点検ブログ

  • 【扉の開閉方向】2月19日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    Q この部屋の室内空間を有効に使う時は、「内開きよりも外開き」のほうが良かったのでは?
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    A 現状を確認。この部屋は下りの階段がすぐ横にある間取りです。プラン当時は「扉を開けた時、階段から上って来る人に当たって危険」という配慮でしたが、お客様が住まわれて5年の歳月が経過。今回のお話では「空間の有効利用」を優先的に考えておられました。

    開く向きを変える場合は、扉の丁番の取替えや移設後のビス穴が目立つ事が予想されますが、お客様は「多少のキズは気にしない。とにかく低予算で抑えて欲しい」と、部屋の実用性を重視されていました。
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  • 【クロスの隙間等】2月12日(土) 定期点検1年目(富山市婦中町T邸)

    クロスのめくれや隙間等を発見。コークボンドで目立たないように補修している様子です。
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    足場にしている脚立の脚底には軍手がはめてありました。逆立ちしているみたいで滑稽ですね(笑)

    コークボンドを充填し、はみ出た箇所をタオルで拭き取っています。
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    タイルと棚板との間の目地が開いている箇所にもコークボンドで補修です。紫色のテープはキレイに仕上がるように補修ラインの道を開けたものです。
    [補修前]         [補修後]
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    コークボンドが乾燥した後にテープを取り外します。

  • 【ドア枠】1月29日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q ドア枠がよく外れる。
    A お客様の前で実際に枠材を取り外して、現状を再確認。
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    当初、お客様は外れないようにして欲しいとのご要望でしたが、「なぜ外れやすいのか?」を改めて説明(※1)しました。お客様は理解・納得されて、このままの状態で良いとのことになりました。
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    ※1 万が一のドアを外す大がかりな工事に備えて、ドア枠の内側にはドア本体を取り外せるようビスが打ってあり、これを覆い隠すように枠材(戸当たり)がはめ込みされています。

  • 【クロスの隙間】1月24日(月) 定期点検2年目(富山市T邸)

    クロスの突け合わせ部分に発生した隙間。季節や天候、室内外の湿度変化で下地材が伸縮することで、表面に貼ってあるクロスが動いているように見える現象です。
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    隙間のある箇所はコークボンドを隙間に充填して目立たなくします。
    今回は永原(営業)も挑戦しました。チューブ状になっているので、そのままギュッと握って注入し、はみ出た箇所はタオルで拭き取ります。
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    一方、大矢(工事)は高い箇所(階段口のコーナー)にコークボンド補修をしています。曲芸に近いポーズで危ないようですが・・・(大汗)
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    コークボンドを充填する前後の画像です。隙間が埋まっている様子が分かりますか?
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  • 【クロス】12月15日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q クロスに隙間がある。
    A 現状を確認。季節の変化や室内外の湿度変化等によって下地材(木部)の伸縮して、クロスにも変化(隙間)が出てきた自然現象です。新築されたお家では起こり得る事例のひとつでもあります。
    [リビング]
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    [2階寝室]
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    これらの現象を完全に防ぐことは難しいのですが、施工面では起こり得る現象に備えてコーナー部分のクロスは「切る(※1)施工」を施しています。そして切った箇所の上には下地が目立たないようにコークボンドが注入されています。

    ※1 点検スタッフの間では「切る」と言っていますが、コーナーの垂直面(谷)に合わせてクロスを突き合わせるような貼り方になっています。

  • 【開き戸の隙間風防止】12月15日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    [リビング]
    開閉テストをしていると、少し床に擦れている感触があったので、ドア底部の状態を検査。
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    スポンジ状のアイテムが底部に貼り付けてありました。床下から冷気が進入(隙間風?)するのを防いでくれるアイテムですね。
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    [2階書斎]
    ドアの底部にはリビングドアと同様のアイテムが貼りつけてありました。事情をお聞きすると、この部屋は唯一の喫煙できる空間。タバコの臭いが外(廊下等)に漏れないようにした配慮だそうです。
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    ドアの下に隙間が開いているのは、お家の換気計画(室内空気の循環)を考えてのことであり、隙間を埋めるのは推奨していないのですが・・・(汗)
    寒い時期等、「住まう立場」になって考えてみると、お客様のお気持ちはよく分かります。

  • 【換気システム】12月15日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    1階、2階ともに全ての給気口は「開く」の状態でしたが・・・
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    洗面脱衣室にある排気口(換気扇)の電源はOFFになっていました。スイッチには「常時換気」とシールが貼られていますが、寒い時期は外の冷たい空気が給気口を通って入ってくるのでONにするのはやっぱりイヤかもしれないですね(汗)
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  • 【火災報知器】11月17日(水) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    火災報知器が取り付けてあるのを発見。「1個あったから取り付けてみた(笑)」と、お客様。階段口に取り付ける場所は、出火時の避難経路の状態確認として、階段口の天井付近になっています。
    また、1個だけではなく、寝室となる箇所にも取り付け義務があります。
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    そこで、具体的に取り付ける位置をお知らせし、後日見積書を提示する事をお約束。お客様は警報信号を無線で飛ばせるものがあれば良いとのご希望でした。
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    無線式の場合は、各寝室に取り付ける「火災センサー」が感知すると、異常を無線で集中警報盤に送信され、大音量の警報音が鳴る仕組みです。また、携帯電話への通知も可能なようですね。

  • 【クロス】11月13日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)

    クロス(壁紙)の剥がれが数箇所ありました。
    砂田がコークボンドや道具を使って目立たないように補修している様子です。
    [隙間をめくって、コークボンドを注入]
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    [はみ出たコークボンドをタオルで拭き取り、ローラーで押さえ]
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    ビフォー・アフターを比べてみても、どこが剥がれていたのか分からない状態ですね☆

  • 【クロス】11月6日(土) 定期点検2年目(立山町I邸)

    Q クロスに隙間がある。
    A 現状を確認。2年目点検でクロスの保証が終わるので、全室のクロスの状態を確認し、後日に目立たないようにコークボンドで補修する事をお約束。
    [コーナー部分]
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    季節の変化、室内外の湿度変化、天候等で下地の木部が伸縮して壁紙に変化が起きる現象です。表面上は「クロスに隙間」と見えますが、下地の動きに合わせてクロスが追随している状態となっています。
    コークボンドの耐用年数は約2年。白くプチプチと見えるのは、月日が経つにつれてコークボンドが硬化することで弾力性が弱くなり、下地の動きに合わせて伸縮しきれなくなった跡と思われます。
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