点検ブログ

  • 【外壁のコーキングについて】2012年6月19日(火)お家の点検5年目(富山市八尾町I邸)

    防水塗膜の劣化への対応やコーキングの打ち直しについて。立地条件や周辺環境、外壁の仕様等にもよりますが、一般的には建築後15年を目安に防水塗装の塗り替え、同時に外壁同士の間にある弾性コーキングの打ち直し等の工事が発生します。10年目点検でも各部材の検査はするのですが、今後の改装計画として考えて頂くようお願いしました。
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    コーキングが紫外線や風雨等で劣化(硬化)すると、次第にその箇所からの雨の進入が考えられますが、下地に防水シートがあるので直接的には雨漏りの心配はありませんが、放置しないことが大切です。
    [北西側]         [南東側]
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  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2012年6月22日(金)お家の点検2年目(富山市K邸)

    基礎の表面の化粧モルタルに少しヒビ割れがあるのを発見。ヒビ割れは気温変化によって起こり得る現象のひとつとなっています。化粧モルタルの厚みが薄い分、起こりやすいのかもしれませんね。
    [建物右面/北側①]
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    [建物右面/北側②]
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    構造的には全く問題ないのですが、見栄えが気になってしまうこともあります。その場合は目立たないようにヒビ割れ箇所に粒子の細かなハイモルタルを上塗りするのですが、経年変化等の影響で周囲の色と比較すると逆に補修跡が目立ってしまう事例もあります。お客様との協議の結果、特に影響が無いということで、そのままにすることになりました。
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  • 【雨垂れ】2012年6月22日(金)お家の点検2年目(富山市K邸)

    雨垂れの状態を確認。軒の出がほとんど無い仕様・デザインです。雨が当たったり、太陽の紫外線の影響等もあってか、サッシ枠からの雨垂れが目立っていました。
    一方、雨垂れ防止機能のあるベンドキャップからは特に雨垂れは目立っていなかったものと思われます。
    [建物左面/南側]
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    [建物右面/北側]
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  • 【雨樋の確認】2012年6月22日(金)お家の点検2年目(富山市K邸)

    雨樋の固定金物の状態を確認。少し外れかかっていたので、再度取り付け直しました。屋根雪の落雪にともなって樋の固定にも何らかのチカラが加わったものと思われます。
    [南西側]
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    お客様が施工されたサンルームの樋が外れていたのを発見。取り付け直しました。
    [南側]
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  • 【クロスの隙間等】2012年6月22日(金)お家の点検2年目(富山市K邸)

    築2年。クロスの変化はほとんど見受けられませんでしたが、一部にクロスの浮きがありました。
    [2階居室]
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    建築工法は地震に強い2×4(ツーバイフォー)です。2×4工法での他の点検現場の事例を見ていると、階段口の壁面で下地ボードのジョイント部分でのクロスの「浮き」現象が目立っている事例が多かったのですが、お客様宅ではそのような現象はありませんでした。
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    クロスを大きく貼る施工でなく、途中で切る(廻り縁を入れる)方法が良かったものと思われます。デザイン的にもマッチしていますね。
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  • 【引き戸が完全に最後まで閉まらない】2012年6月16日(土)お家の点検1年目(高岡市N邸)

    Q 3枚引き戸のうち、和室側の引き戸が完全に最後まで閉まらない。
    A 現状を確認。
    [LDKと和室の間]
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    まずは、ドライバーで扉の台車(上下)を(高さ)調整してみましたが、改善されませんでした。
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    そこで、扉をいったん取り外して、扉の上部にある扉を閉める時にブレーキを効かせる部分を左右にスライドすると、少し改善されてきました。
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    最後は引き戸の桟の上部にメーカーから支給された部品を取り付けして完了。この現象は建材工場の生産ラインに何らかの障害(メーカークレーム)があって、そのラインで生産された一部の引き戸に起こり得る現象だったようですね。
    安全面では全く問題はないのですが、機能的な面でユーザー側からの苦情(最後まで完全に閉まらない)が相次いでいたそうで、メーカーの調査の結果、判明したとのことです。
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  • 【換気扇のスイッチ】2012年6月16日(土)お家の点検1年目(高岡市N邸)

    換気扇の状態を確認。洗面脱衣室の換気扇が反応していない(運転ランプが消えている)状態であり、大矢が不思議に思い、カバーを外して側面のスイッチを確認するとOFFになっていました。
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    慌ててスイッチをONにして換気扇を運転させました。この換気扇は湿度感知の機能が付属している仕様であり、ONと同時にフル回転し始めました。
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    お客様曰く、「小窓の周囲の壁クロスが少し湿っていたので、いつか聞こうと思っていた(笑)」
    お客様との話では、引渡し以降にブレーカーが落ちる現象は無かったようで、最終的には大矢の確認不足ということでした。でも、不思議なことに笑いにも似た調子で盛り上がりました♪これもお客様との関係が良好という証なんでしょうね。
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