一般的にお客様は、汚れている箇所に対して掃除をしたり、汚れを防止する為にワックスをかけたり、等々を実施しておられます。
日頃のメンテナンスへの心配りの効果を実感できるのは、やっぱり数年後ですね。新築時は当然ですが、新しく感じます(新築ですからね・笑)。でも、住み始めて5年経過したお客様宅を訪問しても新しく、いや、それ以上に感じるのは、お客様のお家への愛着がとっても感じられるからかもしれませんね。
10月18日(土) 定期点検5年目(富山市I邸)
所要時間 16:00~17:40 晴れ
スタッフ 砂田、坪島、長澤、川上
協力業者 同行なし
【I邸の特徴】
二世帯住宅で和風のI邸。すごく気分が落ち着くのは気のせい?木のせい?
ご主人は手先が大変器用な方で、家の事はなんでもなされるそう。ステキなご主人でした☆
お客様がご自身で、住宅用の火災報知器を取り付けておられました。
お客様曰く「だって法律(消防法)で決まったのでしょ?(笑)」
ヒモを引っ張ると「正常です」としゃべります。煙を感知すると「ぴゅー」という音が鳴るそうです。
ご存知の方もおられると思いますが、新築住宅の住宅用火災報知器の設置が平成18年6月1日から消防法で義務化されました。新築ではない既存のお家でも各市町村条例により平成20年6月1日から平成23年6月1日の間で設置義務の完了期日が定められています。
[なぜ設置するの?]
火災で発生する煙を感知し、警報音を鳴らして、火災を早期に知らせてくれるものです。住宅火災で亡くなられている6割以上が、就寝中の「逃げ遅れ」が原因のようで、年間の火災での死亡者数が全然減っていかないそうです。
火災報知器は、寝ている時の火災を知らせるもの。煙を吸って亡くなられる方が多く、その中でもお年寄りの死亡率が大変高いとのこと。諸外国で火災報知器を導入したところ、死亡率が減少した為、日本でも取り入れられた経緯があるようですね。
[設置場所は?]
設置場所は寝室であり、2階にも寝室がある場合は、階段の上部にも設置が必要となっています。
取り付け位置は、天井または壁になります。
1階に寝室がある場合は、玄関や勝手口、窓からの脱出が可能ですが、2階の場合は階段を下りる必要がありますので、煙が階段に充満する前に警報音を鳴らすものと思われます。
また、台所など(設置義務はありませんが)にも自主的に設置されると、さらに安全ですね。
ただ、台所の場合、魚を焼いたり、炒め物等を調理していると、焦げたりして煙が出る事もあります。
そうすると煙感知器だと誤報が多くなってしまうので、熱感知器が推奨されています。
具体的な取り付け位置では・・・
[天井の場合]
煙感知器の中心を壁から60cm以上離し、梁がある場合は、梁から60cm以上離して取り付けます。
[壁の場合]
天井から15cmから50cmの範囲に煙感知器の中心がくるように取り付けます。
また、エアコンや換気口の噴出し口付近では、1.5m以上離します。
[購入は?]
住宅用火災報知器には、「煙」を感知する煙感知器と「熱」を感知する熱感知器の2種類があります。
今回の消防法で義務付けされたのは、煙感知器です。
消防用品店や電器店、ホームセンターなどで購入できます。目安としては、日本消防検定協会の鑑定マークである「NSマーク」が付いたものを選びます。
(高崎市等広域消防局より抜粋/http://ted.city.takasaki.gunma.jp/shoubou/yobo/jyutaku.htm)
なお、弊社でも購入や取り付けを取り扱っています。
不明点等がありましたら、お気軽に弊社へご相談してくださいね。
断熱材がしっかりと敷き詰められており、特に異常はありませんでした。
どうして御幣には「オカメ」が付いているの?
私個人の思い込みで、ヒョットコとオカメは祭事の象徴で、上棟式は祭事だからオカメがついた御幣なんだと単純に思っていました。
[オカメの物語](ウィキペディアより抜粋)
鎌倉時代初期のお話。大報恩寺の本堂(千本釈迦堂)を造営する際に、大工の棟梁であった高次が「代わりのない柱」の寸法を切り誤って困っていました。これを見た妻の「オカメ」が「枡組みを用いたら?」とアドバイスして、無事に竣工させる事が出来ました。オカメは「女の提案で高次が大任を果たしたと知れては・・・」と上棟式を待たずに自害。
高次は妻の冥福を祈り、オカメ塚を建て、オカメの名にちなんだ福面を付けた扇御幣を飾りました。
その後、大工の信仰を得るようになり、上棟式にはお多福の面を付けた御幣が飾られているそうです。
破風板の塗装が年月の経過による経年変化(自然環境等による劣化)で剥がれてきていました。
お客様は「冬に塗装をする」と言っておられました。それは、「養生しなくても良いし、落ちても下に雪があるので、危険ではない。」と・・・
一時は、弊社にて塗装工事を承りましたが、結局、「自分の家は自分で!」と、お客様がご自身で施工されることになり、塗料は「耐久性」に優れた物を選んで頂くようにお願いしました。
※1 破風板とは、建築物への雨の吹き込みを防ぐものです。素材が木の場合は、表面の塗装が劣化すると水分を吸収して腐食の原因にもなりますので、既存の塗装を剥がして、再塗装し表面に塗膜を作ることが必要と思われます。
塗装材には合成樹脂ペイントやウレタン樹脂、シリコン樹脂塗料があるそうで、耐久年数や塗装面積等によって、価格帯も違うようですね。
10月16日(木) 定期点検5年目(射水市N邸)
所要時間 13:00~13:45 晴れ
スタッフ 石丸、広野、坪島、渡辺
協力業者 同行なし
【N邸の特徴】
店舗兼住宅のN邸。外装がとってもオシャレ☆
ご主人自身でドアストッパーを取り付けたり、お孫さんの危険防止の為に木製の囲いを製作される等、手先も器用でNさま仕様のお家になっていました。
私もこんなふうに何でも出来る旦那さんを見つけたいな♪