラが目立たないようにして「ぼかす」ようです。
仕上げにはクリームクレンザーや中性洗剤をスポンジかナイロンタワシに付けて全体を磨く方法があるそうですね。
(デュポン/http://www.dupont-corian.net/happy/living/marble/index.htmlより抜粋)
建て付け等の不具合で困った時に「家のメンテについて本当に真剣に考えるものだね!」というお客様の、実体験からのお言葉。
様々な点検現場でも、「不具合に直面した時に、あれこれと解決方法を探したりしている」という現場での声をよく耳にします。
点検スタッフの点検結果と対応策等の説明をひとつひとつ噛み締めて聞かれている、お客様の姿を見ていると、住宅の定期点検・訪問が大きな安心感になっているのかが強く実感できます。
お客様宅では、奥様が新築時よりもキレイに、そして丁寧に愛情を込めて掃除しておられる雰囲気が漂っていました。
お家の内部・外部ともに、経年変化等で起こり得る現象は数多くあり、建築のプロであっても分からない事も多いのが本音だと思います。
お客様と一緒にメンテナンスを考えていく事、改めてスタッフの心に刻まれたようです。