点検ブログ

  • 【屋根点検】2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    点検当日は、屋根に雪が積もっていましたので、2月26日(木)に実施しました。
    03_K_屋根点検_0103_K_屋根点検_02

    お客様は「留守でも点検して欲しい」とのご要望でしたので、当日はスタッフだけで検査。天窓の周囲に枯葉が挟まっていたので、取り除きました。
    03_K_屋根点検_0303_K_屋根点検_04

    北側の雨樋には枯葉や土が溜まっていました。
    03_K_屋根点検_0503_K_屋根点検_06

    とりあえず、樋に雨水が通るように・・・
    03_K_屋根点検_0703_K_屋根点検_08

    周囲の環境を調査。近くに大木がありました。北西からの強風に乗って枯葉や落ち葉が積もったものと思われます。
    03_K_屋根点検_09

    雨樋からの雨水の流れを追ってみました。
    横樋の雨水が集水器に集まって縦樋を通り、地中へ。
    03_K_屋根点検_1003_K_屋根点検_11

    雨水枡の内部です。樋からの雨水が流れ込んでいます。特に異常なしです。
    03_K_屋根点検_12

    最後に側溝に流されています。
    03_K_屋根点検_13

    (参考/2008年11月17日富山市M邸2年目点検、排水について)

  • 【屋根点検】12月18日(木) 定期点検5年目(富山市T邸)

    当日は雨で屋根瓦が濡れていて点検できなかったので、当日の夜に週間天気予報で晴れの日を探し、お客様へスケジュールの調整をして頂きました。24日(水)に実施です。
    02_T_屋根点検_0102_T_屋根点検_02

    瓦を押さえる釘(スクリュー型)が自然環境(屋根雪等)の影響で浮いている箇所が多数あったので、ハンマーで増し打ちしました。下の写真は釘が浮いている様子です。自然環境がいかに大きな影響力をもっているのかを垣間見た瞬間です。
    02_T_屋根点検_0302_T_屋根点検_04

    これがスクリュー型の釘(宮本の道具箱に入っている物)です。普通の釘と違って、抜けにくくなっています。
    02_T_屋根点検_05

  • 【屋根点検】12月13日(土) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    屋根に上って点検を実施。屋根材はコロニアル仕様です。
    北側の2枚が割れて、4枚にヒビが入っていました。雪が積もり残って加重がかかったものと思われます。
    01_Y_屋根点検_01

    コロニアルの下には防水の役目がある、アスファルトルーフィング(※1)という防水シートが敷いて(貼って)ありますが、コロニアルが割れて、露出した防水シートが紫外線や風雨を浴び続けるとシート自体の経年変化(劣化等)が速くなり、水が浸入すると屋根の中にも入ってしまうことも。

    ※1 厚手の紙やフェルト等にアスファルトをしみ込ませ、さらに覆うようにアスファルトを塗り、粘着防止のために粉末にした雲母(※2)や粘土等を塗布してシート状にした製品。

    ※2 雲母(鉱物の一種)は剥がれやすく、電気や熱を通しにくい性質があります。

    また、屋根の側面にある板金が経年変化でこげ茶色から茶色に色あせていました。素材は板金で塗装を施してありますが、塗膜が劣化してくるとサビの原因にもなります。

    そこで、部分的なコロニアルの取替えと板金塗装のご提案をし、後日見積書を提示する事になりました。

  • 【お家のメンテナンスについて】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q 屋根材はコロニアル仕様。「10年目を目安に表面に防水塗装を施したほうが良い」とあるが、防水塗装をしなかったら、雨漏りの可能性があるのか?
    A 屋根材(仕上げ材)表面の色あせと雨漏りとの直接的な関係はないようですが・・・。
    でも、自然環境等によって表面の防水効果(耐候性)が次第に落ちてきたり、屋根雪が凍結し、地面に落ちる時に仕上げ材の表面を傷つけたりすることもあるそうで、その傷ついた部分から水分を吸収するようになります。
    08_T_メンテ_01

    これが冬場では、水分の凍結(体積が1.1倍に膨れる※2)や解凍の繰り返しでヒビが入りやすくなり、太陽の紫外線の影響も合わさって、更に劣化のスピードが速くなると、防水シート(アスファルトルーフィング)が露出してしまう可能性もあります。

    ※2 ペットボトルの飲料を凍らすと、容器がパンパンに張ってしまいますね。

    防水シートは風雨によって破れたり、飛んだりします。また、直射日光にさらされれば熱で溶けたりすることもあるようで、これを保護する屋根材の定期的なメンテナンスが必要となってきます。
    08_T_メンテ_02

    したがって、仕上げ材を保護しないと最終的には雨漏りに結びついてしまうようですね。
    (参考/2008年12月13日富山市U邸2年目点検、屋根点検)

    また、外壁のコーキングの劣化等が速い箇所は、日当りが強い「南側と西側」で、紫外線等による経年変化になります。防水シートを外壁材が保護しているという構造は、屋根の仕組みと似ていますね。
    08_T_メンテ_03

    (参考/2008年11月14日富山市Y邸2年目点検、外壁)

  • 【屋根点検】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市U邸)

    屋根点検を実施。特に異常はありませんでした。
    02_U_屋根点検_0102_U_屋根点検_02

    お家の屋根はコロニアル仕様。屋根材が色あせても雨漏りの直接的な関係はないのですが、耐候性を保つ為に10年目を目安に、表面に防水塗装を施したほうが良いと思われます。
    太陽光の紫外線ってお肌にも悪いのですが、お家にも少しずつ悪影響を与えているようですね。
    02_U_屋根点検_03

    また、雨漏りを防ぐ部材としては「スレート瓦(コロニアル)」でなく、その下に敷かれたアスファルトルーフィング(防水シート)となっています。この「防水シート」に異常が無ければ、雨漏りの心配は無いと思われます。
    「瓦やスレート等の屋根材」というのは、防水シートを保護する為に、上に載っているイメージですね。
    (参考/2008年8月28日富山市K邸2年目点検、屋根点検)

  • 【屋根点検】12月12日(金) 定期点検5年目(富山市M邸)

    点検当日は、残念ながら雨でしたので、週間天気予報を見てお客様へスケジュールの調整をお願いし、16日(火)に実施。
    冬場の貴重な晴れ間です。吸い込まれそうな青い空がとっても印象的です☆
    01_M_屋根点検_01

    お客様宅の屋根材はコロニアル仕様です。特に異常はありませんでしたが、釘の増し打ちを実施。
    お客様も長ハシゴに上がられ、屋根の様子や雨樋を注意深く観察されていました。
    01_M_屋根点検_0201_M_屋根点検_03

    屋根材表面の彩色(防水塗装)部分の劣化等が目立ってくれば、塗り直しして防水効果を高めることで素材が長持ちするようですね。目安は10年目(自然環境等にもよる)が良いかと思われます。
    防水処理が劣化してくると屋根材が水分を吸収するようになって、素材の劣化が速く進行します。
    また、北陸は雪国。屋根雪が凍って、表面を傷つける(防水塗膜を剥がす)事例もあるようで、傷口部分からの劣化もあるそうですね。

  • 【屋根点検】11月17日(月) 定期点検2年目(富山市M邸)

    お客様の点検時間のご希望は夕方以降でしたが、夜には屋根点検ができないので、残念ながらお客様の立会いはありませんでした。そこで、スタッフだけで昼間に屋根へ登って点検。
    お家の屋根はAT横葺き仕様となっています。
    屋根材の基材はガルバリウム鋼板。アルミと亜鉛の合金メッキ鋼板で長期的な耐食性があり、亜鉛鉄板よりも3~6倍の寿命があるそうです。
    (参考/2008年8月21日富山市K邸2年目点検、屋根の仕様)
    (参考/2008年8月28日富山市K邸2年目点検、屋根点検)
    01_M_屋根点検_0101_M_屋根点検_02

    屋根勾配が少し急な斜面だったので、少々手間取りましたが、全ての検査を実施しました。
    雨樋の詰まりもなく、屋根雪や雨水が集中する谷の部分も異常はありませんでした。
    01_M_屋根点検_0301_M_屋根点検_04